「20歳のつどい」に参加して   

 1月9日、東京・東久留米市の「20歳(はたち)のつどい」に参加しました。東久留米の20歳の人は1110人(2022年10月31日時点)。おめでとうございます!

 つどいは、地域を分け、午前の部と午後の部の2回開催。教育長の式辞では、手塚治虫さんが晩年の10年間を東久留米で過ごされたこと、その間に、『ブラック・ジャック』が執筆されたことなどに触れながら、手塚さんが生前、東久留米の成人式で、好奇心を持つこと、寄り道をしてでも興味をもったことに首を突っ込むことの大事さを話された、と紹介されました。

 市長、市議会議長からの祝辞、来賓紹介、中学生時代の先生方の紹介ののち、中学時代の写真でつづるスライドショーがありました。なつかしい写真に笑いあったり、「○○ちゃんじゃない?」などの声が。
 その後、テノール歌手の大田翔さんのステージ。生の歌声の迫力に、しびれました。ピアノ伴奏とも息ぴったりで素晴らしかったです。

 つどいの最後は、成人代表のことばです。
 午前の部では、小学校教師になる夢に向かって努力していることが語られ、午後の部では、コロナで高校3年のときの年間行事はすべてなくなり、部活の引退試合もなくなり、不完全燃焼で終わったことが話され、この経験から、今を大事に生きるということを学んだ、と。お2人とも、すばらしかったです。

 夢や希望をもって生きられる社会にしていきたい、そして、行ったり来たり悩むことや、何度もやり直すことのできる、ゆとりのある、寛容な社会にしたい、と強く思います。自分の20代を思い出してみても、たくさん悩み、試行錯誤だらけでした。それを見守ってくれる人たちのおかげでなんとかやってこれました。今、あまりに社会が窮屈で、先が見えない…。私の20代のころとは比べ物にならないと思います。
 理不尽な社会を変えていく、自分の幸せと社会進歩を重ねて生きる…若い世代のみなさんと一緒に考えあっていきたいです。

 改めまして、つどいに出席されたみなさん、そして、さまざまな事情から出席していないすべての20歳のみなさん、心から、おめでとうございます。みなさんそれぞれの歩みを応援します!

左の写真は午前の部
(左から)原のり子、村山順次郎市議、かもしだ芳美市議
右の写真は午後の部
(右から)北村りゅうた市議、永田まさ子市議、原のり子
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by hara-noriko | 2023-01-10 11:24 | 活動日誌 | Comments(0)

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