繰り返しいいます 夏のオリンピックは中止を   

今しっかり対策をとらないと
秋・冬の感染爆発になりかねない

 コロナの感染がまだまだ本当に心配です。夏の間にしっかり対策をとらなければ、秋・冬にまた感染爆発ということになりかねません。いま、6月20日に緊急事態宣言が終わって、その後をどうするかという話になっています。
 小池知事の会見(6月11日)を聞きますと、まったく無責任な状況でした。いまはまだ様子を見ているということで、本当に感染を抑え込んでいくという意思があるのかと改めて思いました。

ワクチンだけでは足りません
PCR検査を拡充し頻回に実施する


 コロナの対策をどうやってすすめて収束に向かわせるのか。いま、ワクチンを行き渡らせなければならない、といわれています。しかし、これだけでは足りない、と今の時点に立って強調したいと思います。
 ワクチンはあくまでも任意です。ワクチンを受けるか受けないかは、それぞれの方の判断であり、その方の状況によってはワクチン接種をしないほうがいい場合もありますから、かかりつけの先生などに十分に相談したうえで、判断していくことが求められます。ですから、全員ができるPCR検査を拡充していくことがカギになります。この検査であれば、副反応の心配もありません。検査を頻回に行っていくことでコロナを収束に向かわせる。ここに本気で取り組むことがどうしても必要です。

夏のオリンピックは中止するしかない
みなさんの命には代えられない


 しかし、検査がなかなか増えません。東京都は1日9万7000件の検査ができる能力をもっているにもかかわらず、毎日の検査が非常に少ない。そういう状況がずっと続いています。
 このままワクチン頼みで進めていって、そしてオリンピックが行われて大変な人流になって、その後、秋や冬の時期にコロナがさらに広がることになりかねない。これを止めるためには、この夏のオリンピックは中止するしかないと思っています。オリンピックを楽しみにしていた方がたくさんいらっしゃると思いますけれど、しかし、みなさんの命には代えられません。改めて、この夏のオリンピックは中止しよう、といいたいと思います。

命をリスクにさらしてまで開催する理由は?
志位委員長の質問に菅首相は答えられず

 この問題で、共産党の志位和夫委員長は菅首相との党首討論に立ちました。わずか5分の質問でしたけれど、大事な答弁を引き出しました。志位委員長は「国民の命をリスクにさらしてまでオリンピックを開催しなければならない理由は何か」とズバリと聞きました。この質問に菅首相はまったく答えることができませんでしたが、「国民の命と安全を守るのが私の責務。守れなくなったらやらないのは、これ当然だと思いますよ」と開き直りました。だったら、できる条件はないではないか、というのが今の状況ではないでしょうか。

子どもたちのオリンピック観戦をやめること
都は区市町村に丸投げ状態


 オリンピックの中止を決定する前であっても、急いで決めなければいけないことがあります。子どもたちのオリンピック観戦です。都内90万人の子どもたちをオリンピックの競技場まで公共交通機関を使って観戦に連れ出していく計画がすすんでいます。都の教育委員会としては変更がなく、区市町村に丸投げの状況になっています。
 区市町村に対して私たち共産党は、申し入れをしたり質問をしたりしています。区市町村の教育委員会として、また区市町村として、子どもたちの観戦はやめるという判断をすれば、それは否定されないというやり方になっています。

お父さん・お母さんから「やめてほしい」の声
判断できない国や都 政治の大きな問題


 今、子どもたちの間で感染が広がることが心配されているときに、国や東京都が責任をもって子どもたちの観戦を中止することが必要だと思います。たくさんのお父さん・お母さんたちからも、「やめてほしい」という声があがっています。この声に応えるべきです。
 こうしたことを決断できない今の国や東京都。ここに政治の大きな問題があると思っています。なによりも、命を守ることが最優先です。子どもたちを感染に連れ出す計画は、ただちに中止すべきです。

聖火リレーにも感染リスクが
ここでも区市町村任せ 政治のゆがみ表れて


 聖火リレーについても、たいへん心配です。東久留米市は500人のボランティアを募集していましたが、まったくいっぱいになっていないそうです。ボランティアをすることで人が大きく流れ、感染がまた広がりかねません。先日も、他の地域でボランティアの方が感染していたことが明らかになりました。
 聖火リレーについても、子どもたちが参加しやすい場所が予定されているなど、とっても心配です。私たちは、聖火リレーについても見直すべきだと求めています。各地で、公道ではやらないなどの判断が出ていますが、おおもとの国や東京都が何一つものをいわないで区市町村任せになっているところに、今の政治のゆがみがはっきり表れていると思います。

 夏のオリンピックは中止を決断して、コロナの収束に向かわせる。そのために政治は全力を尽くすべきです。

宮本徹衆院議員と一緒に都政・国政報告
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by hara-noriko | 2021-06-18 00:02 | 都議選 | Comments(0)

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