不公平な社会を変えたい   

 都議選は最終盤です。私は北多摩4区(清瀬市、東久留米市)を駆けめぐり、全力で訴え続けています。清瀬市では、社会福祉士の福本麻紀さんが、私を応援するスピーチをしてくださいました。ぜひ、お読みください。

【福本麻紀さんのスピーチ】

 東京都議会議員選挙では原のり子さんに投票していただきたいと思い、ここに立っております。

 私は、清瀬で子どもの居場所、子ども食堂を7年前から行っています。子ども食堂というと経済的に困っている家庭の子どもが来るところというイメージをお持ちかもしれませんが、実は誰でも遊びに来ることができる場所です。

 コロナが蔓延する前までは、松山にあるシルバー人材センターの集会所を借りて、子どもたちと夕方4時から7時の間、おやつ作りをしたりボードゲームなどで遊んでいました。地域の方に協力していただき、焼きそばやお団子やお汁粉、ホットケーキ、蒸しパン、肉まんを作って、子どもたちに食べさせていました。大学生もボランティアで、子どもと一緒におにごっこをして遊んでくれていました。

 毎回20~30人、多い時は60人くらい遊びに来るほどにぎわっていました。親の帰りが遅い子や不登校の子も来てくれていましたが、大部分は、親が家にいても放課後遊びに来る子たちでした。

 そんな子どもたちの中に、おやつが余ると必ず「お母さんに持って帰ってもいい?」と言う子がいました。また、大学生にそっと「ガスが止まってお風呂に入れないんだ」ともらしたり、あっけらかんと「これが朝ごはんで夕ごはんになると思う」という子もいました。

 家庭の暮らしが厳しいんだなと思われる子の多くは、ひとり親家庭、母子家庭でした。「お母さんは3つも仕事をかけもちしてるんだ」という子もいました。私の知り合いのシングルマザーはたった10万円で子ども3人を育てています。

 このコロナ禍のため、誰でも遊びに来ていた居場所の会場を借りることができていません。子どもたちのことが心配です。

 私は社会福祉士という専門職として、近隣のNPOでホームレスの方にシェルターを提供するお手伝いをしています。2019年度、シェルターを利用した女性は1名だけでした。これまで、女性が住まいを失ってシェルターに入る方はほとんどいなかったのです。それが2020年度は15人も利用したのです。コロナ禍、サービス業の女性が簡単に職を失っています。女性の非正規雇用の多さが根本問題だと思います。

 雇用の男女格差をなくし、正規雇用の仕事に女性がつけるようにすること、子育て家庭への手当てを増額すること。いずれも東京都だけの問題ではありませんが、私たちが収める税金をよりフェアに配分しようとしているのは、日本共産党の原のり子さんしかいません。

 生まれた環境で子どもに不平等があってもしょうがない、社会に余力がある範囲で福祉を行っていこうという考え方が主流の中、その反対の立場で、平等で公平な社会を作ろうとする日本共産党の原のり子さんに当選してもらい、不公平な社会を押し戻していただきたいのです。

私への支持を呼びかける福本麻紀さん(中央)
左は、日本共産党の田村智子副委員長(参院議員)
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【原のり子事務所(滝山東交差点付近)】
ボランティア募集中

東京都東久留米市前沢3の8の12
東亜グリーンハイツ105
電話 042(470)0234
事務所は小金井街道沿いにあるビルの1階です。
駐輪場もあります。

主なバス路線
東久留米駅西口発 武蔵小金井行きバス 「前沢住宅」下車
清瀬駅南口発   武蔵小金井行きバス 「前沢住宅」下車



by hara-noriko | 2021-07-02 10:06 | 都議選 | Comments(0)

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