放置できない旧統一協会と政治家との癒着   

 いま大問題になっているのが、自民党などの政治家と旧統一協会(世界平和統一家庭連合)との癒着問題です。これは放置できません。

統一協会に洗脳された私の知人
やっと抜け出し社会復帰

 私も過去に、統一協会によって洗脳された知人がいます。統一協会から抜け出すまでにものすごく時間がかかった。いったん出てきても戻ろうとして、キリスト教の牧師さんや支援をする人たちが支えてくれ、なんとか社会復帰したと話してくれました。
 洗脳というのは本当に恐ろしいものです。そのことを知人の例から実感しました。統一協会のためにお金をどんどん渡してしまう。借金をしてでも尽くすことが当たり前になっていく。そこから抜け出せない。そういう状態をつくりだしてきた反社会的な集団と政治家が結びついて、選挙で応援してもらったり秘書を送ってもらったりする。こんな関係を続けてきたということは、許されていいことではありません。

旧統一協会と関係をもつ自民党などの議員
「何が問題か分らない」という議員までいる


 自民党は、旧統一協会と関係はないなどと言っているようですが、自民党などの議員が旧統一協会と関係をもっている事実が次つぎと明らかになっています。組織として関係はないという言い訳は、もはや成り立たないのではないでしょうか。旧統一協会について質問するジャーナリストに対して、「何が問題か分らない」と発言した自民党の国会議員まで出てきました。恐ろしいことだと思います。
 反社会的な集団と政治家との癒着のなかで政治が大きく歪められてきている問題は放置できません。徹底的に追及して解決していくために、私たち日本共産党は、全力を尽くしていきたいと思います。

ずっと追及してきた日本共産党
旧統一協会は反社会的な集団


 日本共産党は、過去から「しんぶん赤旗」や国会質問などで旧統一協会の反社会的な問題を追及し続けてきました。このなかで大事だと思っているのは、統一協会の問題をいうときに、宗教がぜんぶ悪いといってしまってはならない、ということです。統一協会については、日本共産党の田村智子政策委員長(参院議員)が記者会見で話をしていましたけれども、信仰は自由だという意味の宗教と統一協会とはまったく違う。反社会的な集団なんだと田村さんは話しましたが、まさにこのことが大事だと思います。

善良な宗教者のみなさんが胸をいためている
被害を受けている人たちへの支援も必要


 信仰の自由があります。一人ひとりが、さまざまな信仰をもっています。無宗教の方もいらっしゃいます。それは一人ひとりの自由です。しかし、統一協会はまともな宗教かのように見せながら反社会的な行為をずっと繰り返しています。ここに問題があります。
 いま、善良な宗教者のみなさんが統一協会の問題で非常に胸をいためています。統一協会の問題は、そうした宗教とは区別して徹底的に追及して、とりわけ政治家との癒着を一掃していかなければならないと思っています。
 さらに、統一協会の2世・3世の人たち、被害を受けている人たちを支援していくことがどうしても求められています。
 統一協会の問題を過去から徹底追及してきた政党として、きちんと取り組みを続けていかなければならないと思っています。

自民党の井上義行参院議員 旧統一協会の集会で
同姓婚やLGBTQを認めない、と


 もう1つ非常に問題だと思っていることがあります。自民党の井上義行参院議員(先日の参院選で比例で当選)は、旧統一協会との関係がもっとも早く報道された人です。集会に呼ばれて話をして、同姓婚は認めない、LGBTQは認めない、という発言を繰り返しおこないました。この発言が、セクシュアルマイノリティのみなさんを傷つけてきました。
 でも実は、この考え方の根っこに、旧統一協会の考えがあることは明らかです。統一協会は、合同結婚式などもおこなって、同姓婚やLGBTQの人たちを認めない立場をとっています。こういう団体であいさつして、そういう人たちに選挙で応援してもらって、セクシュアルマイノリティのみなさんを差別する発言を繰り返している人には、国会議員の資格はありません。
 旧統一協会の反社会的な実態、政治家との癒着を解明していくために、全力を尽くしていきたいと思います。

旧統一協会の問題が安倍元首相銃撃事件の背景に
徹底解明しないで「国葬」だけはやるのか

 いまお話した旧統一協会の問題をめぐって、自民党などは個人の問題に解消しようとしています。本当にとんでもないことだと思います。旧統一協会の問題で安倍元首相の銃撃事件が起きているにもかかわらず、政府は徹底解明をしないまま、「国葬」だけは行う。これは間違っているのではないでしょうか。しかも、世論は「国葬」反対が増えています。安倍元首相のやってきたことを評価する人たちが多数なわけではまったくありません。

自殺した赤木さんのパートナー
森友・加計問題も解決されないまま「国葬」とは


 私は先日、赤木さん、決裁文書の改ざんをさせられ自殺した財務省近畿財務局の元職員、赤木俊夫さんのパートナーさんが話をしているのを見て、この問題はちゃんと解決しなければいけないと改めて思いました。安倍元首相が命を奪われるという、本当にこれ自体はいたましいことであって、起きてはいけないことでしたが、森友問題も加計問題も、すべて明らかにならないまま安倍元首相が亡くなるという状況になりました。それを、「国葬」という形をとって、さらにもっと見えなくして、終わりにしてしまおうとする。そういう状況が本当に手に取るようにわかる。赤木さんのパートナーさんは、そのことを指摘しています。「国葬」にして、解決できなかった問題をそのままにしていいのか、ということを、赤木さんのパートナーさんがおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。

未解明な問題や政治家との癒着を解明しよう
自由と民主主義を守る 言論封殺は許さない


 ぜひみなさん、安倍首相の時代に行われてきた森友・加計問題、桜を見る会の問題などは、なにも解決していません。さらには統一協会と政治家の癒着まで大問題になっている。こういう問題をしっかり解明していくことこそ政治の責任です。みなさんの考え方は一人ひとり違うのに、安倍首相がやってきたことは讃えられるべきだという考えを押しつけて、「国葬」にしてしまう。これはやっぱり「やめるべきだ」といわなければならないと思います。ぜひ、日本共産党の見解を多くの方に知っていただいて、自由と民主主義を守る、言論封殺は許さない、という声をご一緒にあげていきましょう。心から呼びかけます。

清瀬市・東久留米市で旧統一協会の問題を訴えています
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by hara-noriko | 2022-08-04 22:27 | 国政 | Comments(0)

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