コロナ急拡大から子どもたちを守る
2022年 02月 11日
共産党都議団が都に緊急申し入れ
2月9日、日本共産党都議団は、コロナ急拡大から子どもたち、保護者、保育・教育従事者を守る対策を求め、小池知事と教育長あてに緊急の申し入れを行いました。教育庁の新田智也総務課長、福祉保健局の森田能城総務課長に対応していただきました。参加した都議それぞれが、学校や保育園などの現場の切実な状況を伝えました。
都として人件費の支援をしてほしい
私は、保育園の状況を伝えました。
職員の子どもが学校で感染したり、濃厚接触者になるなどのことが重なり、保育士さんが休まざるをえなくなり、運営が成り立たない状況になってきている保育園の実情。他園から応援の保育士を送ることになっているが、どこの保育園もいっぱいいっぱいで送れない。また、応援に入ったとしても、子どものことを知らない状態で入ることはリスクが大きい。定期的検査が行えるようになったのは一歩前進だけれど、人の体制がとれないと安心して検査も受けられない。…せめて、消毒などをおこなう人員、臨時の保育士配置、残業せざるをえないときの手当などができるように、都として人件費の支援をしてほしい、と求めました。
都として支援を検討してほしい
とくに、多摩地域では2年前、市町村を対象に都が独自におこなったコロナ緊急対策特別交付金のような、使い勝手のよい交付金が望まれている。財政力の差で、地域によってコロナ対策が行き届かないことのないように、支援を検討してほしい、と求めました。福祉保健局総務課長は、「ここでできるできないはいえないが、いただいたご意見は持ち帰りたい」と応じました。ぜひ、検討していただきたいです。
学校の先生たちも大変
人権にかかわる深刻なケースも
学校のオンライン授業での先生たちの大変さも深刻です。教育庁総務課長は、「ICT(情報通信技術)支援員の時間をふやせないかなどということについては、区市町村と相談していきたい」と応じています。
ほかにも、私のもとにも、高校の先生たちの激務の状況が伝わってきています。感染して休んでいても、家からオンライン授業はできないか、と管理職に求められたという人権にかかわる深刻なケースもあるそうです。
まん延防止重点措置 延長へ
さらに働きかけをしていきます
今回の申し入れを機に、さらに働きかけをしていきたいと思います。とりわけ、まん延防止重点措置が延長されることになったなか、しっかり取り組みたいと思います。
(左2人目から)斉藤まりこ、アオヤギ有希子、
とや英津子、福手ゆう子、
藤田りょうこ、原のり子の各都議
(左2人目から)斉藤まりこ、藤田りょうこ、
福手ゆう子、原のり子、原純子、
by hara-noriko | 2022-02-11 11:47 | 東京都政 | Comments(0)