「私も共産党を応援します」 清瀬市の安中知恵さん   

清瀬市で2人の子どもを育てる
安中知恵さんのスピーチ

 東京都清瀬市で開かれた日本共産党大演説会(2月4日)では、清瀬市で2人の子どもを育てる安中千恵さんが応援スピーチをしてくださいました。主な内容を紹介します。

清瀬に引っ越してもうすぐ2年
娘のぜんそくの症状がほとんど出なくなって


 5歳の娘と息子の双子を育てています。清瀬市に引っ越してもうすぐ2年がたちます。引っ越してきて本当に良かったな、と思うことからお話をさせていただきます。
 私の娘は生まれてすぐにダウン症と診断されています。気管支が弱いので、風邪をひくとすぐにゼコゼコとなります。けれども、清瀬に引っ越してきまして、気管支炎の症状がほとんど出なくなりました。清瀬市には結核の療養所があったと聞いています。同じ東京都でも、自然に囲まれきれいな空気のなかで暮らしていることがここまで効果があるのかを引っ越して初めて知りました。

環境を条例で守ってきたところ
清瀬の価値を守ってきた共産党市議団


 先日、市政報告会に参加させていただきました。原田市議からうかがったのは、清瀬というのはこの環境を条例で守ってこられたということでした。どこにでもある東京の郊外ということではなくて、清瀬に引っ越してきたからこそ、うちの娘は健康で暮らしていけるようになったということを実感しています。
 この価値をわかって守っておられるのが、日本共産党清瀬市議団のみなさんだと思っております。

娘は保育園に入ることができました
香川やすのり市議に話を聞いてもらって


 清瀬に引っ越してきて、娘は保育園に入ることができました。以前に住んでいた区や、友人が住んでいる区は、お金はたくさんあるのですが、待機児童を減らすことばかりを目標にしていて、障害がある子は1つの園に3人とかしか受け入れてくれないみたいな感じで、障害がある子だけが待機児童として残ってしまうみたいなことが起こっていました。
 清瀬に引っ越してきて最初の年は、2人とも障害児専門の療育施設に通わせていたのですが、私の方でダウン症の娘と自閉症の息子の2人を一緒にみることが大変になってきまして、保育園に入れてほしいということで香川やすのり市議に相談しました。
 最初は、私一人で保育課に電話をしたのですが、断られてしまいました。香川さんはすごくていねいに聞き取りをしてくださって、保育課ともお話をしてくださって、課長さんが「いまだったらこの園が空いているからすぐに入れますよ」という話までしてくださるようになりました。このときは距離が遠かったので通わせることができなかったのですが、昨年の4月から近くの保育園に入れてもらえることになりました。

娘はぐんぐん成長
歩くこと自体が楽しい、と

 保育園に通い始めて、娘にはとてもいい刺激になって、ぐんぐん成長しております。ダウン症の子というのは、筋肉が弱くて疲れやすいんです。その娘がなんと、同級生の子と一緒にお散歩を通しで歩けるようになりました。1キロメートルくらいある道を普通に歩ける、ということを聞いて、びっくりしてしまいました。
 保育園の近くに自然が豊かな公園があります。そのなかを、葉っぱが落ちているとか、どんな花が咲いているのかとかを見ながら歩くのですが、歩くこと自体が楽しいと彼女が感じることができて、お友だちと一緒に歩けるようになったのです。

仲のいいお友達もできて
親離れがすすんで、ちょっと寂しい

 仲のいいお友だちができるようにもなりました。お友だちが積極的に遊びに誘ってくれたりして、この子がいるから安心だ、というお友だちが何人もいるような環境になっています。
 登園するとすぐ、母親の私に「バイバイ」といってお友だちの方に行ってしまって、親離れがすすみ、私の方が寂しいくらいです。

障害があってもひとりの子どもとして受け入れてくれる
市民の運動と共産党の取り組みがあったから

 障害があっても、一人の子どもとして受け入れてくれるというのは、清瀬の市民のみなさんが守ってきた大切な価値観だと思います。安易に民営化をすすめたりせずに、公立の保育園を守っていく。待機児童の数だけ解消するのではなくて、保育の質もしっかりと保障する。そういう運動を市民のみなさんと日本共産党の議員のみなさんが取り組んでこられた。その恩恵を私の娘は受けていると思います。

