2023年 岸田政権の暴走を止める年に
2023年 01月 04日
私も参加して訴えました
1月3日、日本共産党清瀬市議団の新春街頭宣伝に参加しました。原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、山崎美和市議、香川やすのり市議、穴見れいな予定候補の5つの地域で訴えました。今期で引退する深沢まさ子市議、藤本いせ子市議、党後援会のみなさんも参加して、元気に行動しました。原田市議は所用のため参加できませんでした。
大軍拡・大増税路線はストップを、とみんなで思いを訴えました。あわせて、市議・予定候補のみなさんの各地域の市民要求もとりあげながらのスピーチに、たくさんのことを学びました。ますます、連携して取り組んでいきたいと強く思いました。
私のスピーチを紹介します。
年末年始 苦労を強いられている方々が
ひとごとでは「ない日本の状況
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
いま、「おめでとう」と言いましたけれども、心の底から「おめでとう」とはなかなか言いにくい、そういう社会状況になっています。ウクライナに対するロシアの侵略戦争は、まったく止まっていません。日本の状況を見てみると、年末年始、苦労を強いられている方々がたくさんいらっしゃいます。食べるものが足りない。寝る場所がない。こういう困難をかかえた方々のために、支援団体のみなさんが各地で生活相談、医療相談、また炊き出しなどを行って、支援をしています。池袋の支援の場所では、年末年始、利用される方が最多になったそうです。それだけ今、困難を強いられている方々が多くいらっしゃる。本当にひとごとではありません。
年末年始 電話・ファクス相談を実施
安心して寝て、食べられる 当たり前の政治を
私も、少しでも、みなさんが困ったときにつながれる場所になりたいと思って、ささやかですけれども、年末年始、自分の事務所で電話・ファクス相談を行いました。コロナに感染して苦労を強いられている方々のお話が寄せられました。政治の歪みがこういうところにあらわれていると実感します。
この年末年始、共産党清瀬市議団や予定候補のみなさんも含めて、生活相談に応じるなどの取り組みも続けてきているところです。
みなさん、安心して寝て、食べられる、そういう当たり前の社会にしていきましょう。そのために私は、みなさんとしっかり手をつないで、この1年、取り組みを強めていきたいと思います。
共産党都議団が都知事に来年度予算要望
重点項目のトップは、支援が必要な人への現金給付
私たち日本共産党都議団は、来年度の予算要望を昨年12月末に都知事に提出しました。要望項目は2350項目。そのなかで重点項目は125項目です。
今回、重点項目のなかでも何をトップに持ってくるかを議論しました。そして、私たちはこういうふうに書きました。「生活困窮者や低所得者をはじめとした支援が必要な人全てに、現金給付などの支援を行うこと」。まわりくどい、支援かどうかわからないような取り組みではもう間に合わない。直接の支援が必要だということを第一に掲げました。
高齢者の方々を支援する
都の責任で介護保険料・利用料の負担軽減を
とくに重視したことの一つは、高齢者いじめかというほどのひどい政治がすすめられているなかで、高齢者福祉をどうやって守っていくのか、高齢者の方をどうやって支援していくのか、このことも位置づけました。介護保険料・利用料の負担軽減を東京都の責任で支援していく。
みなさん、東京都の財政力がどのくらいあるかご存じですか。財政規模は16兆円。小さな一つの国と同じだけの力を持っています。コロナのなかでも黒字できている。財政調整基金も4800億円を超えている。これをみなさんのために使おう。そういうふうに私たちは提案しています。
子ども医療費の無料化拡大
多摩格差をなくしたい
子どもたちの医療費の問題でも、来年度から無料化が18歳まで拡大されます。これにも多摩格差が残っていて、清瀬市では一部負担や所得制限が残される。23区には一部負担や所得制限はありません。東京都の責任で財政支援を行って、こういう格差をなくし、どこの区市町村でも医療費が無料になるように、不公平がないようにすべきです。
障害者への医療費助成
「愛の手帳」3度・4度の方を助成対象に
東京都が実施している障害者への医療費助成の対象にならず、3割負担の方々がたくさんいらっしゃいます。知的障害の「愛の手帳」3度・4度の方々は助成の対象になっていませんので、3割負担です。これを改善しよう。このことも予算要望で位置づけを強めたところです。
「消費税の減税もやってね」
みなさん、世代を超えて力を合わせましょう。私たち日本共産党は、みなさんと一緒にこうした政治を実現するために全力を尽くす決意を心からお伝えしたいと思います。
暮らしをよくしていくために何が必要か
岸田政権の大軍拡・大増税の路線にストップをかける
