イスラエル・ガザ紛争 外交努力でただちに停戦を
2023年 10月 23日
日本共産党が街頭で即時停戦と募金をよびかけ
イスラエル・ガザ紛争について、多くの方が心配されていらっしゃるのではないかと思います。日本共産党は、暴力の連鎖を止め、即時停戦をよびかけています。10月18日には、東京・新宿駅前で、小池晃書記局長はじめ国会議員団、また私たち共産党都議団からも代表が出まして、緊急の宣伝を行いました。その場では、ユニセフからの呼びかけに応えて、募金をよびかけました。今、何の罪もない子どもたち、市民のみなさんが命を奪われています。一日も早く、この状態を解決していくために、緊急に停戦することが求められています。日本政府も、パレスチナ、イスラエルと外交のルートを持っているのですから、きちんと責任を果たしていく、役割を果たしていくことが求められていると思います。ユニセフが世界に呼びかけている募金などをみなさんと一緒に広げていきたいと思っています。
「つらくてテレビの映像を見ることができない」という声が
イスラエルはガザへの侵攻をただちにやめよ
人口が密集し、壁で囲われた狭いガザ地区への大規模侵攻は、子どもや女性をはじめ、市民におびただしい犠牲を生みます。いま、その被害が大きく広がっています。「つらくてテレビの映像を見ることができない」という声もうかがっています。がれきの下で叫んでいるたくさんの子どもたちの姿、これを見て、「こんなことをやってはいけない」という声が本当に広がっています。保護されるべき人々に対する集団的な懲罰、これは決して正当化できないものです。イスラエルはただちにガザ地区への大規模侵攻をストップすべきだ、と私たちは主張しております。
ハマスの攻撃は国際人道法に違反
いかなる理由があっても許されない
同時に、ハマスによるロケット弾攻撃、民間人の連行は、国際人道法に違反をするものであって、いかなる理由があっても許されないものです。日本共産党は、この点も強く非難しております。
中東和平へ
すぐに協議のテーブルにつくべきです
中東和平への道はどうやったら切り開かれるでしょうか。イスラエルの占領地からの撤退、またパレスチナ独立国家樹立を含む民族自決権の実現、そして両者の生存権の相互承認、これが必要であり、これこそ中東和平への道です。
暴力の連鎖と紛争の拡大は、パレスチナ国家の実現とイスラエルとの平和共存につながる交渉を通じてのみ終わらせることができます。日本共産党は、関係各国と国際機関があらゆる外交努力を行うよう、強く呼びかけております。ぜひみなさん、ご一緒に、「平和を守る」「ただちにこのガザへの侵攻はとめて、停戦せよ。その協議のテーブルに両国はつくべきだ」ということを一緒に声をあげていきましょう。
なんの罪もない子どもたちや弱い立場の人が苦しんでいる
草の根から声を上げていくことが大切です
こういうことを、こんな街角でいっていてどうなのか、と思う方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。私はこういう問題だからこそ、草の根から声をあげていくことが必要だと思います。なんの罪もない子どもたちが苦しんでいます。大けがをしてようやくたどりついた病院が爆発され、命を落とした子どもたちがいます。それを見過ごすことはできません。いまだにロシアによるウクライナへの戦争もとまっていない。さらに今回は、このガザ侵攻、無差別殺りくが行われて、やっぱりこれで傷ついていくのは市民のみなさん、とりわけ子どもたちや弱い立場に置かれた人たちです。こういう悲劇を繰り返さないように、まずは「協議のテーブルにすぐについて、停戦を」ということをみなさんと一緒に呼びかけていきたいと思います。そして、中東和平の道を切り開くために、協議をすすめるように求めていきたいと思います。ロシアのウクライナからの撤退も訴え続けます。
いまこそ平和的な外交努力が求められています
日本政府も役割を果たすべきです
いまこそ、平和的な外交努力、毅然としたこの外交で切り開くんだという判断が必要です。私は、この点で、日本政府も役割を果たすべきだと思います。2つの国とも外交をやっている、そういうルートを持っているのですから、日本政府も毅然とした態度をとっていく。外交によって、この停戦を一日も早くすすめられるように、協議のテーブルにつくように求める。そういう役割を果たすべきだというふうに思います。
世界中で世論を広げる
思想、信条、立場の違いを超えて
子どもたち、市民のみなさんの命を守るために、停戦することが本当に必要だと思います。これを実現をするためには、やっぱり世界中で世論を広げていくことではないでしょうか。こういう問題が新しい戦争の火種となっていくことも心配です。ほかの国、遠くの国で起こっていること、そういうことで済ませるのではなくて、こうやって突然、人びとの命、なんの罪もない人びとの命が奪われていくことに対して、世界から抗議の声をあげていくことが求められていると思います。今日お配りしていますビラは、無差別殺りくは許されない、ガザ侵攻はただちに中止を、と日本共産党が呼びかけた内容になっています。ぜひご覧いただいて、思想、信条、立場の違いを超えて、「人びとの命を奪うな」「ただちに停戦すべきだ」「暴力の悪循環を断とう」という声をご一緒にあげていきましょう。


by hara-noriko | 2023-10-23 20:11 | 活動日誌 | Comments(0)