いのちと暮らしが最優先
2021年 07月 08日
2期目の都議会に送り出していただきました
みなさんの声を都政に届ける
日本共産党の原のり子です。市民と幅広い野党のみなさんの共同で押し上げていただきました。本当にありがとうございます。みなさんの代表として、しっかりみなさんの声を都政に届けてまいります。みなさんにお約束した公約一つひとつをしっかり実現してまいります。
コロナからいのちを守る
夏の五輪は直ちに中止を
とくに、コロナからいのちを守る問題が最大のテーマです。
コロナ危機のなかにあって、これからまた感染者が増えていく兆候にあるにもかかわらず、オリンピック・パラリンピック開催の見直しがまったくされていません。すぐに中止すべきだということで改めて取り組んでいきたいと思っています。
いのちには代えられない
秋冬に感染爆発が起こりかねない
オリンピックがだんだん近づいてきているので変更は難しいのではないかなど、みなさんもさまざまお気持ちがあると思います。しかし、いのちには代えられません。これ以上感染を広げてしまったら、この夏にちゃんと対策をとらなかったら、秋冬に感染爆発と言うことが起こりかねません。1カ月後には、1000人あるいは2000人の感染者になるのではないか、と指摘されてもいます。
無観客にすれば大丈夫なのか
どんな形で開催しても感染リスクは上がる
こうしたことが分かっている。毎日亡くなられている方や重症化している方もいる。こういう状況のときに、この夏のオリンピック・パラリンピックは中止すべきだと思います。無観客にしたとしても、海外から数万人の規模で選手などが入ってきます。夏休みの間にオリンピックがありますから、人の流れも激しくなります。オリンピックをどういう形で開いても感染のリスクが上がるといわざるをえません。それが分かっているのに、いま本当にやっていいのか、ということが問われています。
自民・公明で過半数に届かず
五輪をやる状況にないと訴えた議員が増加
都議会議員選挙の結果を見ますと、共産党は改選時の18議席から19議席に前進しました。自民党・公明党を合わせても過半数に届きませんでした。私たち共産党や、立憲民主党のみなさん、生活者ネットのみなさんなど、いったんここはオリンピックを中止してコロナ対策に集中を、いまはオリンピックをやる状況にはない、と訴えた都議会議員が今回の選挙で増えています。これが民意ではないでしょうか。ここにしっかり耳を傾けるように私も全力で取り組んでまいりたいと思います。みなさんのいのちには代えられません。
当たり前の日常を取り戻したい
福祉・教育・暮らしを大事にする政治こそ
今回の選挙戦を通じて私は、みなさんが願っているのはコロナの前の当たり前の日常を取り戻したい、ということだと実感しました。その日常を取り戻しながら、もっと福祉や教育、暮らしを大事にする当たり前の政治にしてほしい。菅政権を見ていると、自分で判断もできず、議論もできない、そういう政治は変えてほしい。これが多くのみなさんの声であると選挙戦のなかで実感しました。
コロナ危機のなかで、みなさんの暮らしや福祉、教育が本当に大変になっています。ここを打開していくために具体的に提案をし、対策をとっていきたいと思います。
フードバンク 学生の切実な訴え
「この先が不安」「孤独だ」
選挙中、大学のそばでフードバンクをやっている学生のみなさんから声が寄せられました。「もし、ここに来なければ食べ物が途絶えてしまうから」といって毎月フードバンクに来る学生。「親を頼りたくても地方にいて、しかも生活保護を受けている世帯だから、自分でやりくりしないといけないんだ」という思いを話してくれる学生もいると聞きました。「食べ物も買えない」「時間短縮営業などの影響でアルバイトを切られてしまった」「バイトを探すのも大変だ」という声。そして、オンライン授業にかかわる声が非常に多い。「オンライン授業が中心になってしまっているので、一人でパソコンに向かって課題をこなしている、その課題がものすごくたいへんだ」「人とコミュニケーションをとれる機会がない」「この先が不安だ」「孤独だ」。学生たちはこういうことを訴えています。 学生のみなさんの声を聞いて、早く当たり前の学校生活が送れるように、希望をもって若い人たちが暮らしていけるようにしないといけません。そのためには、コロナ危機を一日も早く乗り越えていくことがどうしても必要だ、と思います。
五輪はもっと安全に開催できるときに
いのちと暮らしを守るのが政治の使命
こうしたなかでオリンピックを予定通りやるとなると、感染のリスクが上がりますから、みなさんの日常を取り戻すには、さらに時間がかかることになってしまいます。それをどうしても避けないといけないのではないかと思っています。
コロナのなかで、多くの方が経済的にも精神的にも苦しい思いをされています。この状況を一日も早く打開していくために、いまはコロナ対策に集中すること、オリンピックはもっと安全に開ける時期におこなうべきであることを、改めて強調したいと思います。
みなさんのいのちと暮らしを守ることが最優先。それが政治の使命です。その立場で取り組んでいきます。
(左から)原田ひろみ市議、原のり子
佐々木あつ子市議、深沢まさ子市議
山崎美和市議、香川やすのり市議
(左から)かもしだ芳美市議、永田まさ子市議
原のり子、北村りゅうた市議、村山順次郎市議
by hara-noriko | 2021-07-08 21:32 | 都政報告 | Comments(2)