安倍元首相の「国葬」は、やめるべきです   

土曜日夕方 東久留米駅前で2つの定例宣伝
永田まさ子市議、北村りゅうた市議、宮本徹衆院議員


 毎週土曜日の夕方、私は地域の共産党後援会のみなさんと一緒に東久留米駅西口で定例の宣伝を続けています。7月30日も北村りゅうた・東久留米市議が参加して訴えました。駅の東口では、永田まさ子市議が定例の宣伝をやり、宮本徹衆院議員が2つの定例宣伝に参加しました。
 宮本徹衆院議員のスピーチのうち、「旧統一協会と政治家との癒着を一掃しよう」と呼びかけた国会報告が同議員のホームページで紹介されています。ぜひ、ご一読ください。
 私は、安倍晋三元首相の「国葬」問題やコロナの感染拡大などについてスピーチしました。「国葬」問題についての訴えを紹介します。

安倍元首相の「国葬」
共産党の志位委員長が反対する談話を発表


 みなさん、きょうは、「安倍元首相礼賛の『国葬』の実施に反対する」という、日本共産党の志位和夫委員長が7月15日に発表した談話をお配りしています。私たち日本共産党の見解は、ここに書いてあるとおりです。

「礼賛や美化とは違う」と言ってこられた方が
しかし、岸田首相は何と言って「国葬」を決めたのか


 先日、このことを訴えていましたら、「礼賛や美化とは違うんだ。死者を悼むという思いなんだ」と言ってこられた方もいらっしゃいました。
 しかしみなさん、もともとの岸田首相の会見(7月14日)を思い出していただきたいと思います。岸田首相は、安倍元首相が長期にわたって首相を務めてきたこと、そして同時に、国内外でその実績・功績が高く評価されている、といって、だから「国葬」をやるんだと説明していました。

 (注)7月14日の会見内容が首相官邸ホームページに掲載されています。岸田首相は次のように語っていました。
 「安倍元総理におかれては、憲政史上最長の8年8か月にわたり、卓越したリーダーシップと実行力をもって、厳しい内外情勢に直面する我が国のために内閣総理大臣の重責を担ったこと、東日本大震災からの復興、日本経済の再生、日米関係を基軸とした外交の展開等の大きな実績を様々な分野で残されたことなど、その御功績は誠にすばらしいものであります。外国首脳を含む国際社会から極めて高い評価を受けており、また、民主主義の根幹たる選挙が行われている中、突然の蛮行により逝去されたものであり、国の内外から幅広い哀悼、追悼の意が寄せられています。こうした点を勘案し、この秋に国葬儀の形式で安倍元総理の葬儀を行うことといたします」

安倍元首相に哀悼の気持ちを表明することと
元首相がやってきたことをどう見るか、は別の問題


 私たち日本共産党は、参院選挙の期間中に安倍元首相が銃撃によって命を奪われるという、あってはならないことがあり、このことについては心から哀悼の気持ちを表しています。しかし、そのことと、安倍元首相がやってきたことをどう見るかということとは、まったく別問題ではないでしょうか。

一人ひとりの内心の自由にまで踏み込んでしまう
民主主義に反するやり方


 安倍元首相がやってきたことについても、一緒に評価をして「国葬」するということは、一人ひとりの内心の自由にまで踏み込んでしまうことにならないでしょうか。だれもが自由に意見が言える。弔意を表すかどうかも本来一人ひとりの判断に委ねられるべきであり、ましてや安倍元首相がやってきた政治の中身についてどう評価するかは一人ひとり考えがあります。このことをぜんぶまとめて、「国葬」という形ですすめてしまう。これは、民主主義に反するやり方だと思います。

弔意を表したいのなら、そう考える人が行えばいい
1つの考えを押し付ける考えは改めるべきです


 弔意を表したいというのであれば、そう考える人たちが行えばいいことであって、1つの価値観、1つの考え方を押し付けて、1人の人間を「国葬」にするという判断は改めるべきだと思います。
 しかもみなさん、国会でも議論をしない。法的根拠もない。閣議決定で決めてしまう。これは問題だと思われませんか。私は改めて、「国葬」には反対する日本共産党としての立場をみなさんに知っていただき、「自由と民主主義を守ろう」という声を大きくあげていきたいと思います。ぜひ、日本共産党の見解を書きましたチラシをご覧いただいて、みなさんと一緒に考えてきたいと思います。

「お前たちが殺したんだろう」と罵声を浴びせた人が
「非国民」であるかのような言い方は軽視できない


 この「国葬」問題は、軽視できないと思っています。
 なぜなら、先ほど言ったように、1つの価値観を国民に押し付けて「国葬」を行うことは、自由にものを言えなくする風潮をつくりだしていくことになってしまいます。
 先日、北村市議と一緒に宣伝をしていたときに、「お前たちが殺したんだろう」という、とんでもない罵声を浴びせて去っていく方がいました。私は、本当に危険な流れだと思いました。一人ひとりがどう考えるかは自由なのに、「国葬」に反対するだけで、まるで過去の暗闇の時代、「非国民」という言葉がありましたが、「非国民」であるかのような言い方で言い捨てていく。こういうことは、軽視できないと思っています。

過去の反省に立つならば
「国葬」にきっぱり反対し、自由と民主主義を守る


 過去の戦争を振り返れば、教育を変え、ものを言わなくさせていく、芸術や文化まで、戦争へ戦争へとかりたてていくものしか認めない、戦争に反対するなどということがあれば直ちに罰せられる。こうした流れが強まっていって、どんどん侵略戦争が進められてしまいました。
 その結果、多くの人が命を落としました。その反省から、日本は憲法9条をつくったわけです。9条によって、二度と戦争はしないことをみんなで確認し、誓ったわけです。
 過去の反省に立つならば、「人が死んだんだからそのことにケチをつけるな」とか、安倍元首相の「国葬」はおかしいという意見さえ封じ込めようするとか、こうした流れにはきっぱりと反対し、毅然とした立場で自由と民主主義、言論の自由を守ろう、と心から訴えていきたいと思います。

閣議決定されたといっても実施は9月末
みなさんと一緒に声を上げていきたい


 子どもたちや孫たちの世代に、平和で安心して生きられる社会をきちんと継続して手渡していけるように、いまが本当に重要なときではないでしょうか。
 安倍元首相の「国葬」。1つの価値観で、安倍元首相を美化して行うやり方はやめるべきだということを、ご一緒に言っていきましょう。
 閣議決定されたといっても、実施はこれからです。政府は9月末に行おうとしていますが、国会でも議論をしない。法的な根拠もない。閣議決定だけで行う。このやり方だけでも問題はないでしょうか。
 私たち日本共産党は改めて、「国葬」には反対する立場を表明し、みなさんと一緒に自由にものが言える当たり前の社会を継続し発展させる立場で取り組んでいきたいと思います。

東久留米駅西口で「国葬」反対を訴えました
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宮本徹衆院議員もスピーチ
右は、北村りゅうた・東久留米市議
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駅の東口では永田まさ子・東久留米市議が訴え
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by hara-noriko | 2022-08-01 22:13 | 国政 | Comments(0)

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