都議選告示 勝ち抜いて希望のもてる東京つくる   

 東京都議会議員選挙がきょう(6月25日)、始まりました。私は北多摩4区(清瀬市・東久留米市)から2期目をめざして立候補しました。定数2を私、原のり子、都民ファーストの現職、自民党の新人が争います。コロナ禍でおこなわれる絶対に負けられない選挙です。
 初日は、9カ所で第一声を行いました。それぞれの場所でスピーチは違いがありますが、そのうち1か所での私の訴えを紹介します。

希望のもてる東京へ
みなさんの願いを原のり子に託してください


 いよいよきょうから都議会議員選挙が始まりました。コロナの中で、みなさん、本当に毎日の暮らしが大変だと思います。このコロナ危機をみなさんと一緒に乗り越えて、希望のもてる東京都にしていくために、全力を尽くしていきたいと思っています。
 この4年間、市民のみなさんと力を合わせて、さまざまな問題に取り組んできました。課題はまだまだ山積しています。みなさんの声を私、原のり子に託していただきたいと思います。まず最初に、こころからお願い申し上げます。

いのちを守る政治に切り替える
五輪中止の民意を示しましょう


 コロナの感染が深刻です。私は、この都議会議員選挙で、まず第一に問われているのは、いのちを守る政治に切り替えることだと思います。
 コロナのなかで、オリンピック・パラリンピックを7月から予定通りに行うという計画は、ただちに中止を決断すべきだと思っています。これを訴え抜いて、みなさんの民意をぜひともこの都議選で示していただきたいと思います。

五輪 みんなが喜んで迎えられるときに
まずはこの夏は中止を


 オリンピックを楽しみにしていた方や、一生懸命準備をしてきたアスリートのみなさんにさまざまな思いがあっても、人のいのちには代えられない。これが今の状況ではないでしょうか。
 オリンピックは、みんなが安全で安心して喜んで迎えられる、そういうときに開催すべきなんだと思います。まずは、この夏は中止。この決断がどうしても必要です。

五輪は感染リスクを高める
それがわかっていながら強行するのか


 このままいきますと、専門家のみなさんが指摘しているとおり、7月末には東京の感染の方が1日あたり2000人を超えるだろう、といわれています。それがわかっているのに、なぜここで強行しなければいけないのか、ということだと思います。
 毎日亡くなられている方や重症化している方がいらっしゃる。そして、さらに感染リスクを高めることがわかっているのにやってはいけないのではないでしょうか。

もう一つ、どうしても止めたいことが
90万人の子どもたちの五輪観戦


 私には、どうしても止めないといけない、と思っているもう一つのことがあります。オリンピックに関連することですが、都内の90万人の子どもたちをオリンピック競技場に連れていく計画です。菅首相たちは、1万人ほどの観客を入れるなどのことを相談していて、それ自体ほんとうに許しがたいと思っていますが、同時に、そこには観戦する子どもたちの人数は入っていません。ですから、もっと観客がふえることになる。コロナで心配なのは、子ども達や若い人たち感染が広がっていることです。
 ある区の3つの保育園でクラスターが発生したと聞きました。直近では、他の区の中学校でクラスターが発生しています。子どもたちや若い人たちに影響が出ている。このことがわかっているのに、90万人の子どもたちを電車などを使って、猛暑のなか、コロナの感染が広がるなか、競技場に連れていく。これは、やってはいけないことだと思います。子どもたちには、安心して観戦できる、楽しみに参加できる、そういう状況のときにオリンピックはやられるべきではないでしょうか。

子どもたちのいのちには代えられない
観戦動員の中止、夏の五輪中止の判断を下そう


 ただでさえ子どもたちは、いままで精一杯がまんしています。毎日毎日、給食のときだってしゃべらないようにいわれて、切ない思いをしながらがんばっています。それなのに、理由はよくわからないけれども、オリンピックの観戦にはみんなで行っていいんだ、という、これをどうやって子どもたちに説明するのでしょうか。本来は、東京都がちゃんと判断して、国が判断して、子どもの観戦を中止すべきです。これをやらないで、区市町村に丸投げしています。目黒区や文京区などが中止を決めていますが、まだ全体にはひろがっていません。
 子どもたちのいのちには代えられません。みなさん、子どもたちを動員する計画を中止する。同時に、この夏はオリンピックはやめよう、という判断をご一緒に下していきましょう。

オリンピック中止を訴えているのは私だけ
「コロナ対策に集中を」の声を大きくあげましょう


 オリンピックの問題について訴えをしているのは、この地域では私、原のり子だけです。みなさんの声をしっかり受け止めて、「コロナ対策に集中を」という声を大きくあげていきたいと思います。

PCR検査の抜本的拡充を求める共産党
「検査ばっかり増やしてどうする」とヤジる自民党


 コロナ対策で何に力を入れていくのか。このことをどうしても訴えたいと思います。
 PCR検査を抜本的に拡充したほうがいい、ということを私たち共産党はいい続けてきました。ところが都議会で私たちが「検査の拡充を」というと、「そんなに検査ばっかりふやしてどうするんだ」というヤジを自民党のみなさんが飛ばしているんです。ちゃんと目で見て確認しました。
 検査を十分にやらないからこんなに長引いて広がってしまっているのに、「検査を増やしてどうするんだ」というヤジを飛ばしている。本当に問題だと思いました。

