清瀬市 香川やすのり市議から教えてもらったこと
2023年 03月 23日
統一地方選挙 清瀬市議選の課題
大軍拡・大増税の路線にストップをかける
こんどの統一地方選挙(市議選告示が4月16日、投開票が23日)は、大きくいって2つのテーマがあると思っています。
1つは、大軍拡・大増税の路線にストップをかける、平和を守る、このことだと思っています。
こういうふうにいうと、「国政選挙でもないのに」という声が与党側から聞こえたりします。でも、みなさん、平和を守るということは、私たちの暮らしのいちばんの土台です。平和が壊されたら私たちの生活が崩れてしまいます。
敵基地攻撃能力を保有するための大軍拡
暮らしはどんどん切り縮められていく
岸田政権と与党は、敵基地攻撃能力を保有するために大軍拡をすすめていくんだという危険な道に踏み出しています。こうやってすすんでいけば、暮らしはどんどん切り縮められていきます。そればかりか、みなさんの命を守ることすらできなくなってしまうと思います。
敵基地攻撃能力というのは、攻撃を受けていなくても自ら攻撃していくことになってしまう。アメリカが世界のどこで戦争を起こしても、そこに日本が参加することになるんです。憲法9条を踏みにじって、このようなことをやらせることは絶対に許すことができません。
こんどの選挙のなかで、「危険な道にストップをかけよう」という声をご一緒に上げていきたいと思います。
戦争は日々の暮らしのなかでひたひたと押しよせてくる
だからいま、ご一緒に声を上げましょう
戦争というのは、「きょうから戦争を始めます」といって始まるものではありません。日ごろの暮らしのなかでひたひたと押し寄せてくるのが戦争です。これまでの歴史を振り返れば明らかです。気づいたときにはもう遅い、ということが起きてきました。ですから、いま、ご一緒に声を上げましょう。
先日は、市民連合の中野晃一・上智大学教授が、いまこそ恥じることなく戦争反対という声を上げましょう、と呼びかけていらっしゃいました。その通りだと思います。みなさん、ご一緒に、「平和な暮らしを守っていこう」「戦争反対」の声を上げていこうではありませんか。
統一地方選挙 清瀬市議選の課題
暮らしを守る、願いを実現する
もう1つの大きな課題は、暮らしを守る、みなさんの願いを実現することだと思っています。
18歳までの子ども医療費無料化
多摩格差をなくしてすべての子どもたちが無料に
私たち日本共産党としては、こんどの東京の選挙では、東京の3課題があると位置づけています。1つは、18歳までの子どもの医療費無料化です。多摩格差がなく、すべての子どもたちが無料になるように取り組む。この清瀬は、子どもの医療費無料化の運動が始まった場所なんです。ここから声が上がって、運動のなかで無料化を求める声がどんどん広がっていきました。
「スタンドプレイ」などと非難した与党議員
「みんなが無料に」は当たり前の声に
共産党都議団は、子どもの医療費助成の問題を都議会で初めて取り上げて以来、ずっと取り組んできました。これに対して与党側は「スタンドプレイだ」などと非難しました。「所得制限撤廃なんかとんでもない」という声も出ていました。
でも、いま、みなさんどうでしょうか。運動が広がり、共産党がその声をしっかり議会に届ける役割を果たしてきたなかで、子どもの医療費無料化は、「みんなが無料になるようにすべきだ」という声が当たり前になりました。
それなのに、多摩格差が残っています。23区では18歳までの子どもたちの医療費は完全無料化が実現するのに、多摩地域では一部負担金や所得制限のある自治体がたくさんあります。
子ども医療費完全無料化へ
共産党を伸ばしてください
ここを突破して、完全無料を実現するには、統一地方選挙で共産党を大きく伸ばしていただく必要があります。この地域でも、香川やすのり市議をはじめとして、新人の穴見れいなさん、山崎美和市議、佐々木あつ子市議、原田ひろみ市議の5人を必ず押し上げていただいて、子ども医療費の完全無料化をすすめていきましょう。
学校給食費の無料化を
共産党清瀬市議団が意見書を提案、全会一致で可決
2つめの課題は、学校給食費の無償化です。共産党都議団として来年度予算の組み替え案で提起しますが、統一地方選挙が大きなカギになります。みなさんとご一緒にすすめていきたいと思います。
この問題でも、共産党清瀬市議団は意見書を提案して、全会一致で可決されるという取り組みを市民のみなさんと一緒にやってきました。共産党議員団の存在が、統一地方選挙のあと、給食費の無償化を本格的にすすめていく大きな力になります。
補聴器購入への補助実現を
共産党都議団が条例案 各党の態度を見極めてください
3課題の3つめは、補聴器の補助です。高齢者のみなさんはもちろんのこと、補聴器が必要になったときに、障害者手帳は受け取れないレベルだけれども補聴器が必要だ、とお医者さんが判断したら、補聴器を買えるようにする。そうした支援を広めていこう、いうことをいまやっているところです。
共産党都議団は、いま開かれている第1回都議会定例会に条例提案をしています。これにどの党が賛成するのか。ぜひ見極めていただきたいと思います。
補聴器補助
香川やすのり市議から教えてもらったこと
この問題でも、香川やすのり市議から教えられたことがあります。最初は、加齢性難聴、高齢者の方々を対象にする補聴器への補助をやっていこう、ということでした。もちろん、これは重要なんですが、高齢の方でなくても補聴器が必要になる場合がある。そういうときの支援はどうなのか、ということをいってくれたのが香川さんでした。
私はこの提案を受けて、共産党都議団でも議論して、今回共産党都議団として提案している条例案は、18歳以上の方を対象にすることにしました。13万7000円まで東京都の補助を実現しよう、という提案です。東京都は大きな黒字になっていまして、財政規模も16兆円という、小さな国の国家予算と同じだけになっています。補聴器の補助に106億円ほどを投じることは十分に可能だ、ということで提案しています。
補聴器補助を求めて清瀬市議会に陳情が
委員会で採択、本会議はどうか
こういう問題でも、香川さんをはじめ清瀬市議団のみなさんと連携して取り組んできました。清瀬では市民のみなさんによるたくさんの運動があります。そういうなかで、補聴器の補助についても、市民の方々が市議会に陳情を出されて、なんと委員会では採択されました。本会議で通るのかどうか。ぜひ、確かな目で見極めてください。選挙が近づくと、いろんないいことをいいだす人が増えますけれども、議会のなかでちゃんとやっているのはどの党なのかをぜひ見ていただきたいと思います。
危険な米軍大和田通信基地
市民のみなさんと運動をすすめる香川やすのり市議
清瀬市と埼玉県新座市にまたがって米軍の大和田通信基地があります。日本が敵基地攻撃能力を保有することになれば、真っ先に狙われるのは通信基地ではないかと多くの方が心配しています。この問題も香川さんが市民のみなさんと一緒に運動しながら、先日、宮本徹衆院議員の仲介で防衛省と話し合いをすることもやってきました。
みなさんの安全と命、平和を守るために日ごろから取り組んでいる香川やすのり市議。障害をもつお子さんのお父さんでもある香川さんがいることが希望、と障害児を育てるお母さんからもエールを送られています。なんとしても押し上げていただきたい。そして、共産党の5人全員をみなさんの大きなお力で押し上げていただいて、清瀬で安心して暮らせる状況をご一緒につくりだしていきましょう。
(左から)新人の穴見れいなさん、山崎美和市議、
香川やすのり市議、原のり子、
深沢まさ子市議(今期で勇退)、佐々木あつ子市議


by hara-noriko | 2023-03-23 22:50 | 選挙 | Comments(0)