都議会定例会で問われたこと(1)コロナ対策とオリンピック
2021年 06月 09日
コロナ対策
どれだけ本気になってすすめるのか
1つは、コロナ対策をどれだけ本気になってすすめるのか。対策をすすめていくためにも、オリンピックをどうするのか。その決断をしなければいけない。この問題が今回の都議会で問われました。
夏のオリンピック中止を求める陳情
都民ファ・自民・公明の反対で不採択に
文教委員会には、都民のみなさんから陳情が出されました。夏のオリンピックは中止して、コロナ対策に集中しよう、という内容です。しかし、都民ファーストや自民党、公明党のみなさんが反対だということで、不採択になってしまいました。私たち日本共産党と立憲民主党は一緒に賛成の立場をとりましたけれども、残念ながら不採択という結果になりました。
世論調査では多数が「中止」を求めている
都議会にその声が通らない
世論調査をしてみれば、6割・7割以上の人が、この夏のオリンピックはいったん中止したほうがいい、と答えているのに、都議会のなかにその声が通らないという状況になっています。
命には代えられない
ワクチン接種も遅れている
命には代えられません。オリンピックを楽しみにしている方もたくさんいると思います。アスリートのみなさんも、本当に努力されてきたと思います。でも、毎日、コロナによって命を奪われている人がいます。ワクチンも行き届かない状況があります。先日、高齢者のみなさんとお話ししていましたら、「ワクチンの予約が取れない」という声と同時に、予約が取れた方でも「8月と9月なんだ」とおっしゃっている方もけっこういらして、オリンピック前にワクチンの接種が行き届くことにはならないことは明らかです。
フェアな大会にならない
この夏はやっぱり無理がある
こういうなかでオリンピックを開いたとしても、フェアな大会にはならない。オリンピック憲章にもとづいてみんなが安心して参加できる、そういう本来のオリンピックにするには、この夏はやっぱり無理がある。私たち日本共産党は、夏のオリンピックは中止しよう、と訴え続けています。
中止すべきです
都内の子どもたち90万人をオリンピックの観戦に動員しようという計画があります。共産党都議団は、猛暑のなか、若い世代への感染が心配だといわれているときに、オリンピック観戦ツアーは中止すべきだ、と東京都に申し入れています。
命を守るために、みなさんと力を合わせていきたいと思います。
学校や保育園の職員も受けられるように
コロナ問題では、ようやく前進してきたものもあります。都民のみなさんと一緒に署名を集めて、議会のなかで論戦してきましたが、高齢者や障害者の入所施設でも、いままでは除外されていた障害者のグループホームでも、(職員のみなさんが)ようやく定期的検査を受けられるようになりました。でも、一歩前進しただけなので、学校や保育園でも職員のみなさんがきちんと定期的検査が受けられるようにしていく。ここは重要です。
徹底した検査を実現したい
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by hara-noriko | 2021-06-09 23:19 | 都議会 | Comments(0)