公共を立て直す   

 5月29日におこなった都政報告懇談会での報告を引き続き紹介します。都政で大事な課題の1つとして、「パブリック(公共)を守る・立て直す」ことを強調しました。短いお話しかできませんでしたが、都立病院・公社病院の独立行政法人化、公立保育園の廃止の問題などを考えるときの基本的な認識として大事ではないかと思いました。
 以下は、その発言部分です。

コロナ禍 自己責任を押し付ける政治のもとで
「公」の役割を果たしていくことの重み

 コロナ禍で見えてきたのは、自助・共助ばかりが強調され、自己責任を押し付ける政治が横行しているなかで、やっぱり「公」の役割をちゃんと果たしていくことの重要性だと思います。公の部分を守っていかないと命が守れない、ということが鮮明になったと感じています。いま、この問題が大きなテーマになっていると思っていて、公的病院の役割、公立保育園の大事さに改めて光を当てなければいけないと思って取り組んでいます。

安心できる居場所の確保
分断されやすい状況のなかで


 もう1つは、「居場所支援」です。子どもから大人まで、どんな人でも安心できる居場所が必要だ、ということもコロナ禍のなかで見えてきたと思います。
 コロナによって一人ひとりが分断されやすい状況にあって、改めて安心して集まれる場所を大事にすることが本当に重要だということです。

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予算特別委員会質問(1)都は公立保育園をしっかり支えてほしい
この質問で私は、都知事に対して「公」の役割をどう評価しているかを聞いています。

麦の穂
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by hara-noriko | 2022-05-31 22:59 | 東京都政 | Comments(0)

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