朝の宣伝で訴えました
2021年 06月 01日
きょうから都議会第2回定例会
夏のオリンピックを開催していいのか
コロナの状況はまだまだ深刻で、緊急事態宣言も延長されることになりました。そういうもとで、きょうから都議会第2回定例会が開かれます。本気でコロナ対策に集中していくことが問われています。いま、大きな問題になっているのが夏のオリンピックです。オリンピックを予定通り開催してしまうのか。コロナ対策は大丈夫なのか。多くの方が心配されていると思います。
オリンピック中止の陳情を文教委員会で審査
共産・立憲が賛成 都ファ・自民・公明の反対で不採択に
第2回定例会の前に委員会が開かれています。5月28日の文教委員会には、この夏のオリンピックは中止してコロナ対策に集中してほしい、という陳情が出されていました。この陳情が残念なことに採択されない、不採択という結果になりました。
日本共産党と立憲民主党は陳情に賛成しました。夏のオリンピックは中止した方がいいと判断しています。都民ファーストの会、自民党、公明党のみなさんは陳情に反対しました。その結果、文教委員会では採択されませんでした。
多くの人が中止・延期を求めているのに
都議会のなかでは少数派という矛盾が
しかし、世論調査を見ると、多くの方がこの夏は中止、あるいは延期といっています。6割以上の方がそういっている状況です。ところが、都議会のなかでは陳情に賛成する会派は少数です。緊急事態宣言が延長されるような事態の下でオリンピックを開けば大変な状況になるのではないか、と心配されています。東京都医師会の会長も、いまのままオリンピックを開催すれば、オリンピックがコロナ収束の障害物になってしまう、と指摘しています。
共産党は1月から「夏のオリンピックは中止」を主張
命には代えられない さらに強く声を上げる
日本共産党としては1月以来、いまのコロナの状況ではこの夏のオリンピックは中止すべきだ、と求め続けています。命には代えられません。都民のみなさん、アスリートのみなさんの命を守るという点からも、「この夏のオリンピックは中止を」の声をさらに強くあげていきたいと思います。
子どもたちを観戦に動員する計画が
定例会のなかで中止を求めていきます
陳情を審査した文教委員会では、共産党の斉藤まりこ都議(足立区選出)が大事な問題を取り上げ、さらにそれを吉良よし子参院議員が国会で取り上げて質問しました。今回のオリンピックに多くの子どもたちを観戦させる計画がすすめられています。オリンピック会場に90万人(もの東京の子どもたちが動員される計画になっています。1日あたりにすると2万人にもなる競技もあります。感染がひどいなかで子どもたちが動員されるようなことになれば、ここからコロナの感染が広がっていくことになりかねません。計画はただちに中止すべきです。もし、子どもたちのなかに感染が広がるようなことになったら、いったい誰が責任をとるのでしょうか。
いま、子どもたちや若い人たちにもコロナの感染が心配されている状況です。観戦計画は直ちに中止することを、きょうから始まる都議会でしっかり求めていきたいと思っています。
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by hara-noriko | 2021-06-01 17:20 | 都議会 | Comments(0)