参院選 共産党を伸ばしてほしい、これだけのわけ
2022年 06月 26日
細野真理比例候補の訴えを抜粋で紹介します。
ブレない共産党
その理由は
「共産党がブレないのは、選挙のときだけでなく、日ごろから国会議員、地方議員、そして全国の党員が、市民のみなさんの声を聞いて、取り組んでいるからです」
本当に腹立たしいのは
聞く耳もたない岸田首相と政府の姿勢
「本当に腹立たしいのは、あちこちの家庭から『生活が大変だ』という声がわきがっているにもかかわらず、日本政府と岸田首相はまったく聞く耳をもっていないということなんです。『聞く力』といいながら掲げていたノートはどこにやったんだ、というくらい生活の実態が政治に届いていない」
「岸田首相は、物価高に関連して発言しました。日本の物価高は海外に比べれば水準が低い、と。海外と比べればたいしたことはない、と発言したんです。この発言は本当に許せないと思いました。日本の国民年金は、満額でかけても月に受け取れる金額は6万4800円程度です。この金額で1カ月、この東京で生活してみて、そんな発言ができるんですか、と」
「とりわけシングルマザーの家庭は生活が大変です。平均年収240万円。これ手取りではありません。額面です。子どもを育てながら、この東京で生活しています。こういう実態を知っていたら、とでもじゃないけどこの物価高、海外と比べて水準が低いなどとはいえないと思うんです」
消費税・付加価値税の減税は91カ国
日本にできなわけがない
「日本より大変な国はたしかにあるんです。しかし、そういった国々は、政治が国民の暮らしや生活、命を守るための具体策をきちんと打ち出している。最低賃金の引上げ、消費税・付加価値税の減税をやっています。消費税・付加価値税の減税は91カ国です。日本より貧しいといわれる国もたくさん含まれています。日本にできないわけがないんです。日本に足りないのは、お金じゃなくて、国民の痛みに寄り添う政治の姿勢だと思うんです」
暮らし軽視の政治から暮らし最優先の政治へ
優しく強い経済をめざす日本共産党
「選挙の投票にでかけていただきたいと思います。暮らしを軽視する政治から暮らしを最優先にする政治に切り替える。その議席を国会へと送り出していただきたい。日本共産党は、国民の暮らしを守る経済対策を打ち出しています。優しく強い経済を軸に置いています。みなさん一人ひとりが買い物できるようになる。この状況を政治の力でつくりだそうというのが、日本共産党の経済対策の柱なんです」
「消費税を5%に減税する。零細企業や町の商店を踏み潰すようなインボイス制度は中止しよう。30年間日本の賃金は上がっていません。これを政治の力で引き上げよう。中小企業への支援と一体であればできます」
「財源もしっかり示しています。アベノミクスの下で多くの家庭は貧しくなりましたが、大企業の内部留保はたまりました。しかし、ため込んだはいいけれど、不景気の下で使い先がわからない。賃金にもまわらない。景気対策にもまわらない。だから内部留保の一部に課税して、出てきた財源を使って中小企業への支援と一体に最低賃金を引き上げる。日本全国どこでも時給1500円に。アルバイト、非正規雇用、正規社員、どの方も賃金が引き上がる仕組みをつくろう」
「そして、暮らしが見通せる社会保障をつくろう。下がらない年金。物価高に合わせて引き上がる年金を実現しようじゃないですか。給食費の無償化。大学の学費を半額に引き下げて、返さなくていい奨学金をつくりましょう。この願いを比例代表で日本共産党、東京選挙区で山添拓候補へと託していただきたいと思います」
私の訴えを紹介します。
平和と暮らしがかかった大事な参院選挙
「日本は戦争になってしまうのか」
暑いなか、立ち寄っていただいたみなさん、ありがとうございます。ご近所のみなさんも熱中症に気をつけておすごしください。
いま行われている参院選挙、みなさんはどのようにご覧になっていますか。
私たち日本共産党は、平和と暮らしがかかった大事な選挙になっていると思っています。いままでは、まさか日本は戦争になることはないだろうと多くの方が思っていらっしゃったと思います。経済、暮らしの面でも、いまちょっと厳しくても、なんとかがんばればどうにかなるんじゃないか、と多くの方が思っていたのではないでしょうか。
ところがいま、どうでしょうか。ウクライナでロシアが無謀な侵略戦争を行って、市民や子どもたちが傷ついている。そのことが連日報道されて、日本の子どもたちも胸を痛めている。日本は戦争になってしまうのか、と多くの方が心配している。こういう状況になってきました。
暮らしはギリギリ
希望をもてない政治に責任が
暮らしの面でも、「ぎりぎりだ」という声がたくさん届いていて、都庁の下でやっているフードバンクも毎週土曜日、500人以上の方が来られていると聞いています。小さいお子さんを連れたお母さんもいます。「家がない」という方もたくさんいらっしゃる。その状況は、悪化しています。
