災害時 障害者がすぐに避難できるように
2021年 10月 13日
代表質問で防災対策を取り上げたばかり
10月7日夜、東京・埼玉・千葉・神奈川など首都圏を中心に大きな地震がありました。東京都足立区や埼玉県川口市で震度5強を記録。清瀬市・東久留米市でも大きく揺れました。交通機関は大きく乱れ、新交通システムの日暮里・舎人ライナーは、舎人公園駅近くで走行中の車両が脱輪しました。
大きな地震が起きたときに、みなさんのなかに大きな被害が広がっていく、ということがあらためて実感されました。10月5日、都議会本会議で共産党都議団を代表して質問に立った和泉なおみ都議が、防災対策を取り上げたばかりでした。さらに対策が必要だということを感じています。災害が起きたときに、対策を迅速にとれるようにしていく。そのことをこれからも議会のなかでも取り組んでいきたいと思います。
現状は、避難所から福祉避難所へ移動する2段階
直に福祉避難所に行けるように 都の社協が提言
今回、代表質問で日本共産党都議団が防災対策の一つとして提案したのは、福祉避難所の問題です。大きな地震があったり、大水害が起きる。そういうことになったときに、もっとも困るのが要配慮者のみなさん、高齢者のみなさんや障害をもっているみなさんです。
この障害者の方々が、いまは一旦は避難所に避難をしていただいて、そこから必要な方は福祉避難所に移動をする、こういう2段階方式をとっている自治体が圧倒的に多いという状況になっています。これでは障害のある人がいったん避難所に行ってまた移動しなければならない。これだけでも大変な負担だということで、これまでも改善すべき課題として取り上げてきました。
先日、東京都の社会福祉協議会が、この福祉避難所の問題で、大規模な調査を行い、すべての東京都内の区市町村に調査をかけて、提言を出してくださいました。そのなかでは、いったん避難所に行ってから福祉避難所へ行くのではなくて、直接、必要な方は福祉避難所へ行けるようにしてほしい、こういう声がたくさん寄せられているということがわかりました。このことを都議団として代表質問で取り上げました。
足りない福祉避難者
都立特別支援学校などの活用を
このことについては、今後きちんと検討していくという課題にようやくのぼることになりました。そうなってくると、福祉避難所が足りないという問題があります。現時点でも東久留米市や清瀬市の地域でも、福祉避難所の数は足りません。
この問題をきちんと解決していくことが必要で、そのさいには、東京都が持っている施設、たとえば都立特別支援学校などを福祉避難所としてきちんと活用できるようにしていく。こういう問題についても提起をしたところです。大きな地震が起こる。水害が起きる。こういうことになったときに、誰一人取り残さない。誰も悲しい思いをしないようにする。そのための対策をしっかりとっていかなければならないと、あらためて痛感しています。

by hara-noriko | 2021-10-13 20:34 | 東京都政 | Comments(0)

