独法化 強行すべきではない
2022年 05月 12日
病院から事務長らが対応
「多摩北部医療センターを良くする会」は5月11日、院長あてに「医療機能の充実などを求める要請」をおこないました。猪口純子事務長らが対応してくださいました。井口信治会長をはじめ、東村山市・清瀬市・東久留米市の会員のみなさんとともに、尾崎あや子都議、東久留米市の永田まさ子市議、清瀬市の香川やすのり市議、私も参加。とても大事な要請と懇談ができました。
参加者からたくさんの発言が
コロナ対応に感謝 要求も多彩
井口会長のあいさつにつづき、畠山まこと事務局長から要請内容について説明。その後、出席者からも発言がありました。
・キンラン・ギンランを守ってきた。これからも大事にしていきたい。
・平日準夜間の小児救急やコロナ対応で本当にありがたい。独立行政法人化(独法化)しないで。
・産科の検討がされていることは大事。うれしい。あわせてNICU(新生児集中治療室)の設置が重要。
・児童精神の先生による発達障害等の外来を復活してほしい。
・今ある診療科を充実させながら、産科の設置を。
・産科は、リスクの高い分娩も視野に入れて計画をしていくべき。
・障害者の入院について、ていねいな対応を求める。個室に誘導ありきではない対応を。
・運営協議会に住民代表を入れてほしい。
・建て替えで、行政的医療が後退しないようにしてほしい。
・手術を予定していたが突然、医師がやめてしまい、他の病院へ紹介された。いちから検査をし直し、お金もかかった。住民にとってこういうことは本当に不安なこと。改善を求める。
・ここで手術してもらった。(複数の人からの発言)
・コロナで障害者を受け入れてくれて感謝する。
・知的障害児のお母さんからは、「行きたくない」という声もある。受け入れ方の改善を。
・西武バスが正面玄関前まで乗り入れられるように改善を。
「都に声をあげてほしい」
「地域に根差して発展してほしい」
事務長、庶務課長も真摯に受け止めてくださった。独法になっても今までと変わらない、しっかり準備していく。という一方で、独法になったらどのようになっていくか、まだ決まっていない、とも。「良くする会」の人たちは、コロナ禍のもと、独法化を強行すべきでない、都に声をあげてほしい、地域の大事な病院として地域に根差して発展していってほしい、と求めました。
都への要請も計画
「良くする会」では、このあと、東京都に対しても要請する予定です。
(左から)永田まさ子・東久留米市議、香川やすのり・清瀬市議、
原のり子、尾崎あや子都議
by hara-noriko | 2022-05-12 23:02 | 活動日誌 | Comments(0)