「どうしてこうなってしまったんだろう。自分の努力が足りなかったのか」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、そんなことはけっしてありません。一人ひとりが悪いわけではまったくなくて、希望をもてない政治に責任があるんだということを心からいいたいです。
比例代表は日本共産党へ
東京選挙区は山添拓候補へ
私たち日本共産党は、こんどの参院選で、みんなが希望をもてる社会にしていく一歩を踏み出したいと思っています。どうか日本共産党へご支持をお寄せください。比例代表は5人以上を、東京選挙区では山添拓候補を押し上げていただきますよう、まず最初にお願いを申し上げます。
選挙でよさそうなことをいっていても
議会で何をいっているか 確かな目で見極めてください
都議会から見ても、平和の問題は深刻です。各会派がどんなことをいっているのかをちょっと紹介します。
憲法9条を守り生かす。代表質問でこれを取り上げたのは日本共産党だけでした。私たちがなんとか平和に暮らしているのは、憲法9条に守られてきたからです。この9条を守ろうということを真っすぐに訴えて、これを生かして平和外交をやろうと提案しているのは、共産党です。
昨年、核兵器禁止条約を批准してほしい、国に意見書をあげてくださいという、被爆者のみなさんや運動しているみなさんの請願が、なんと不採択、否決されました。請願に反対したのは自民党、公明党、都民ファーストの人たちです。
つい先日の6月議会では、都民ファーストの代表の人は、核シェルターをつくれと知事に迫ったんです。本当に驚きました。危険極まりないというほかありません。
さらに維新の会の方は、核共有、核シェアリングということもいっています。
原発についていえば、自民党や維新の会が再稼働を求める。
都議会でも、こういう状況になっているんです。
選挙になると候補者の人たちは、なんとなくよさそうなことをいったりします。だれもが「平和を守る」といいます。でも、議会のなかでこういう態度をとってきたということをぜひ知っていただいて、みなさんの確かな目で見極めていただきたいと思います。
共産党を伸ばす 平和を守る大事な一歩
改憲と戦争への道に歯止めをかけましょう
今度の選挙で日本共産党を伸ばしていただくことが、平和を守る大事な一歩になるんだということを心から訴えます。
日本共産党は、党をつくって100年になります。過去に日本が始めた侵略戦争にも唯一反対した政党だということは多くの方が知っていらっしゃると思います。あのときに、他の党は解散して大政翼賛会に流れ込んでしまい、侵略戦争がすすんでしまいました。体を張って「戦争はダメだ」といい続けたのが日本共産党です。
平和を守れるか、憲法9条を守れるかという状況になったいま、この共産党を伸ばしていただくことで改憲と戦争への道に歯止めをかけていこうではありませんか。
どうしても話したい山添拓候補
過労死遺族の方が体験したこと
東京選挙区の山添拓候補のことをどうしても訴えたいんです。
暮らしを守る点でも、山添さんを2期目の参議院に送り出していただきたい。山添さんは、弁護士として過労死事件も多く担当してきました。山添さんの事務所開きには、過労死遺族の方も駆けつけて、話をしてくださったということです。
過労死で大事な人を失った遺族の方は、会社から「家庭で家族が気づかなかったのか」といわれたそうです。とっても悲しい思いで山添さんにメールを送ったそうです。こんなことを会社にいわれました、と。気づかなかった自分が悪かったのかと自分を責める思いだ、と。
山添さんがすぐに連絡を取ってくれて、「家族が気づかなかったことがわるいなんてことは絶対にない。長い時間働いていた会社でこそ気づかなければいけなかった。それができなかった会社に責任があるんだ」と山添さんがいって励ましてくれたそうです。
山添さんはそういう思いがあるから、こういう裏付けがあるから、最低賃金の問題も鋭い論戦で追及してきました。みなさんの働かされ方を改善しなければいけない。最低賃金はせめて時給1500円にする。このことを質問したら、とうとう大臣も今の最低賃金ではちょっと厳しいかな、という答弁をしたわけです。これがきっかけとなって、東京では時給1000円を超えるというところまできました。
東京選挙区 山添拓候補
当落線上の大激戦です
山添さんを2期目の参議院に送り出していただいて、最低賃金時給1500円をすぐにでも実現させましょう。日本共産党は、これを実現するためにも大企業の内部留保に一定の課税をして、その財源で中小企業を応援することもセットで提案しています。
当落線上の大激戦になっている山添拓候補。なんとしても押し上げていただきたい。そして日本共産党を大きく伸ばしていただき、みなさんの声と運動と結んで、政治を動かしていきましょう。こころから訴えます。
右は、山崎美和清瀬市議
by hara-noriko | 2022-06-26 23:15 | 参院選挙 | Comments(0)