都政に新しい流れが
2023年 11月 01日
私も参加して都政報告をしました
東京・清瀬市で「市政報告&こんだん会」が開かれました(10月29日)。日本共産党清瀬市議団が定期的に開いているものです。私も参加して、都政について報告しました。そのなかで私は、都政で起きている新しい動きを紹介しました。
都議会本会議で一般質問
清瀬・東久留米から30人余の方が傍聴に来てくださいました
きょうの市政報告懇談会で市政の状況を勉強して、都政でも働きかけしなければいけないことなど、よく学んで帰りたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
いま佐々木あつ子市議からご紹介いただいたように、私は9月の都議会第3回定例会で本会議一般質問に立ちました。清瀬市からもたくさんの方が直接、傍聴に来てくださって、本当にありがとうございました。東久留米とあわせて三十数名の方がわざわざ、わずか30分足らずの質問のために来てくだり、本当に感謝しています。
一般質問の柱は3つ
障害者雇用、学校プールの廃止問題、畜産への支援
一般質問では、障害者雇用の問題、学校プール廃止の問題、畜産業への支援の問題という3つの柱で質問をつくりました。学校プールの廃止の問題は、清瀬の取り組みなどからも学びました。清瀬にも東久留米にも酪農家など畜産農家の方々がいらっしゃいます。実際に畜産農家の方からお話もうかがって畜産業への支援を取り上げました。
11月25日に都政報告会
午後2時から清瀬駅北口のアミュー6階で
細かな内容については、11月の25日に都政報告会を清瀬・東久留米の共産党市議団が協力してくださって、清瀬市をメイン会場にして都政報告会を開催しますので、そこで詳しくお話したいと思います。よろしくお願いいたします。
午後2時から清瀬駅北口のアミュー6階、生涯学習センター講座室1
総選挙、都知事選
宮本徹衆院議員を必ず押し上げたい
東京都全体の今の状況を報告したいと思います。
来年の夏に都知事選挙があるんですね。その前に総選挙があるでしょうから、宮本徹衆院議員を必ず押し上げたい。宮本さんは比例代表と小選挙区の重複です。ですから、宮本さんを小選挙区(東京20区=清瀬市、東久留米市、東村山市、武蔵村山市、東大和市)から押し上げて、比例代表で共産党の議席を伸ばしたい、と思っています。
小池知事 知事選に向けてパフォーマンスの連続
行政を使って名前を売る 「選挙に向けての宣伝か」の声が
総選挙をへて、都知事選挙が必ずやってきます。この都知事選挙に向けて小池知事は、パフォーマンスの連続という状況になっているんです。先日も、清瀬・東久留米地域の自治会の役員をされている方から連絡がありました。東京都が関東大震災100年の節目ということもあって、自治会に対する予算をいろいろ補助金を出しているんですね。その補助をもらうためにはいくつかの条件をクリアしないといけないのですけど、その一つが防災対策についての啓発を行うために全戸配布用のチラシを作ること、というふうになっているんです。そのチラシのモデルが3つぐらいあって、そのすべてに小池知事の写真と名前が入っているんです。「これは選挙に向けての宣伝か」という問い合わせが、自治会役員の方からありました。
LGBTQの方々のパートナーシップ制度が始まっています。都民が申請して都が承認すれば制度が適用されることになっています。その申請用紙に、さすがに写真はないですが、小池知事自筆の名前、小池百合子という名前がいちばん目立つという声もあります。
これらのことは、来年夏の都知事選向けているのかな、とみんなが思うようになっています。こういうやり方はおかしいじゃないかっていうのは、私たちすぐにいっていかなければと思っています。もう議会のなかは都知事選に向けた、さらに都知事選の先の都議選まで見すえた、激しい動きになっています。
立川の市長選で新しい市長が誕生
立川の都議補選では自民が落ち、野党共闘候補が当選
そういうなかで、私がとてもよかったと思っているのは、立川の市長選で、都議会議員だった立憲民主党の酒井大史さんが立候補されて、私たち共産党も応援して、新しい市長が誕生しました。それに続いて行われた都議補欠選挙で、定数2を争って、自民党を落として、立憲民主党の鈴木烈さんが野党共闘で当選しました。立憲民主党の方と落ちた自民党の方との票差は91票ということです。共闘していなかったら絶対に勝ってないんですね。
都議会の力関係が変わる
決算委員会に初めて1人会派が参加
都議補欠選挙で野党共闘の候補が勝って自民党が落ちたことで、自民党が単独の第1党ではなくなりました。都民ファーストの候補も補選で当選し、自民党と都民ファーストの議席が並んだんです。共産党は19議席ですけど、出入りがあった立憲民主党は変わらず15議席なんです。これまでは1人会派の人は決算特別委員会に入れなかったのですが、自民党が減ったので、無所属の人を1人決算委員会に入れるということになって、そこに私たち今共同して取り組んでいる生活者ネットの1人会派の方が入れることになりました。これ、都議会史上初めてなんですね。私たちはずっと、1人会派の人もちゃんと入れるようにして議論しようと主張してきましたけれども、補欠選挙で1議席を野党共闘でとったことによって変動が生まれたわけです。
国政でも野党共闘の流れが
共産党自身を大きくしながら政治を変えたい
ようやく立憲民主党が総選挙に向けて共産党とも連携をしていく、力合わせをしていく、というふうになりましたよね。これは本当に大きな一歩で、徳島・高知の参院補選(野党が支援した候補が勝ち、自民党候補が落選)だけではなく、東京・立川の市長選、都議補欠選挙が実は大きな影響を与えているというふうに思います。ですので、やっぱり一致点を大事にして、野党共闘をしっかりすすめる。そのためにも共産党がしっかり前進していくことが大事なので、選挙で必ず勝っていくと同時に、共産党自身の力をつける、「しんぶん赤旗」読者のみなさんや党員のみなさん大きく増やしながら、力を合わせていきたいと決意しているところです。
(左から)穴見れいな市議、香川やすのり市議、原のり子、
原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議


by hara-noriko | 2023-11-01 22:39 | 東京都政 | Comments(0)