「みなさん気をつけて」といい続けた小池知事
気をつけていても感染するのがコロナの特徴なのに


 東京都の政策は、小池知事が先日までは毎日のようにテレビに出て、「みなさん気をつけてくださいね」と発信していました。でも、コロナの何がやっかいかというと、気をつけていても感染する場合がある、しかも無症状の場合が多い、という特徴があることです。ですから、感染した人がわるいのでは決してありません。だれもが感染しうるから検査を頻回にやっていくことが重要なのです。
 ところか「検査ばっかり増やしてどうするんだ」というヤジを飛ばしたり、小池知事自身も「十分に検査は必要なものはやっていますと」と答弁し続けていました。この姿勢が感染をこれだけ広げてしまった要因ではないでしょうか。

きちんと検査をやることが有効
小学校、保育園、幼稚園などに拡大を


 でも今、市民のみなさんが運動して、私たち共産党都議団が繰り返し議会で論戦して、ようやく高齢者や障害者の入所施設でも定期的検査ができるようになりました。そのなかで、ある特別養護老人ホームでは、「ショートステイの方が一人感染したが、それ以上感染を広げずにすんだ」といっていました。やっぱり検査をきちんとおこなうことが有効なんだと、と施設長さんもいっていました。
 感染が子どもたちのなかにも広がっていることがわかっていますので、検査の拡充を小学校や保育園、幼稚園などの先生たちにも広げられるように取り組みを強めていきたいと思います。

ワクチン 十分に相談できる仕組みをつくる
検査の手を緩めず、ワクチンも必要な方に届く


 ワクチンの問題については、希望する人にきちんとゆきとどくことが重要です。同時に、ワクチンは副反応が心配などがありますから、十分に相談ができる仕組みをつくっていくことも非常に重要です。この仕組みを強化していくことを私は求めています。
 ワクチンは任意ですから、全員が打つわけではありません。だからこそ、検査の手を緩めずにしっかりやりながら、ワクチンも必要な方に届く。このことをすすめていくことが必要です。

コロナ禍で生活が大変
切実な声が届いています


 コロナのなかで、生活が大変になっています。先日も、障害者雇用で働いていた方が、障害者雇用の枠で仕事をしているにもかかわらず、コロナで仕事をやめてくれ、といわれてやめさせられてしまいました。ある外国人の方は、子育てをしながら食堂で働いていました。調理もできる方です。でも、時間短縮営業やコロナの影響で首を切られてしまった。

暮らしを応援する対策を急ぐ
子どもの均等割はゼロに ひとり親家庭を応援

 いま、本当に暮らしが大変になっています。共産党は、もっと暮らしを応援する対策をとるべきだと思っています。たとえば、国民健康保険税の負担を軽減していく。子どもたちにまで均等割がかかっていますが、共産党都議団は「子どもの均等割はゼロにしよう」という条例提案もおこないました。
 ところがこれに、都民ファースト、自民党のみなさんなどは賛成ということにはならず、こうした声が通っていません。
 共産党都議団はまた、「ひとり親家庭の児童育成手当も拡充しよう」と提案してきましたが、これもなかなか通りません。

シルバーパスの改善も急ぎたい
都民の声は多数派でも議会では少数派


 高齢者のみなさんが社会参加するときにとても大事なシルバーパスの改善も急がれます。1000円か2万510円かだけではなくて、中間のパス、3000円のパスをつくるなど、具体的な提案をしてきました。残念ながら都議会のなかでは賛成が少数ということになっています。
 市民のみなさんに聞けば多数派の意見でも、都議会ではなかなか通らない。これをどうしても変えたいと思っています。
 そのためにも、この地域で私、原のり子、2期目へ必ず押し上げてください。みなさんと一緒に運動して、その声を必ず実現する。そのために全力をつくす決意です。

いのちがかかった都議会議員選挙
共同を広げて勝ち抜く


 コロナのなかでの選挙です。みなさんのいのちがかかっていますので、こういうときは多くのみなさんで共同を広げることが大切です。先ほど、滝山団地センターで第一声をやったときには、社民党の青木ゆうすけ東久留米市議が駆けつけてくれました。いま、幅広い政党、市民のみなさんが私を応援してくださっています。政治で大事なのは、いのちを守る重大な問題では、立場の違いを超えて力を合わせることです。私は、多くのみなさんと共同の輪を広げて、この選挙を勝ち抜く。この議席は市民の議席です。絶対に負けるわけにはいきません。コロナ危機を乗り越えて希望がもてる東京にするために、全力を尽くしてまいります。最後の最後までみなさんの大きなお力添えを心からお願いを申し上げます。

都議選告示 スピーチ後、聞いてくださった方とグータッチ
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宮本徹衆院議員(左から2人目)と一緒に
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候補者カーから声援に応える
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【原のり子事務所(滝山東交差点付近)】
ボランティア募集中

東京都東久留米市前沢3の8の12
東亜グリーンハイツ105
電話 042(470)0234
事務所は小金井街道沿いにあるビルの1階です。
駐輪場もあります。

主なバス路線
東久留米駅西口発 武蔵小金井行きバス 「前沢住宅」下車
清瀬駅南口発   武蔵小金井行きバス 「前沢住宅」下車





by hara-noriko | 2021-06-26 00:58 | 都議選 | Comments(0)

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