市民のみなさんが選挙をつくる
2021年 07月 06日
市民のみなさんの多彩な取り組み
感動でした!
こんどの選挙は、たくさんの市民のみなさんがマイクを握ってくださったり、看板をつくって持ってくださったり、朝も自主的に駅に立ってくださったり、いろいろな取り組みがありました。市民のみなさんが選挙をつくっていくんだということで、感動でした。
社民党の推薦書に感動
私の活動をふまえて「推薦する」と
社民党の青木ゆうすけさん(東久留米市議)が話をしてくださいました。青木さんはいつも、心を込めて私のことを伝えてくださっていて、本当にありがたいと思っています。同時に、地元の社民党のみなさんから推薦書をいただいているんですが、その推薦書が本当にすばらしいんです。ただ「応援します」という内容ではなくて、私が都議として活動してきたことをふまえて、「応援する」と書いてくださっています。
それは、知的障害の方の都庁での採用の問題です。都庁では障害者の方々を正規採用する試験がります。知的障害の方も試験を受けられることにはなっていますが、知的障害の方だけ受からないんです。障害特性に応じた試験を用意しなければ差別になる、ということでずっと取り上げてきました。試験自体は改善されていないんですが、今年度から非常勤で働いていた知的障害の職員の方は、その方が希望すれば正規職員になれるということになったんです。障害者のみなさんやお父さん。お母さんがねばり強く言ってきてくださった。都知事に対して抗議の手紙を出したお父さんもいらっしゃいます。こういう人たちがこの地域にたくさんいて、その声を届けて一歩前に進みました。
気持ちの良い共同がつくられた
一致したところで一緒にやろう、と
このことを社民党の推薦書に書いてくださっていたんです。本当に感動しました。やっている中身で一致したところで一緒にやろうよ、という気持ちの良い共同が今回の都議会議員選挙でつくられたことに感謝しています。
さらに立憲民主党国会議員の方も市民連合主催の街頭演説に駆けつけてくださったり、清瀬市の無所属市議、ふせ由女(ゆめ)さんがスピーチをしてくださったり、緑の党共同代表の橋本ひさおさん(小平市議)が大雨の中で応援演説をしてくださったり、本当に広がりました。
市民のみなさんの運動があるからこそできた
議席を絶対に失うわけにはいきません
市民のみなさんのねばり強い運動があるからこそ、それぞれの立場の違いを超えて、みんなが集まってこれる。そういう選挙になったと思います。ですから、こういうなかでたたかった選挙ですから、この議席、絶対に失うわけにはいかないと思っています。
みなさんの思いがこもっている。そしてみなさんが自分の要求を掲げてこの選挙をたたかいぬいてきた。そのことをちゃんと伝えるために、そしてそれを都政で実現するために、私はどうしても2期目の議会に行かなければならないと、固く固く決意しています。みなさんのもう一回りのお力添えで押し上げてください。
人権の課題 第一にかかげたもの
パーナーシップ制度の実現をめざす
今度の選挙のなかで、人権という課題を掲げました。そのなかでも、パートナーシップ制度を実現しよう、ということを第一に掲げて取り組んできました。
ようやく東京都でLGBTq、セクシュアルマイノリティのみなさんの取り組みがあって、請願が趣旨採択されるところまできました。実現は目の前と思われたのですが、自民党の方の討論で、趣旨採択にはするけれども制度の実施については慎重にする、といったんです。このままでは先送りされると思いました。ですから、今回の選挙でも、パートナーシップ制度は一日も早く実現する、ということをジェンダー平等のトップの課題にあげて選挙をたたかいました。2期目の都議会に行ったら、必ず実現したいと思っています。
どんな性自認・性的指向であっても、どんなカップルであっても、幸せに生きていく権利はだれにでもある。そのことをみんなで認め合うことが、みんなが幸せになる道なんだという大事な制度になります。
この地域の運動に学んで
この地域から発信していく
パートナーシップ制度の問題も、実はこの地域でねばり強く運動を続けている方がいて、その取り組みに学んで都議会で取り上げました。セクシュアルマイノリティの問題、パートナーシップ制度の問題も、一部の地域ではなくて、どこの地域でも課題があるんだということが明らかになりました。いまこそ、だれもが人権を認められて、幸せに生きる権利がある、ということをこの地域から発信していきたいと思います。
この地域の候補者であることに誇り
みんなで一緒に力を合わせましょう
こういうさまざまな多彩な運動がある清瀬・東久留米の地域の候補者としてがんばれることに誇りを持っていますし、とても幸せに感じています。かならず、2期目の議席をみなさんと一緒にかちとって、その後の4年間、よい社会をつくっていくためにみなさん一緒に力を合わせていきましょう。その土台に憲法をしっかり据えてがんばる決意を申し上げて、私の最後のスピーチとさせていただきます。最後の最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。

(左から)社民党の青木ゆうすけ市議
司会の共産党・永田まさ子市議
東久留米市民連合呼びかけ人の大山智子さん
原のり子
共産党副委員長の田村智子参院議員

by hara-noriko | 2021-07-06 18:25 | 都議選 | Comments(2)

