参院選 平和を守り暮らしを守る   

共産党比例候補 冨田直樹さんと一緒に
東久留米市と西東京市で訴えました


 6月24日、午前8時から午後1時まで、日本共産党の冨田直樹比例候補と一緒に東京・東久留米市と西東京市を比例カーでまわり、日本共産党への支持を訴えました。冨田比例候補は、ソフトな語り口でとてもステキでした。冨田候補が学生のとき、私は共産党千代田地区委員会で働いていました。学生担当だったので、よく知っています。地道にがんばる姿が本当にすばらしい。2人の祖父の戦争体験をふまえ、平和のために力を合わせよう、と呼びかけた部分を抜粋で紹介します。そして、私の訴えもお読みいただければうれしいです。

【冨田直樹比例候補の訴え(抜粋)】

父方の祖父 マリアナ沖海戦で空母が沈没
その思いは「戦争は二度と繰り返してはダメなんだ」


 「私は、山形の出身です。サラリーマンの家庭ですが、父方の祖父は明治生まれで戦争にとられ、乗っていた空母は昭和19年(1944年)のマリアナ沖海戦で沈没し、多くの人が命を奪われましたが、幸い生き延びて、戦後はパン屋を営み、父も生まれました。もし戦死していれば、私もここに存在することはできませんでした。自民党員でもあった自営業者でしたけれども、私たちに繰り返し言っていたのは『戦争は二度と繰り返してはダメなんだ』という言葉でした。

母方の祖父も兵隊にとられ
その思いも「戦争は二度と繰り返さない」


 「もう1人の母方の祖父は、大正生まれ。やはり兵隊にとられ、国内の基地にいるときに爆撃を受けましたが、幸い生きて帰ってきました。戦後は、いまでいう刑務所の刑務官の仕事をしていました。私の母を含む3人の子どもを大学までやることはできなかった、と90代のいまも悔しそうにしております」
 「母方の祖父は共産党の支持者でしたから、父方の祖父とはまったく考えが違う。けれども、共通していたのは「戦争は二度と繰り返さない」という反戦の思いです」

争いを戦争にさせない 党をつくって100年
比例は共産党へ 東京選挙は山添拓候補へ


 「争いを絶対に戦争にはさせない。その外交をやるためにこそ、政治の存在意味があるのではないか。ここに確信をもって、みなさんとともにすすめて行く決意です。今年、党をつくって100年になるのが日本共産党です。ものがいえなかった時代から戦争反対、自由と民主主義を求めてたたかいぬいてきました。憲法9条だけは壊したくない、子どもたち・孫たちに平和な日本とアジアに手渡してやりたい、というみなさんの願いはこぞって比例は日本共産党へ、東京選挙区は山添拓候補へ、ご支持の輪をどうかお広げください」

【原のり子の訴え】

暮らしと平和を守る大事な選挙
ぎりぎりのところにきている、と感じませんか


 参議院選挙が始まっていますが、みなさん、どのようにごらんになっていますか? 私たち日本共産党は、今度の参議院選挙、暮らしと平和を守る大事な選挙だということで、みなさんに訴えをしています。
 みなさん、いままで生きてこられて、「まさか日本が戦争に巻き込まれることはないだろう」と思っていらっしゃったと思います。また、暮らしの面でも、「いまはちょっと大変だけれど、ここを我慢してがんばればなんとかなるかもしれない」と思ってこられたのではないでしょうか。でもどうでしょう。平和の問題でも暮らしの問題でも、「いまぎりぎりのところにきている」と感じていらっしゃいませんか? ウクライナの状況を見ても、市民の方や子どもたちが逃げまどう。戦争の期間が延びてしまって、心配な状況がさらに広がっています。

憲法9条を守って
平和な世界を子どもたちに


 そして、胸が痛むのは、その状況を日本の子どもたちもテレビなどで見ていることです。「僕たちの日本は戦争になったりしないのかなあ」と心配している子どもたちもたくさんいます。いまこそ、憲法9条をしっかり守って、平和な社会を子どもたちに引き継いでもらう。このことが問われている、そういうときだと思います。

「生活が苦しい」「生きていくのがつらい」
あなたの責任ではなく政治の責任です

 暮らしの問題でも、がんばってもがんばっても生活が楽にならない。がんばりが足りないのかなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。「生活が苦しい」「生きていくのがつらい」、これはみなさんお一人おひとりの責任ではなくて、希望をもてない政治の責任なんだということを心から訴えたいと思います。

