東京・清瀬市議選 予定候補の訴え(2)香川やすのり市議
2022年 10月 01日
現在1期目、46歳
東京・清瀬市でおこなわれた日本共産党の「国政・都政・市政報告会」(9月25日)。来年春におこなわれる清瀬市議会議員選挙の予定候補者5氏が、それぞれ決意を語りました。順次、紹介していきます。2回目は、香川やすのり市議(現在1期目、46歳)です。
妻と協力して4人の子どもを育てながら
地域のみなさんのご協力があってこそ
みなさんこんにちは。香川やすのりです。2期目に挑戦するにあたって決意表明をさせていただききます。
みなさんに市政に送り出していただいて、早いもので4年がたとうとしています。
子ども4人を妻と協力して育てながらの議員生活が送れたのも、先輩議員のみなさん、そして地域のみなさんのご理解、ご協力があってのことだと思っています。改めて感謝申し上げます。
声を上げれば政治は変わる
現場の声を議会で取り上げて
これまでの議員活動をして感じた事は、この業界はなんて理不尽なことが通用する業界なんだ。と。しかし、時間がかかることもありますが、声をあげれば政治が変わるということも感じました。
前回の選挙で私は、障害児・者、高齢者が安心して住めるバリアフリーの清瀬ということを個人の公約として掲げました。当初は、気象衛星センター前のバス停が狭く、バスを待っているのも危険な状況なので拡幅することを議会で取り上げました。その結果、畑の所有者の協力のもと、拡幅することができ、雨の日、傘を差しながらも安全に待つことができるようになりました。また視覚障害の方や高齢者の方も安心して利用できるようになりました。しかし、まだ歩くのに危険な歩道や道路があるので改善していかなければなりません。
特別支援学級の新設・増設を
毎回のように議会で質問
また、特別に支援が必要な子どもたちが通う学級の新設・増設が市の計画から随分と遅れていることを指摘し、早急に設置することも議会で毎回のように取り上げてきました。実際に先生方の話を聞き、保護者の声も聞き、その声を議会で取り上げたところ、市もやっと動き始めるようになりました。
障害者が一人の人間として尊重される社会に
障害者施設の職員、学校の先生の働き方の改善を
さらに、障害者支援や学校教育の改善についても毎回のように取り上げてきました。障害者本人が、安心して支援を受けられ、他の人と変わらない一人の人間として尊重されるべきです。その為には、障害者施設の職員さんの働く環境も整えなければなりません。また、学校教育に関しても、先生方の働き方も整えなければなりません。いまだに、夜遅くまで校舎の電気がついていることがあります。先生が受ける研修も山のように実施されています。
理不尽な校則も変えていきたい
生徒や保護者、先生たちで意見を出し合って
また、「ブラック校則」という言葉がはやりました。市内中学校に通っている私の息子の生徒手帳を見たところ、「ツーブロック」の禁止、「中学生らしい」「くるぶしソックス」の禁止など、話題にあがったことのある「ブラック校則」が書かれていました。また、癖毛や生まれながらの髪の色の子に対する学校の対応も問題になりました。癖毛の地毛証明書の提出をさせられたり、生まれながらの髪色について黒く染めるなどの指導、これらは子どもの権利侵害といっても過言ではありません。
校則は時代に合った、そのときの生徒や保護者、先生たちで意見を出し合って学校で決めていくべきです。これらも議会で取り上げ、今後は変わっていくと思われます。
米軍大和田通信基地をかかえる清瀬
土地利用規正法の廃止を求めたい
最後に、いまだにロシアによるウクライナの侵略が続いています。ここ清瀬においても、大和田通信基地という米軍の通信基地があります。防衛施設周辺の土地利用を制限する土地利用規制法の運用に関する基本方針が閣議決定され、20日から施行されました。基本方針では自衛隊や在日米軍、海上保安庁等の施設や原子力発電所等の重要施設、領海警備の拠点となるような国境離島を示す「注視区域」と、司令部機能を有する防衛関係施設や無人国境離島等の施設を特別注視区域としました。
特別注視区域に関しては、一定の面積以上(おおむね200平方メートル)の土地を売買する際には、国に対して所有者や利用者の氏名、住所、国籍の事前の届け出が義務付けられました。このような区域から1キロメートルが対象となります。大和田通信基地から見ると、旭ケ丘や下清戸の一部から市役所あたり、十小地域まで広がります。しかし、気象衛星センター、ここも重要施設になった場合、注視区域は清瀬市全体を覆う可能性もあります。
土地利用規正法は、「注意区域」などに指定して所有者や使用者を監視・情報収集して、「機能阻害行為」があれば使用中止を勧告・命令するもので、日本共産党は、同法の廃止を求めています。
国政・都政・市政の議員が連携
私もさらにがんばります
いま申しあげた、障害福祉、学校教育、市民のみなさんの暮らしや安全を守るためには、国、都、市の各議員が連携できなければ成し遂げることができません。そのためにも、みなさんのお力で、私はもちろんのこと、新人の穴見れいなさん、先輩方を再び市議会に送り出してください。来年の統一地方選挙まで半年ありません。さらに頑張ることをお誓いして私の決意表明とさせていただきます。がんばります。ありがとうございました。


(左から)香川やすのり市議、佐々木あつ子市議、
山崎美和市議、穴見れいなさん、原田ひろみ市議

by hara-noriko | 2022-10-01 21:11 | 選挙 | Comments(0)