都政報告懇談会から(3)声を聞かない小池知事   

都政報告懇談会 6会場などを結んで
都議2期目も折り返し、前期の活動を振り返りながら


 7月9日、都政報告懇談会を開催しました。共産党清瀬市議団・東久留米市議団の協力を得て、6つの会場、個人のお宅をzoomで結びました。インスタライブで聞いてくださった方もいらっしゃいました。多くの方に参加していただき、ありがとうございました。清瀬市議団の原田ひろみ市議団長、東久留米市議団の永田まさ子市議団長から、それぞれ市政報告もおこなわれました。
 私は、市民のみなさん、清瀬・東久留米市議団、国会議員団との連携あってこその都議として活動してきました。今年の7月は、都議2期目4年間の折り返しにあたります。2年間の活動を振り返りながら、都政の課題や成果、今後の取り組みなどについて報告しました。主な内容を連載でお知らせします。3回目は、声を聞かない小池知事についてです。

都民の声を聞かない
小池知事の姿勢がはっきりしてきている


 この間、特徴的なのは、都民の声を聞かないのが小池知事だということが、ますますはっきりしてきているということです。

神宮外苑の再開発の見直しを求めて
音楽家・坂本龍一さんが知事に手紙


 神宮外苑再開発の問題でも特徴的なんですよね。再開発で樹齢100年を超えるイチョウなど緑豊かな景観が壊されます。市民が利用できるスポーツ施設や歴史のあるスタジアムもなくなります。その代わりに、超高層ビルやホテル付き新球場などが建てられます。
 音楽家の坂本龍一さんが亡くなるちょっと前に、小池知事宛てに「現在進められている神宮外苑地区再開発計画を中断し、計画を見直すべきです」という手紙を出したんですよね。でもこのことについて知事はいっさい答弁に立たないんです。自分宛ての手紙なのに。代わりに他の人が答えるということで、知事の姿勢が非常に厳しく批判されているんです。

都議会で「重く受け止めよ」と質問
知事は答弁しなかった

 具体的に紹介しますと、6月の都議会で共産党の大山とも子が代表質問に立ちました。このとき、こう質問したんです。「今年2月、生前の坂本龍一さんが『神宮外苑の開発は持続可能とは言えない』と訴える手紙を知事に送りました。重く受け止めるべきです。知事いかがですか」と。しかし、小池知事は答弁しなかったんです。答弁に立ったのは都市整備局長で、内容は再開発を推進するものでした。

国際環境影響評価学会の日本支部
知事に工事の中止を命じるよう勧告


 神宮外苑の再開発については、さまざまなところから声が出ていまして、国際環境影響評価学会の日本支部というところも勧告を出しているんですね。「事業者による一方的な説明に終始し、科学的議論は不十分だった」と指摘して、工事の中止を命じるよう知事に求めているんです。東京都として再開発にゴーサインを出しちゃいけない、という声に対して、とにかく話を聞かないというのが知事の特徴なんですね。

談合・汚職 五輪の闇を解明しないまま
こんどは世界陸上だ、と

 五輪問題もそうです。談合、汚職が次つぎと起きていまして、裁判も行われていて、この闇がものすごく深いわけです。この闇を解明することもなく、こんどは2025年の世界陸上だ、と力を入れているんですね。世界陸上は1991年にも東京大会がやられているんですけれども、このとき東京都はかかわっていませんでした。スポーツのイベントとしてやられていた。ところが今回は、東京都が乗り出していまして、結局、五輪のことをうやむやにしながら、これまでの反省は生かしますっていうふうにやっているので、本当に大問題です。五輪問題の解明については、引き続き徹底追及するつもりです。

都政報告懇談会で
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by hara-noriko | 2023-07-13 22:33 | 東京都政 | Comments(0)

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