共産党 比例で5議席以上を
東京選挙区は山添拓候補に


 今度の選挙は、平和を守り、暮らしを守る、そういう選挙にしていきましょう。そのためにも、日本共産党をどうか伸ばしてください。5議席以上を比例代表で獲得させてください。そして、大激戦の東京選挙区、当落線上でがんばっている山添拓候補をなんとしても押し上げてください。心からお願いを申し上げます。

6月の都議会 平和の問題が焦点に
代表質問で「9条守り・生かす」と言ったのは共産党だけ


 私は、都議会から見た参議院選挙について少しお話をしたいと思います。ついこの前まで、6月の都議会をやっていました。平和の問題が焦点の大きな一つになりました。憲法9条を守り・生かす。このことを代表質問で取り上げたのは私たち日本共産党だけでした。そして驚いたことに、都民ファーストの会の代表が代表質問で核シェルターを要求したんです。都民ファーストの会は都民のみなさんから寄せられた核兵器禁止条約を批准してください、その意見を国にあげてください、という請願に反対しています。自民党、公明党と一緒になって反対して、この請願は否決されてしまいました。その上に、今度は核シェルターまでつくれといっている。驚きました。危険極まりないというほかありません。そして、維新の会は、核シェアリング(核兵器の共有)を強調しています。
 原発の問題はどうでしょうか。原発再稼働、この問題を質問で取り上げて迫っているのが自民党と維新の会です。都議会の中でもこういう状況になっているんです。

ウクライナの危機に乗じた
軍拡や改憲の流れにストップをかける

 私は、改めて、核兵器禁止条約にちゃんとサインをする、そういう政治に切りかえなければいけないと思います。ウクライナの危機に乗じて、軍拡を競い合ったり、憲法9条を変えようとしたりする流れには絶対にストップをかけなければなりません。そのためには今度の選挙ではぜひとも日本共産党を応援していただきたいと思うんです。日本共産党は、党をつくって100年になります。過去の侵略戦争のとき、ほかの政党はみんな解散して大政翼賛会に流れ込み、侵略戦争をすすめてしまった、そのときにも日本共産党は、「この戦争はダメなんだ」と筋を通した政党です。こういう政党を伸ばしていただくことで、平和が脅かされているこの状況を打開していく力になるのではないでしょうか。ぜひとも、みなさんの大きなお力添え、思想信条、立場の違いを超えて、今度は日本共産党とお寄せいただきたいと思います。

共産党が伸びれば政治は変わる
みなさんの立場で筋を通す政党こそ


 「でも、日本共産党が少しぐらい伸びても、自民党とかと比べれば数が少ないから、あんまり影響ないんじゃないか」と思う方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。そんなことはない、と私は言いたいんです。
 先の都議会議員選挙で、私も2期目の都議会に送り出していただきましたが、日本共産党は19議席へと伸びました。この都議会議員選挙の前までは、自民党は、セクシュアルマイノリティーのみなさんのパートナーシップ制度について、反対はしないけれども慎重にすべきだと言っていたんです。つまり先送りをする、そういう姿勢に見て取れました。しかし、都議選の結果、都議会の中は主要5会派がほぼ横並びの状態になりました。そういうなかで、ねばり強く運動してきたセクシュアルマイノリティー当事者のみなさんと力を合わせて、この6月の都議会で東京都でパートナーシップ制度を実現する条例改正案を全会一致で可決することができました。
 みなさんの立場で筋を通す。そういう政党を、そういう議員を、1人でも2人でも多く通すことで、みなさんと力を合わせれば政治を変えることができます。そのことを私は心から訴えたいと思います。

東京選挙区は山添拓候補へ
2期目の参議院に送り出してください


 日本共産党の東京選挙区候補、山添拓さんは、まさにみなさんの立場で筋を通す、そうした役割を果たせる大事な議員です。弁護士として過労死事件を担当し、また、あの福島原発事故の被害者のみなさんが起こした裁判の弁護団の一員として訴訟にかかわってきた人です。ですから、最高裁が出した国の責任を認めない判決は心底許せない、といっています。この思いを2期目の参議院にもっていって、政治の場できちんと決着をつける。無責任な政治を追及していく。その思いで取り組んでいます。どうか、山添拓候補を2期目の国会へ送り出していただけますよう、心からお願いを申し上げまして、都議会議員・原のり子からの訴えとさせていただきます。みなさんどうぞ、よろしくお願いいたします。

訴える冨田直樹比例候補(左)と原のり子
西東京市のひばりが丘駅前で

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東久留米市のイトーヨーカドー前でも訴えました
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by hara-noriko | 2022-06-24 23:54 | 参院選挙 | Comments(0)

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