東久留米市 一日も早く高齢者の補聴器補助を実現したい   

東久留米市の北村りゅうた市議
高齢者の補聴器補助を市に求める


 私の手元に北村りゅうた・東久留米市議会議員の市政報告ニュースがあります。ここには「聞こえのバリアフリー 市として支援実施を」「補聴器購入助成の実施求める」という記事が載っています。北村市議は、市議会のなかで、補聴器補助の実現をめざして繰り返し質問しています。

共産党都議団も連携して取り組んでいます
東久留米市議会の意見書可決が大きなきっかけ


 実はこの問題、私たち日本共産党都議団も連携して取り組んでいます。その大きなきっかけは、東久留米市議会で共産党市議団が提案した高齢者の補聴器補助を国として実施すべきだ、という意見書が可決されたことでした。自民党は反対しましたけれど、他の人たちはみんな賛成しました。そういうなかで、都議会のなかでもこの問題を取り上げてきました。

都内では16自治体が実施
都の補助もあるので市がやる気になればできます


 いま、高齢者の補聴器補助については、東京のなかで16の自治体が実施するようになりました。多くが23区ですけれども、利島村(としまむら)が高齢者補聴器購入費助成事業を実施し、10月からは三鷹市も実施することになりました。
 東京都も補助を出しますから、市がやる気になれば補聴器補助が実現できます。この問題も、北村りゅうた市議会議員が市議会のなかで明らかにして、実現に向けて取り組んでいます。共産党都議団としては、東京都がもっと補助を拡充しないと多摩地域では進まないと、条例提案も行っています。
 高齢になっていけば誰もが若いときほどの聞こえはなくなります。目がよく見えなくなったり老眼になったりすればメガネを使うのと同じように、補聴器も使っていく。このことがとても重要です。

早い段階から補聴器を使う意味は
認知症の予防にとっても重要です


 私たち共産党都議団は、慶應義塾大学耳鼻咽喉科の小川郁教授や、東京都医師会の尾崎治夫会長らをお呼びしてシンポジウムなどをおこなってきました。早い段階から補聴器を使い、うまく調整を積み重ねていけば、聞こえの問題はかなり改善されることが明らかになっています。
 また先日、北村りゅうた市議と一緒に「市政・都政報告会」を開きました。何人もの方から、「補聴器が高すぎて買えない」「買ったけれどあわない」など、たくさんの声が出されました。補助の実施は待ったなしです。そして、北村市議も報告していましたが、聞こえの問題と認知症の問題に関係があるといわれています。コミュニケーションをしっかりもち続けることが認知症の予防に重要です。そういう研究も積み重ねられているなか、東久留米市としても高齢者の補聴器補助を実現する。そのために、市議団と都議団とが連携して取り組んでいきたいと思います。

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北村りゅうた市議(左)と一緒に
高齢者の補聴器補助実現を訴えました
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by hara-noriko | 2022-08-22 22:24 | 市政報告 | Comments(0)

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