清瀬市議補選 藤本いせ子候補を元教師らが応援   

市長には、池田いづみさん
幅広い市民と野党が共同で推しています

 東京都清瀬市で行われている市長選・市議補選は、4月3日が投開票。激戦です。幅広い市民と野党が共同で推す市長候補、池田いづみさん(無所属)の当選に向け、共産党も全力をあげています。

市議には、藤本いせ子さん
応援のメッセージやスピーチを紹介


 市議補選は定数2に3人が立候補。共産党の藤本いせ子候補と2人の自民党候補との争いです。小学校教師を45年間つとめてきた藤本いせ子候補。元小学校教師の野原容子(やすこ)さんが、藤本候補を応援するスピーチに立ってくださいました。また、十文字学園女子大学教授で医師の高橋正人さんが、応援メッセージを寄せてくださいました。その内容を紹介します。

十文字学園女子大学教授・医師
高橋正人さんの応援メッセージ

 藤本いせ子さんの当選を祈念します。見ましたか。ウクライナの地方自治体へのロシアの攻撃を。平和憲法を守り、ロシアのウクライナ侵攻に抗議をしている藤本さんの訴えに共感しております。憲法を改悪し、戦争することが可能になれば、地方自治体は自衛隊員の確保や実質的な徴兵を行う出先機関になってしまうかもしれません。核保有や先制攻撃などすでにこれらの失敗は十分に日本は第二次世界大戦で学んだはずです。地域から反対の声をあげましょう。


元小学校教師
野原容子さんの応援スピーチ

元気で明るい藤本いせ子候補
市議会ウオッチングも続けている


 こんにちは。清瀬の退職教職員の会の野原です。市議補選に共産党から立候補した藤本いせ子さんの応援をさせていただきます。
 藤本さんとは、教育懇談会や学習会、子ども食堂などでご一緒してきました。私はお手伝いする程度ですが、藤本いせ子さんは、いつでも、どの会でも、会の中心の一人としてがんばっています。見たとおり、元気で明るいですので、持ち前のパワーで活動しています。
 市長候補の池田いづみさんが中心の「みんなが主役」市民の会でも、議会ウオッチングの一人として、市議会の傍聴に欠かさず参加しています。また、清瀬小の建て替えに伴って八小との統廃合の問題が持ち上がれば、「公共施設の再編計画を考える会」を立ち上げた一人として、署名活動や懇談会、学習会で広く市民の方たちに訴える活動をしています。

藤本さんほどの適任者はいない
子どもたちへの思いがあるから


 これほど、いまでも市政にかかわっているのですから、市議補選の候補者として藤本いせ子さんほどの適任者はいないと思います。そのエネルギーの源には、学校現場で忙しさに追われて働く教師たちへの思いや、豊かな環境で育ってほしいという子どもたちへの思いがあるからだろうと思います。

市民が声をあげれば政治を動かすことができます
少人数学級実現の運動が広がって実現


 清瀬市は、お金がないということを第一の理由として、私たちの要求をなかなか聞いてくれません。世の中の流れも、「どうせ」とか「いっても無駄」という方向にいきがちですが、でも、市民が声をあげれば国や都や市を動かすこともできます。
 たとえば、コロナ禍が長引くなか、子どもたちはたくさんの我慢を強いられていますが、いっせい休校のあと、コロナ感染防止や休校での学びの遅れを取り戻すためにも、せめて子どもたちへのプレゼントとして、「少人数学級の実現を」という運動が広がりました。全国のお母さん・お父さん、先生たちが署名を集めたり文部科学相に申し入れをしたりして、凍結していた35人学級が実現しました。

生徒と教員、保護者らの要求が実り
理不尽な校則が撤廃されました


 東京都では、「ブラック校則」といわれた都立高校の校則が、今年度で見直されました。生まれつきの髪の色やくせ毛にもかかわらず、黒く染めるよう指導したり、地毛(じげ)証明書を書かせたり、ツーブロック禁止、下着の色まで指定されるなど、理不尽な校則がやっと撤廃されることになりました。
 都教委が動いたのも、生徒と教員、保護者らの要求があり、それを共産党都議の原のり子さんや池川友一さんが都議会で取り上げ、マスコミも報道し、都民の声が広がったからです。

子どもの声に耳を傾ける社会であってほしい
藤本いせ子候補はそれができる人


 理不尽なことでも校則だから従え、というのが教育ではないはずです。「おかしい」と声をあげたら、その声が広がって変えることができるのだ、ということを学ぶことこそ教育ではないでしょうか。子どもの意見に耳を傾ける社会であってほしいと思います。それをできるのが、藤本いせ子さんだと思います。

清瀬市でも父母や教員が動いてトイレ改修を実現
共産党市議団を増やし池田いづみ市長を支えたい


 かつて清瀬市でも、児童・生徒から「学校のトイレは暗くて使いにくい」という意見が出て、父母や教員が動いて市内の学校のトイレの改修が実現しました。エアコンの設置も同じです。いま、清瀬には共産党の市議さんが5人いて、日夜奮闘しています。ここに藤本いせ子さんが加わり6人になって、池田いづみ市長を支えるなら、市政は変えられます。

子どもと平和のために
藤本いせ子候補の思い


 藤本いせ子さんは、「何より子どもと平和のために」と立候補しました。ロシアがウクライナを侵略、攻撃するニュースが毎日のように流れています。世界中で「戦争やめて!」「ウクライナに平和を!」という切実な声が広がっています。一日も早く戦争が終わり、ウクライナの子どもたちに笑顔が戻ってほしいです。
 爆撃のあとの瓦礫(がれき)の山と焼野原に「77年前の日本の姿だ」と戦争体験者の方が話していました。戦後77年目です。私たちの先輩も、かつて教え子を戦場に送り出しました。その痛恨の思いと深い反省に立って、「教え子を再び戦場に送らない」ことを誓ったのです。
 私たちもその思いを、いまに引き継いできました。ですから、二度と戦争をしないと明記した憲法9条を変えようとする動きを許すことができないのです。
 子どもたちや若者に憲法9条が守られ平和な社会を! だれもが尊重される社会を! と立候補した、そんな藤本いせ子さんをみなさんも応援してください。

私も、藤本いせ子市議候補(中央)と一緒に
支持を呼びかけています
左は山崎美和市議
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応援スピーチをする野原容子さん
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by hara-noriko | 2022-03-30 23:39 | 選挙 | Comments(0)

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