市民の目線にたった手続きをしてくれる
市役所職員の姿勢に感動


 清瀬は、市民の目線に立って手続きをさせてくれるな、と感じました。
 以前に住んでいた自治体で子どもの障害者手帳を取得しました。そのときには、きれいに製本された分厚い冊子が送られてきまして、そのなかからほしい支援があったら問い合わせてね、みたいな感じでした。
 清瀬に引っ越して、障害福祉課に行ったところ、紙を1枚出してくれました。そのチェックリストを職員のみなさんが一つひとつ、受けられる支援かどうかを漏れがないように確認してくれました。職員の人が一緒にチェックしてくれる姿勢に感動しました。
 子どもの医療費なんですが、領収書を窓口に持って行ったら、窓口の人が一緒に計算して児童手当の口座に振り込んでくれる。すごく簡単な手続きですんだので、びっくりしました。

児童手当に所得制限が
手当と引き換えに扶養控除がなくなる

 私たちは児童手当をもらえているのですが、昨年の10月からもらえない子が出てきてしまいました。財政を圧迫するから年収が一定以上の方には支給を停止します、ということが行われています。
 清瀬で合理的にやられていたのが、国の方でぐちゃぐちゃにされてしまっている現状もあります。
 「1200万円以上の収入がある世帯はもらえない」と聞いて、「そんなに稼いでいるなら手当なんかなくていいじゃないか」とおっしゃった方もいらっしゃいました。いまの中学生以下の子どもたちというのは、手当と引き換えに扶養控除がなくなっていまして、税金がかかっている状態になっています。かけられた税金をもとに、「あなたの世帯はこれだけの税金が払えるのだからいらないよね」と切られている福祉制度もいっぱいあります。

「所得が高い」と勝手に決められて
困っている人がたくさんいる

 高校無償化についても、無償になっている世帯というのはすごく限られていまして、所得が一定以上ある家庭に対しては、公立高校しか支援が受けられないとか、全額自己負担で払うしかないとか。障害者へのサービスについても、同じ回数、同じ事業所を利用しても、所得によって払う金額が2万円、3万円違う例があります。所得が高いから払えると勝手に決められてしまって、困っている人もたくさんいます。

年収1200万円以上の友人 下のお子さんに障害が
上のお兄ちゃんたちが大学を諦めるしかなかった

 私の友人で1200万円以上の年収があるのですが、6人のお子さんがいらっしゃいます。下のお子さんに障害がありまして、この子にかかる費用が国から何ももらえない。上のお兄ちゃんたちが大学に行くのを諦めるしかなかったという例もあります。「進学を諦めさせてしまったことを思い出すと、いまでも申し訳ない気持ちだ」といっています。制度がどんどん改悪されて支援が受けられなくなり、社会保険料も高くなっています。

「困った」の声を聞いてくれる共産党市議団
ぜひ議席を守っていただきたい 私も応援します

 「困った」という声を聞いてくださって、物価が上がって子どもの将来のために貯金する余力がないということを日本共産党市議団のみなさんは、本当によく聞いてくださっています。
 政府のやることは、低所得の人に手厚くなどといいながら、高齢者の医療費や介護保険の自己負担を増やしてしまうなど、やっていることがちぐはぐで、みんなが苦しいのではないかと思います。
 困っていることに対して、また何かあったときに、すぐに声を聞いてくださるのが日本共産党の議員のみなさんだと思っています。この清瀬でぜひ議席を守っていただきたい。そういう思いで私も応援させていただきます。

【日本共産党の清瀬市議選予定候補5氏の訴え】

穴見れいなさん(新)
香川やすのりさん(現)
山崎美和さん(現)
佐々木あつ子さん(現)
原田ひろみさん(現)

応援スピーチをする安中知恵さん
「私も共産党を応援します」 清瀬市の安中知恵さん_b0190576_10051933.jpg
参加者の声援に応えて
(左から)原のり子、原田ひろみ市議、
佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、
香川やすのり市議、穴見れいなさん
「私も共産党を応援します」 清瀬市の安中知恵さん_b0190576_23161977.jpg




by hara-noriko | 2023-02-12 10:08 | 選挙 | Comments(0)

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