「いきいき長寿大会」に参加して
2023年 09月 17日
4年ぶりの開催
9月16日、東京・東久留米市で「いきいき長寿大会」が開かれました。75歳以上の方にご案内が送られています。新型コロナウイルスの感染が広がる中、開催が見送られてきましたが、4年ぶりの開催となりました。
コロナ第9波というべき状況
対策を都議会でしっかり議論したい
とはいえ、今また第9波というべき状況になっています。マスク着用の方も多く、また、参加者もコロナ前ほどの人数ではありませんでした。高齢者のみなさん、気を付けて過ごしていらっしゃるのではないか、と感じました。改めて、重症化リスクの高い方たちへの配慮、感染を広げないようにできる行動をしていきたいと思いました。そして、コロナ対策を都議会でもしっかり議論していきたいと思います。
来賓としてお祝いの言葉
安心して生きられる社会を
さて、来賓としてのお祝いのことばですが、人生の大先輩のみなさんの前で、私に話せることはあるのかといつも悩みながら話しています。今年は、世代間分断をさせない、高齢者施策を充実させることは若い人にとっても希望になる、ということや、元気なときもそうでないときも安心して生きられる社会をつくっていきたい、という思いを込めて一言ごあいさつしました。以下、要旨です。
いきいき長寿大会にご参加のみなさん、本日はおめでとうございます。お元気で今日の日を迎えられたことを、心からおよろこび申し上げます。
長年、さまざまな形で社会に貢献されてきたみなさんが、ますます健康でご活躍され、後輩である私たち、またより若い世代や子どもたちに、これからも、たくさんのことを教えていただきたいと思います。
「いきいき長寿大会」についてお知らせしている「広報ひがしくるめ」にも、紹介されていましたが、東京都が実施している事業であるシルバーパスの更新手続きがはじまっています。もう更新はお済みですか? シルバーパスは、高齢者のみなさんの社会参加を促進する大事な事業です。ぜひ、活用していただけたらと思います。都民のアンケートでも、世代をこえて、この事業は大切だと評価されています。
私は、高齢者のみなさんの施策が充実することは、若い世代にとっても希望をもって生きられることにつながると思います。シルバーパスも、誰もが利用しやすい料金設定にすることや、乗るバス停が東京都で、降りるバス停が埼玉県でも使えるようにしていくなど、改善をすすめられたら良いと働きかけています。「パスが高くて買えないので、なるべく外に出ないで家にいるようにしています」などの切ない声が寄せられることもあります。みなさんが安心してどんどん外に出ていただけるようにして改善していけたらと思います。
みなさんにいつもお元気でいていただきたいと思いますが、同時に、そうはいっても、誰でも具合が悪くなったり、病気になることもあります。そんなときでも、自分らしく毎日を送ることができる、サポートがある、そういう社会・地域になるように、力を合わせていきたいと思います。
ますますのみなさんのご活躍を心から祈念し、私のお祝いのことばといたします。本日は、本当におめでとうございました。
(左から)原のり子、かもしだ芳美市議、村山順次郎市議

by hara-noriko | 2023-09-17 12:38 | 活動日誌 | Comments(0)