パートナーシップ制度 都議会 全会一致で可決
2022年 06月 16日
差別や偏見のなかでねばり強く
都議会第2回定例会が終わりました。都民の声が政治を動かす、このことを実感する議会となりました。
なんといっても、パートナーシップ制度(人権尊重条例改正案)が全会一致で可決されたことが本当によかった! セクシュアルマイノリティ当事者をはじめ、都民のみなさんのねばりづよい取り組みの成果です。偏見や差別、無理解がまだまだ社会に根強くある中で、声を上げ続けることはどれだけ大変なことか…。とくに、この間の総務委員会でもさまざまな声が出され、それを聞いて辛かった、具合が悪くなった、という声も聞いています。なぜ、あたりまえのことを求めているのに、辛い思いをしなければならないのか…。そこを乗り越えての可決、みなさんが歴史を動かしました。
パートナーシップ制度は、今年の11月1日に実施される予定です。
よりよい制度にしていきたい
誰もが自分らしく生きられる社会に
同時に、これはゴールではありません。より良い制度にしていくこと、そして、誰もが自分らしく生きられる社会にしていくために取り組みを強めたいと思います。改めて、後日、総務委員会での質疑をふりかえる記事も書きたいと思います。
手話言語条例 全会派の共同提案で成立
聴覚障害者、関係団体のみなさんの努力で
そして、手話言語条例も全会一致で可決しました。議会にワーキングチームをつくり、超党派で議論検討を重ね、全会派の共同提案で成立するという、画期的なものとなりました。この問題も、聴覚障害者、関係団体のみなさんの長年のとりくみの力です。
手話は言語
手話以外の方法も保障したい
手話は言語。このことをきちんと位置付けることができ、本当によかった。同時に、手話以外の方法でコミュニケーションをとる聴覚障害者の方々もいらっしゃいます。人それぞれの「言語」をきちんと保障する、そのこともあわせて議論しています。
最終本会議 福手ゆう子都議が討論
都立・公社病院の独法化をすべきでない
最終本会議の討論は、共産党から福手ゆう子都議がおこないました。すばらしい討論でした! 都立・公社病院の独法化をすべきでない、と心を込めての訴えに、胸が熱くなりました。
また、議会全体の様子は、幹事長終了談話をご覧ください。
同会の人たちは各会派を回り、
共産党都議団にもきてくださいました


by hara-noriko | 2022-06-16 13:21 | 都議会 | Comments(0)