暮らしをよくしてみなさんの願いが実現する。そういう政治にするために、いま何が必要か。それは、岸田政権がすすめる大軍拡・大増税の路線にストップをかけることです。5年間で43兆円もの防衛費を創っていく、といっていますから、みなさんの税金の使い方がますます逆転してしまう。社会保障などにまわらなくなってしまう。こういう事態になります。ですから、みなさんと一緒に、大軍拡・大増税の路線にストップをかけたいと思います。
暮らしの土台は平和です
戦争に参加する敵基地攻撃能力の保有はやめさせましょう
私たちの暮らしのいちばんの土台は平和です。平和でなければ生きていくことができません。その意味でも、岸田政権がすすめようとしている敵基地攻撃能力の保有には、ストップをかけなければなりません。
もし敵基地攻撃能力の保有が実行されることになると、大変な事態になります。反撃能力だなどとごまかしていますけれども、とんでもありません。アメリカが世界で起こす戦争、これに日本も参加して、日本が攻撃を受けていなくても他の国を攻撃する。こんなことがやれるようになってしまう。
憲法9条をもっている日本が
外国から警戒される国になってしまう
そうなれば、憲法9条をもっている日本、安全な日本と思われていたのが、まったく立場が変わります。警戒しなければいけない国になってしまいます。国際的なボランティア活動をしている方々も、9条があるから安心して外国で支援ができるのに、これが歪められてしまったら本当に大変だ、とおっしゃっています。
こういう道にストップをかけなければならないのではないでしょうか。
力を合わせればストップをかけられます
東京大空襲証言ビデオを公開する力になった平和運動
みなさんと力を合わせればストップをかけられる事例をお伝えしたいと思います。それは、東京都でようやく戦争体験者のみなさん、東京大空襲などで戦争を体験されたみなさんの証言ビデオを公開することになったことです。
どういうことなのか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は、戦争体験者の証言ビデオをたくさん録って、東京都が持っているんです。それがお蔵入りされていました。なぜか。平和記念館(祈念館)を建設する計画がとん挫(1998年)していたからです。
都議会がゴーサインを出さないために、前に進みませんでした。私たち日本共産党都議団は、この問題を繰り返し提起して、代表質問でも何度も取り上げてきました。そしてとうとう、平和運動をしている方々の大きなお力によって、証言ビデオを子どもたちや都民のみなさんに見てもらう、公開できる、この道を開くことができました。
さまざまな考え方のある都議会のなかでも、平和の問題は思想信条・立場の違いを超えて力を合わせようという平和運動の取り組みがあるから、切り開いていくことができたのだと思います。
過去の戦争をみんなで学んで
平和の取り組みを前にすすめる2023年に
ロシアによるウクライナ侵略戦争が終わらない。そして、岸田政権も大軍拡・大増税へとすすんでいこうとする。こういうときにこそ大事なのは、過去の戦争をみんなで学んで、この悲劇を絶対に繰り返さないという思いを共有することだと思います。そのためには、戦争体験者のみなさんの言葉がいちばん大事です。ここに学んで、二度と戦争を起こさせない取り組みを前にすすめていく2023年にしたいと思います。みなさんと一緒に平和を守る取り組みをすすめていきます。
4月に行われる統一地方選挙
岸田政権の暴走にストップをかけましょう
今年は4月に市議会議員選挙があります。統一地方選挙として全国で行われます。草の根から平和の声を上げていく絶好の機会です。いまのところ国政選挙はありませんから、この統一地方選挙でみなさんと力を合わせて、岸田政権の暴走にストップをかけたいと思います。
清瀬市の共産党市議団
都政をけん引してきた大きな力
暮らしを守る点でも、清瀬の共産党市議団は、都政をけん引してきた大きな力をもっている市議団です。私も、都議会に行ってそれを実感しました。
国保税が高すぎる。この問題をずっと取り上げて、子どもの均等割りの負担軽減を都内で最も早く実施した、数少ない自治体のうちのひとつです。こういうことを条例提案で提起して取り組んできたのが共産党清瀬市議団です。これに学んで、共産党都議団として条例提案を行ってきました。ますます連携して取り組んでいきたいと思います。
日本共産党は、国政・都政・市政と連携して、みなさんの暮らしを守るために取り組みを強めていくことを訴えまして、原のり子からの訴えとさせていただきます。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
マイクで訴えているのは山崎美和市議(中央)
(左から)藤本いせ子市議、深沢まさ子市議、
原のり子、山崎美和市議、佐々木あつ子市議、
予定候補の穴見れいなさん、香川やすのり市議
左は深沢まさ子市議、右は原のり子
右端は山崎美和市議
右から2人目は深沢まさ子市議
(左から)佐々木あつ子市議、藤本いせ子市議
原のり子、香川やすのり市議、山崎美和市議
by hara-noriko | 2023-01-04 19:38 | 活動日誌 | Comments(0)