保健所の増設を都に要請
2023年 09月 18日
保健所の増設を都に求める要請行動
9月15日、保健所の増設を求める要請行動に参加しました。「日野市に保健所の復活を!市民ネットワーク」「憲法を市政に生かすみんなの会」のみなさんが企画された行動です。日野市選出の清水とし子都議を通じて声をかけてもらい、一緒に参加させてもらいました。東久留米市議のかもしだ芳美さん、東村山市の前市議山口みよさんとともに、保健所増設を求める署名の追加270人分を提出しました。これで、清瀬・東久留米地域の署名は1443名となりました。
尾崎あや子都議も参加予定でしたが、同じ時間に「物価高騰からくらしと営業を守る補正予算編成を求める緊急申し入れ」「ICOMOSヘリテージ・アラートをうけ、神宮外苑再開発に係る都市計画決定・環境影響評価を見直し、同開発の中止を求める申し入れ」があり、そちらに参加しています。
東久留米市の かもしだ芳美市議が発言
東村山市の山口みよ前市議も
かもしだ芳美市議は、9月の市議会一般質問で、都の「保健所のあり方検討会」が保健所増設の方向になっていないことをふまえながら質問したところ、市長が、保健所のない地域の実情を踏まえることを市長会で発言した、今後も必要に応じて意見を述べる旨の答弁をしたと紹介。山口みよ前市議は、東村山市から小平保健所までは不便で、飲食店関係の人たちからも声が出ていること、精神疾患の方々の相談などは保健所が近くにないことがハンディになっていることを訴えました。
日野市のみなさんから大事な指摘が
清水とし子都議と私も都に強く求める
日野市のみなさんからも、「保健所を集約化したからコロナ対応もうまくいった、というのはおかしい」との指摘が。都の担当者は、「あり方検討会はあくまで意見をいただいたもの。それを受けて、内部で検討して方針を決めていく」と。私は、それはいつまでに決めるのか、保健師さんをふやす予定はあるのか、とりわけ熟練した保健師さんの配置についてどう考えているのか、保健所を増設する検討はどのようにしていくのかなどを聞きました。清水さんからも、決めていく過程を可視化するよう強く求めました。都は、1月がメドになると話しましたが、具体的にどこまで可視化するかは持ち帰りでした。
「保健所が設置されている町田市や八王子市と、設置されていない自治体との違いを検証すべきだ」「電話がつながらない、という事態になったことについて、単に回線をふやせば解決するとはならない。みんながどんな思いで電話しているのか、その内容にきちんとこたえられるのか、そういう視点で考えるべきだ」など大事な指摘が次々と出されました。
保健所の大切さ コロナ禍で実感
体制強化・増設こそ
コロナ禍でどれだけ保健所が大事なのか、私たちは実感しました。平時から体制を強化しておくことが大事だと学びました。それなのに、「うまくいった」「なんとかなった」ということにしてしまうことがあったら、とんでもないことです。都が、保健所の体制強化・増設へふみだすことを強く求めていきます。
右端は原、その左は清水とし子都議
中央は、山口みよ前東村山市議
by hara-noriko | 2023-09-18 23:17 | 東京都政 | Comments(0)