紙の健康保険証は残すべきです   

紙の保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化
他人の情報がひも付けされるなど噴き出す矛盾


 マイナンバーカードの問題は、本当に深刻です。国民のみなさんの意見に耳を貸さずに紙の健康保険証(現行の健康保険証)を廃止してマイナンバーカードに一体化させる法律を強行してしまったために、大きな矛盾になっています。個人情報の漏えい、また他の人の情報がひも付けされる。このようなことが次つぎと明らかになっています。いま、河野大臣を先頭に検証・調査をするんだといっていますけれども、きちんとした調査ができるのか、と多くの方が感じていらっしゃるのではないでしょうか。

世論調査で7割以上が撤回・延期求める
岸田首相、解散・総選挙に踏み切れず

 その証拠に、マイナンバー改定法を強行した後、その後の世論調査をみると、7割以上の方が「撤回すべきだ」あるいは「延期をすべきだ」といっています。「紙の保険証は残すべきだ」と多くの方がおっしゃっています。こういう声の前に、岸田首相は解散・総選挙はできないと判断したのだろうと思われます。

地域の懇談会でも心配の声が
圧倒的に「紙の保険証を廃止しないでほしい」

 先日私は、地域の懇談会に参加していました。そこでも都政の問題や市政の問題をいろいろ話し合ってきましたが、みなさんが発言されていたのは、圧倒的に「紙の保険証を廃止しないでほしい」ということでした。たとえば修学旅行などに行くときも、保険証をコピーして子どもが持っていくようになっています。「紙の保険証がなくなってしまったら、どうすればいいのか」、そういう声もあります。また、自分の親が特別養護老人ホームに入所するときに、マイナンバーカードや暗証番号の管理などはどうなるのか。そういう疑問も出されました。
 マイナンバーは任意のものであって、マイナンバーカードを持つかどうかは一人ひとりの判断だということになっているのに、一律に紙の保険証を廃止して一体化をする。これはおかしいのではないか。そういう声もあがっています。本当にもっともだと思います。

共産党都議団が意見書を提案
ミライ会議が共同提案者に しかし調整つかず

 私たち日本共産党都議団は、この問題は重大だということで、「都議会からも国に対して意見書をあげよう」と、私の所属している総務委員会で提案しました。ミライ会議という会派のみなさんが一緒に共同提案をしてくれましたが、結局、理事会のなかで調整がつかず、この意見書はあげることができませんでした。

カードの取得は任意
保険証の廃止で事実上の強制になることは問題

 意見書案は、「そもそもカードの取得は任意であり、現行の健康保険証の廃止により事実上の強制になることは問題である。カードの発行を申請制にして自己責任とすることで、無保険扱いとされる人を多数生み出す可能性もあり、国民皆保険制度の根幹を揺るがすことにもなりかねない」「障害者、高齢者、認知症の人など社会的に弱い立場に置かれている人が取り残されかねない」と指摘し、「現行の健康保険証を廃止し、カードと健康保険証を一体化することについて、国民の理解を得ているとは到底言えない」「現行の健康保険証を廃止」しないように国に対し強く求めています。
 意見書をあげられず残念でしたが、一致点で問題提起できたことは今後につながると思います。

一緒に声をあげて
岸田政権の悪政をやめさせましょう


 「紙の保険証は廃止するな」という声をみなさんとご一緒にあげて、この改悪にストップをかけなければならないと思っています。ぜひみなさんと力をあわせて世論を広げ、岸田政権のこのような悪政をやめさせていきましょう。

駅前で「がんばって」と声をかけていただきました
紙の健康保険証は残すべきです_b0190576_22594429.jpg




by hara-noriko | 2023-06-28 23:01 | 国政 | Comments(0)

<< 本格的な物価高騰対策を急いで 地域から「平和を守ろう」の声を... >>