今日よりちょっと素敵な明日へ   

「しんぶん赤旗」のくらし家庭部長
堤由紀子さんをお招きして「つどい」


 10月29日、「しんぶん赤旗」のくらし家庭部長、堤由紀子さんをお招きして、東京都東久留米市で「つどい」を開きました。日曜日の朝にもかかわらず、東久留米市、清瀬市から三十数名の方が足を運んでくださり、楽しい時間になりました。堤さんは、「つなぐ、役立つ、寄り添う、考える、歩む 今日よりちょっと素敵な明日へ」と題してお話をしてくださいました。

「赤旗」くらし家庭のページが大事にしていること
つなぐ、役立つ、寄り添う、考える、歩む


 「家庭」という名前が入ったページが「しんぶん赤旗」にできたのは1961年。それ以来、ずっとくらしや家庭についてのページが続いている。このページで大事にしていることは…。
 つなぐ…読者の声をもとに。
 役立つ…料理、健康豆知識など。
 寄り添う…電話相談40年以上。
 考える…みんなで考える、共産党が答えを出していないもの、白黒つけられないものも。
 歩む…たくさんの連載。

共産党に出会って知ったこと
自分らしく生きられる世の中に


 堤さんは、「こぶしだけ振り上げていても生きていけない。このページでほっとして、エネルギーをもってもらえたら」と。そして、「しんぶん赤旗は、タブーがない、みんなでつくる、しあわせのためにつくるもの」「自分自身、共産党に出会って、世の中をみんなで変えられるということを知った。自分らしく生きられる世の中に変えよう」と呼びかけられました。

飾らず、あたたかな堤さん
一緒に考えあっていく そこも共産党の本筋


 飾らず、あたたかな堤さん。とてもいいお話しでした。共産党はいつも正論を主張して、不正を追及していく党という印象を強く持っている方も多いと思います。もちろん、国民の立場に立ち、そういう姿勢でがんばりぬくことは共産党の本筋です。一方で、堤さんが話す通り、社会には白黒つけにくいもの、共産党としても検討中のものがたくさんあります。そこをみんなで考えていくことは社会を前に進めていくうえでとても大事です。自分の結論をおしつけず、考えあっていく。そこも共産党の本筋だということを本当に大事にしたいと強く思います。謙虚でありたいと思います。

私も読者の声を紹介
コロナ後遺症の特集に「励まされた」

 私からは、この間、「くらし家庭のページで励まされた」という声を紹介しました。ひとつは、9月22日付のコロナ後遺症の特集です。複数の方々から「励まされた」「涙が出た」と反響が…。後遺症で苦しんでいるのに、それをまわりに理解されず、職を失った人、もう仕事をやめるしかないと悩んでいる人がたくさんいる。「復職の保障と理解、安心できる環境へ」とのタイトル(見出し)にもう少し頑張ろうと思った、という声も。

「ジャニー喜多川氏による性加害は犯罪で、同性愛とは関係ない」
正面からこういう記事を載せてくれて、うれしかった、と

 もうひとつは、20日付の「子どもへの性暴力根絶を…ジャニーズ問題から考える、『男性被害者』軽視する社会」と題した、性教育研究者村瀬幸浩さんの文章です。「ジャニー喜多川氏による性加害は犯罪で、同性愛とは関係ありません。同性虐待であり、小児性虐待です」。LGBTQ+の方々、とりわけ、ゲイの方々の中には、ジャニーズの報道で、ゲイ、同性愛が特殊なもののようにいわれることがありつらい、という声があります。そういうときに、「しんぶん赤旗」で正面からこういう記事を載せてくれて、うれしかった、と。

「しんぶん赤旗」や共産党のこと
参加した方々からたくさんの意見が


 参加者の方々からは、くらし家庭のページに限らず、「しんぶん赤旗」のことや共産党のことなど、たくさんの意見が。
 ・スポーツ欄を真っ先に見る。女子サッカーを応援している。サッカーの世界にもある男女差別を、これからもするどく追及していってほしい。
 ・わかりやすくて楽しい。日刊紙と日曜版の記者のかかわりはあるの?
 ・40年読んでいるが、こんなにいろいろなアンテナを張って、努力していることを知った。なぜ、共産党という名前なのか…。もうけ第一主義から人々の暮らし・命第一へ、ということが込められていると思う。ぜひ、わかりやすくどんどん伝えていってほしい。
 ・北海道の診療所の記事よかった。
 ・経済のページ、一生懸命読むが用語が難しい。
 ・もう高齢だが、毎週駅で宣伝している。そこで訴える内容は「赤旗」なしではできない。介護・医療・保育とタイトルつけたときに、「障害者」というのがなくなってしまうことが多い。人として生まれてきて、自分らしく生きていくことに届いていない障害者の状況…「障害者」ということも必ず入れてほしい。
 ・自分の友人は、山好き。「赤旗」の山の記事はとても優れている。

新たに「赤旗」を読んでくださる方
共産党に入ってみようかな、と考えてくださる方も


 その他、「学校の先生が足りない」「消費税の考え方」「特別養護老人ホームについて」などたくさんの声が。堤さんと私も一緒にやりとり。最後に、「しんぶん赤旗」の購読、そして入党のよびかけもさせてもらいました。新たに、新聞を読んでくださる方や、共産党に入ってみようかな、と考えてくださる方もいらしてうれしかったです。
 また、気軽に参加していただける企画を考えたいと思います。

参加してくださったみなさん、堤さん
楽しい時間をありがとうございました


 ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。また、共産党東久留米市議団から、永田まさ子市議、村山順次郎市議、北村りゅうた市議も参加してくださいました。
 そして、堤さん、楽しい時間をありがとうございました!

楽しいお話をしてくださった堤由紀子さん(右)
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私も「赤旗」紙面や読者の感想を紹介しました
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by hara-noriko | 2023-10-30 22:41 | 活動日誌 | Comments(0)

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