都議会第4回定例会終わる
2023年 12月 21日
急いでお知らせしたいこと
都議会第4回定例会が終わりました。議会全体の特徴については、共産党都議団の最終討論、終了談話をぜひお読みください。
いくつか、急いでお知らせしたいことについて書きたいと思います。
共産党都議団としても、なんとか全会一致で都議会から声をあげられないか、ずっと検討や働きかけをおこなってきました。さまざまな人たちの思いが結集して、声をあげられたことは本当に良かったと思います。即時停戦。これ以上子どもたち・市民の命を奪うな。声をさらに大きく上げたいと思います。
★4会派(共産・ミライ・ネット・グリーン)共同提案の給食費無償化条例は、立憲民主党も賛成。しかし、自民・都ファ・公明の反対で否決されました。
現在、小池知事が突如打ち出した給食費の負担軽減は、2分の1の都負担だといわれています。そうなると、各区市町村の財政力により、格差が生まれかねません。そこで、4会派共同の条例案は、都立学校も、区市町村学校も、東京都が全額補助することを提案。通らず、残念でしたが、給食費無償化へ大きな後押しになったと思います。引き続き、とりくみを強めていきます。なお、都民の方々からの「無償化を求める請願」にも、自民・都ファ・公明が反対して不採択になっています。
★オリンピック・パラリンピック特別委員会について、自民・都ファ・公明などが調査終了に賛成し、委員会を閉じてしまいました。
組織委員会に派遣されていた元財務局長が談合に関与していた可能性が浮上しています。特別委員会で参考人招致をおこなうなど、まだまだこれから役割の発揮が求められています。東京五輪問題は終わっていません。問題に蓋をすることは許されません。共産党都議団は、厳しく抗議しました
★PFAS対策特別委員会設置を提案。これも、自民・都ファ・公明の反対で否決。
★厚生委員会では
共産党都議団として「すべてのケア労働者の処遇改善につながる緊急の支援に関する意見書」「全国一律の子どもの医療費助成制度を創設することに関する意見書」を提案していました。ぜひ、共同提案で出しませんか、と各会派によびかけもしましたが、残念ながら共同提案になる会派はありませんでした。そして、理事会で協議した結果、協議が整わず意見書提出には至りませんでした。当然のことを国に対し意見を上げていくという内容でしたが…。また、立憲から提案されていた、「現行の健康保険証の廃止を延期することに関する意見書」については、私たちは賛成ですが、やはり、協議が整わず提出には至りませんでした。
(1)新型コロナウイルス感染症対策について(2)障害児の不登校について(3)都立清瀬特別支援学校の仮設校舎について。詳しくは、改めてご報告します。
共同が広がり6会派41人が賛成しました
by hara-noriko | 2023-12-21 12:29 | 都議会 | Comments(0)