清瀬市で共産党大演説会 佐々木あつ子市議のスピーチ
2023年 02月 10日
佐々木あつ子市議のスピーチ
東京都清瀬市で日本共産党大演説会が開かれました(2月4日)。会場参加とオンラインでの開催でした。4月に行われる清瀬市議会議員選挙をたたかう現職4人、新人1人の5人が決意を語りました。市民による応援スピーチ、宮本徹衆院議員の国会報告、私の都政報告と盛りだくさんの内容でした。市議予定候補の決意表明を紹介していきます。4人めは、佐々木あつ子市議(66歳)です。
24年間支えてくださった方が亡くなりました
5人の勝利を天国に報告したい
ただいま、ご紹介いただきました。佐々木あつ子です。
地域のみなさんに支えていただき、24年間元気でがんばることができました。感謝を申し上げるとともに7期目をめざしてがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
1月に、自分の議員生活を24年間支えてくれた尊いかたをなくしました。つい最近まで地域のお年寄りを介護相談会に誘ってくださり、親身になっていつも誰にでも丁寧な対応をして、優しくて熱いまなざしを忘れることができません。苦難を抱えている人のところに飛んでいく姿に共産党の党員としての多くを学ばせていただいたことに感謝しかありません。必ず5人の勝利を実現し、天国に報告したい。そんな気持ちでいっぱいです。
岸田政権への審判をくだす大事な選挙
ロシアによるウクライナ侵略に戦前の日本が重なる
4月の市議選は、1つには岸田政権への審判をくだす大事な選挙です。昨年暮れのテレビで、タレントのタモリさんが「新年は新しい戦前になる」と発言したことが話題になりました。日本にも戦争の影がにわかに忍びよっていることをいったのです。私の父は、1945年に10代で予科練に入隊し、神風特攻隊になりました。同僚が次つぎと戦死していくなか、自分が飛び立つのはいつかと不安な日々を過ごし、1945年8月15日の終戦で救われたという父の話は、脳裏に焼き付いています。ロシアによるウクライナ侵略に戦前の日本が重なります。戦争する国ではなく、憲法9条を生かした平和外交こそ、と強く訴えていきます。
日本共産党を大きく伸ばしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
5人の市議団 単独で議会の招集権を獲得した力
ゴミ袋の値上げ延期へ臨時議会の招集を求める
前回の市議選で共産党市議団を5人にしていただき大きな力を発揮することができました。
単独で議会の招集権を獲得した力を発揮できたのは、ゴミ袋の値上げの問題を取り組んできた時のことです。2020年は、新型コロナウィルス感染が拡大し、初めての緊急事態宣言で4月は学校の一斉休校になり、飲食店をはじめ営業にも影響が広がり、景気が一気に冷え込みました。こんなコロナのなかで「ごみ袋の2倍もの値上げは中止すべきだ」と私たち日本共産党は、緊急性があると判断し、実施の延期を求める条例提案をしようと臨時議会の招集を求めました。
自民党・公明党・清瀬市が出してきたのが「無料配布」
市民の負担軽減を考えて4カ月分の無料配布に
市長に請求権を提出に行く日、自民党、公明党から議長を通じて待ったがかかりました。自民党、公明党は、臨時議会を開かれては困る。共産党の提案に反対したら批判が怖いからです。追い込まれた自公と清瀬市政が対案を出してきたのが、「ごみ袋の無料配布」でした。この提案を受け私たちの中で何度も何度も議論をおこない、臨時議会を開いても、延期条例に反対されれば、このコロナ禍のなかで市民の負担増は避けられないことになる。苦渋の選択として「無料配布」を了解することにしました。4カ月分の無料配布は実施され、負担軽減に「助かっていますよ」と市民のみなさんからの声が多く寄せられました。
ごみ袋の値下げへの見直しは共産党市議団の公約です。今回おこなった市民アンケートでも63%の人が望んでいます。引き続きこの仕事をやらせてください。どうぞよろしくお願いいたします。
清瀬市政 市民の合意もないまま学校削減などを計画
3代の市長と論戦 いまの市政は最悪だと感じます
私は、この7期目にどうしてもやりたいことは子どもたちの学校の問題です。公共施設を再編する考えのなかで、市は将来学校を半分にする計画を打ち出しました。八小の廃校を始め、学校削減と一貫校がすすめられようとしています。市民の合意形成もないまま拙速にすすめることはあまりにも乱暴で市政の暴走でしかありません。私はこれまで歴代3人の市長と論戦をしてきましたが、学校の在り方についての問題では今の市政が最悪だと感じます。
人口増が見込まれる清瀬小、八小の学区域
議会で論戦し、八小廃止は「強行はしない」と答弁させる
統廃合計画のどこに道理があるのでしょうか。少子化を理由にしていますが、清瀬小、八小の学区域には宅地開発がすすみ、道路の開発で今後も人口増が見込まれます。矛盾点を繰り返しの議会で論戦し、市民のみなさんとの運動と共産党の追及で、市はとうとう当初令和10年(2028年)としていた八小廃止は「人口動態を見て時期は改めて検討する。強行はしない」と市長に答弁させたのです。大きな成果です。しかし、市は統廃合計画を撤回したわけではありません。八小を廃校するわけにはいきません。統廃合計画に市が断念するまで頑張ります。この仕事を佐々木あつ子にやらせてください。どうぞ、よろしくお願いいたします。
市民の声から学んで
市民とともに市政を前にすすめたい
私はこの問題を運動する人たちと一緒に取り組むなかで、八小が廃校されると聞いたお母さん方が、「理由もわからず八小がなくなることに子どもたちは不安を覚えています。いつなくなっちゃうの?と。どれだけ子どもの心を傷つけているのか」と意見をいただいたことに気づかされました。市民と一緒に運動を広げ市に迫ることの大事さです。
市政を前に動かすのは、市民の力です。一緒に日本共産党は、切実な要求実現を目指して頑張ります。そのためにはどうしても5人の市議団が必要です。大きなお力添えを心からお願いして、私の決意といたします。ありがとうございました。
(左から)原のり子、原田ひろみ市議、
佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、
香川やすのり市議、穴見れいなさん
by hara-noriko | 2023-02-10 13:39 | 選挙 | Comments(0)