私の都政報告(5)今夏のオリンピックは中止するしかない   

 清瀬市と東久留米市でおこなったオンライン都政報告会で私が報告した内容を連載で掲載しています。5回目は、「今夏のオリンピックは中止に」です。

重要になってきたオリンピック開催問題
「この夏の開催は中止を」 共産党繰り返し訴える


 コロナ禍のなかでいま、とても重要になってきているのがオリンピックです。「今夏のオリンピックは中止を」ということで、私たち共産党都議団は2月~3月の議会ももちろんですけれども、徹底してこのことをいい続けていまして、東京都への申し入れも繰り返し行っています。
 オリンピックはそもそも平和と友好の祭典です。どの国でも、どんな小さな国でも、誰もが参加したいと思えば集まれる、そういうなかで開かれるものです。しかし、世界的にコロナが大変な問題になっていて、しかもこの日本、さらに東京では、深刻な状況になっている。ここで開催するというわけにはいかない、ということだと思います。

五輪後の市町村総合体育大会は中止に
五輪の見直しがないこと自体がおかしい


 実は、オリンピックの後に、9月から10月にかけて東京都市町村総合体育大会というのがあるんですけれども、この大会は関係者のみなさんが協議をして、中止を決めています。オリンピックの後ですけれど、もういまの感染の状況では選手やスタッフの健康を守れないと。だから一生懸命準備をしてきた人たちには申し訳ないけれども、苦渋の決断だけれども中止します、という判断をしています。
 それより前におこなわれる、しかもものすごい暑さのなかでおこなわれるオリンピックについては、ぜんぜん見直しがないなんていうのはやっぱりおかしいことで、私たちは本当にあらためて中止を求めています。

人の流れを抑えるといいながら
大きな流れになる五輪をやる矛盾


 国も東京都も盛んに「人流抑制」という言い方をします。私、この言葉、あんまりいい言葉じゃないと思います。でも少なくとも人の動き、流れを本当に、大きな移動とか、そういうものが起きないように考えていくということはすごく大事なことです。そうであれば、オリンピックほど大きな流れになるものはないわけで、どんなに無観客だといっても選手やスタッフは来る、さらにそこに医療機関の人まで動員されるということまでいわれていて、ボランティアも募集されています。
 これはもう、本当にオリンピックを中止しないと、コロナの収束はますます遅れていくことになると思います。

3つの都立病院を五輪に動員
知事 私の代表質問に答えず


 私が2月24日の代表質問で取り上げた一つが、医療機関オリンピックに動員される問題です。
 30くらいの医療機関が指定されて、オリンピックで選手のみなさんなどが感染したら、ただちにその病院で受け入れます、という計画があります。そのなかに都立病院が3つ入ってるんです。多摩総合医療センター、広尾病院、墨東病院。この3つで受け入れます、というふうになっています。
 代表質問で私は、7月になったらこれらの病院は余裕が出ると思っているんですか、という質問をしました。これについては、都知事は答えられませんでした。代わりに、福祉の担当局長が、「準備を進めていきます」といっていたんですけれども、もう余裕がないことは、はっきりしていると思います。

心配される命の選別
絶対にやってはなりません


 コロナ感染が深刻ななかでオリンピックが始まり、病院の動員計画が実行されるようなことになると、オリンピック指定の病院は感染した選手を優先して受け入れなければならなくなります。病院は受け入れる患者を選ばざるを得なくなる危険があります。命の選別が起こりかねないんです。アスリートのみなさんも、それは望んではいないと思います。
 どんなことがあっても、こういうことをやってはいけないし、それを、個人任せにして政治が判断しないというのは本当に問題だと思っています。私たちとしては、本当に夏のオリンピックを中止して、みんなが安心して、喜んで迎えられる、そういう時期を選ぶべきだと思っています。

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東久留米市で永田まさ子市議(右)と一緒に訴え
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by hara-noriko | 2021-05-14 22:02 | 東京都政 | Comments(0)

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