東京・東久留米市議選 共産党４議員の魅力を紹介

　東京・東久留米市で開かれた日本共産党と後援会の決起集会。前回の記事に続いて、私のスピーチの後半を紹介します。東久留米市議選（定数２２　４月１６日告示、２３日投開票）まであとわずか。かもしだ芳美市議、北村りゅうた市議、村山順次郎市議、永田まさ子市議の取り組みなどを紹介して、「４人全員をなんとしても押し上げましょう」と呼びかけました。

日本共産党東久留米市議団
都議団とも連携して取り組みすすめる

　日本共産党東久留米市議団は、東京都政がどうなっているかをいつも気にかけてくれながら、たくさんの問題で連携をしています。

かもしだ芳美市議
子どもの意見を聞く市政に、と奮闘

　たとえば、かもしだ芳美市議（２期目に挑戦）が先ほど子どもの意見表明という話をされました。東京都で議員提案により、全会一致で「こども基本条例」ができて、子どもたちの意見を聞くことを都としても位置づけたんです。そのために予算化もしているんですね。それを東久留米の市長が活用しようと思えばできるんですけれども、市長はそこに踏み込まない。このことを真っ先に取り上げ、繰り返し質問しているのが、かもしださんなんですね。
　障害者の運動でも、思い起こしていただければ、自立支援法に対し、障害をもつ当事者の声を抜きに物事をすすめるな、という声が上がり、廃止に追い込んだわけですよね。そういう運動が障害者運動のなかでも続くなかで、都の「こども基本条例」も、子どもの声を聞かずにすすめるな、ということが東京都のなかでようやく本格的な議論になってきているんです。こういう取り組みを、かもしださんと連携してやっているところです。

北村りゅうた市議
自然破壊の都市計画道路の見直しを求め続ける

　北村りゅうた市議は、自然を壊す黒目川を通る都市計画道路の問題をたびたび市議会で取り上げて、「市民の声を聞け」と言い続けています。市民の反対があり、「自然を壊す都市計画道路は見直しを」と声をあげています。私自身も、この都市計画道路の問題を文書質問で取り上げてきました。
　先日、共産党の原田あきら都議が都議会本会議の一般質問に立ち、都市計画道路は、市や区が施工するものについて、事業実施期間が過ぎても自動的に延長されるわけではなくて、首長の判断が必要だということを確認しているんですね。そうなれば、こんどの市議選で私たちは必ず議席をとって、次は市長選で新しい市長に代えて、大型道路建設、不要不急のものを見直すことにつなげることができる。この問題を北村さんがずっと取り組んできていることは大きな意味があります。

村山順次郎市議
緻密な調査で富士見テラスの再建求める

　村山順次郎市議は、共産党東久留米市議団の幹事長として、各会派の調整などもしながら、一致点をつくって大事な意見書をあげるなど、本当に大事な役割を果たしてきています。
　私が偉いなと思ったのは、富士見テラスの問題で、手続きや安全性の問題について、彼が調査をしたわけですけれども、本当に緻密です。弁護士さんのところにまで行って、東京都にまで行って、私も一度、弁護士さんのところにはお付き合いさせてもらいましたけれども、よく聞き取って勉強して取り組んで、命を守ることが最優先だという取り組みをしながら、みんなの財産である富士見テラスの再建の問題を取り上げて市長に迫る。

永田まさ子市議
小児医療充実へなくてはならない人

　永田まさ子市議は、市議になる前から都立小児病院廃止反対の運動をずっと運動してきました。いま、多摩北部医療センターが建て替えの時期になり、ここで産科をつくることがほぼ決定しています。基本構想検討委員会の報告書のなかに入っているんです。永田市議がずっと言ってきている小児医療の充実の問題でも、多摩北部医療センターの小児科の充実を図っていかなければならない、ということが報告書に盛り込まれました。こういうことを、みなさんと一緒にすすめてきているのが永田さんです。

ぶれずにがんばる、ねばり強い議員団
４人の市議をぜひとも押し上げたい

　こういうことをやっている４人の市議団をぜひとも押し上げたい。ぶれずにがんばる、ねばり強い議員団が通ることによって、次は私はみなさんと一緒に、市長選で、市長を代えていくという取り組みに本当に結び付けていきたい。それで政治を変えていきたいと思います。私も全力を尽くすことをお約束いたしまして、お話といたします。ありがとうございました。（おわり）

東久留米市議団の決意を述べる永田まさ子市議団長（右）
かもしだ芳美市議
北村りゅうた市議
村山順次郎市議
永田まさ子市議
私からも市議団を紹介しました