憲法記念日スピーチ 憲法を力にして政治を変えましょう   

共産党清瀬市議団が恒例の憲法記念日宣伝
私も参加して訴えました

 日本共産党清瀬市議団(原田ひろみ、佐々木あつ子、香川やすのり、穴見れいなの4市議)は憲法記念日の5月3日、恒例の憲法記念日宣伝をおこないました。香川さんは所用で参加できませんでしたが、原田、佐々木、穴見の3市議がそれぞれスピーチ。そのあと、私も思いを訴えました。当日のスピーチに、「私の推し条文」を加筆して、掲載します。

私の訴えから
憲法に書かれていることを実行する政治を


 憲法をしっかり守り、子どもたちの世代にしっかり引き継いでいきたいと思っています。いま、「生きづらい」と感じている人たちが多いなか、生きづらさを乗り越えるためには、憲法に書かれていることをみんなで実行していく、そういう政治をつくることが大事なんだということをみなさんと共有したいと思います。

憲法前文はすばらしい
政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないように…


 私は、憲法施行77周年という憲法記念日にあたって、改めて憲法を読み直してみました。憲法前文は、やっぱりすばらしいと思いました。このなかには、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」と書かれています。
 憲法9条とあわせて、この前文は本当に重要だと実感します。平和と国民主権が高々とうたわれていて、戦争の痛苦の経験の反省と、国民のみなさん一人ひとりのさまざまな分野でのたたかい、これがいまの日本国憲法として形をつくったのだということがよくわかります。

憲法に背を向ける岸田政権
戦争するくにづくりは絶対にとめたい


 この前文に書かれている「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにする」ことに背を向けている、これが岸田政権なんだということを訴えたいと思います。
 岸田政権は、戦争をする国づくりをあからさまにすすめています。4月には訪米して、アメリカで演説をしている様子が日本でも流れました。いま思い出してもぞっとします。満面の笑みで演説して、「日本の国会では、これほど素敵な拍手を受けることはまずありません」などといって、ぞっとすると同時に情けないなと思いました。
 このとき日米首脳会談がおこなわれて、いままでの自民党政権でもできなかったような危険な道に踏み込んだのが岸田首相です。米軍と自衛隊の連携を強化していく。米軍の指揮統制のもとに自衛隊が置かれるということに道を開いていく。そういう宣言をおこないました。
 これは絶対にとめないといけない、と強く思っています。

国会は改憲勢力が多数を占めています
しかし、希望があります


 憲法記念日にあたって、各政党の談話を読んでみましたけれど、これもぞっとするものでした。
 自民党や自民党を補完する勢力の人たちは、改憲をすすめることを前のめりでいっています。これはとめないといけない、とから改めて思いましたが、希望があります。
 すでに国会のなかでは、改憲勢力が多数を占めています。だけれども、改憲させていない。そういう状況に私たちの声と運動が追い込んでいます。毎日新聞が4月20日・21日に実施した世論調査では、憲法改正に「賛成」が2年連続減少して27%(2023年は35%)、「反対」が52%(同47%)でした。朝日新聞の世論調査でも、憲法を変える機運は「高まっていない」という受け止めが7割にのぼりました。

3つの衆院補選が示したもの
市民と野党の共同の力


 簡単には改憲させない。これがいまの日本の姿だと思います。そういう力を国民はもっている。その証拠に、4月28日に投開票された3つの衆院議員補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区)は、野党と市民の共同で勝利しています。自民党は候補者さえ立てられなかった選挙区もあり、東京15区(江東区)では野党と市民が共同して立憲民主党の酒井菜摘さんが当選する結果となりました。酒井さんは選挙後、共産党東京都委員会にまで来てくれました。「力を合わせましょう」という話が一緒にできる関係をつくってきたんです。
 改憲勢力が多数を占め、憲法記念日に憲法を守るという話ではなくて、「変えます」という話をする人たちに政治を任せるわけにはいきません。いよいよみなさんと一緒に、次は政権交代へと全力を尽くしたいと思っています。
 市民と野党の共同の力があれば自民党政治を終わりにできるんだ、ということをみなさんと一緒に共有したいと思います。

過去の歴史にちゃんと学ぶ政治をつくる
それでこそ平和と民主主義が守られる


 いま政治のなかで求められているのは、過去の歴史にちゃんと学ぶ政治をつくることだと思います。佐々木あつ子市議が、朝のテレビ小説の話をされました。虐げられた女性たちが声を上げて男女平等をかちとっていくことがテレビ小説でも描かれるようになりました。各層・各分野で国民のみなさんが運動してきたことが結実したのが、日本国憲法です。過去の歴史に学ぶ政治をつくっていくことによって、平和と民主主義が守られていくのだと思います。

歴史に向き合おうとしない小池知事
朝鮮人犠牲者の追悼式典に追悼文を送らない


 東京都の小池知事はどうでしょうか。
 小池知事は、関東大震災(1923年9月)のときに多くの朝鮮人のみなさんが大虐殺されたことについて、背を向けてしまって、追悼式典に追悼文を送らない態度をずっと続けています。歴代の都知事は、石原知事も含めて、すべての知事が追悼文を送ってきました。ところが小池知事は知事になって1年目のときは送りましたが、2年目からは追悼文を送らない態度になりました。市民団体のみなさんや私たち共産党も毎年・毎年「追悼文を送るべきだ」「歴史に学ぶ姿勢がなければ繰り返される」と訴えています。それでも小池知事は、送ろうとしません。

7月7日は都知事選の投票日
平和と民主主義、人権を守る知事を誕生させたい


 そういうなかで、7月7日には都知事選挙の投票日を迎えます。過去の歴史にちゃんと学んで、平和と民主主義を守る。なによりも人権を大事にする。そういう知事をいよいよ誕生させなければならないのではないでしょうか。
 小池知事も都民の運動の前に、東京空襲で大変なめにあってきた方々の証言ビデオを公開しようということになりました。知事がそうしたいといったわけではなくて、運動に押されに押されてようやく公開することになったんです。ですけれども、平和祈念館をつくることには至っていません。東京空襲を経験されたみなさんは、「平和の拠点を東京都でつくってください」と要請しています。その声に応えるために私たち野党も一致して、「祈念館が必要だ」と論戦してきています。

都民の声と運動が都政を動かしてきた
都民に寄り添う知事の誕生こそ


 こんどの都知事選挙では、過去の歴史にちゃんと学んで、戦争を繰り返さない立場に明確に立てる知事を誕生させる必要があると思います。
 衆院東京15区の補選で小池知事が応援した候補者が惨敗に終わり、その前に行われた目黒の区長選挙でも都民ファースト推薦の候補が敗れました。小池氏が都知事選に出るのかどうか。それがまったくわからない状況になっています。
 改めて、いま政治を変えるチャンスなんだと訴えたいと思います。証言ビデオの公開や子どもの医療費無料化なども、知事がいいだしたことではなくて、みなさんのねばり強い運動があったからです。都民の声と運動に応えられる、都民に寄り添う、経済界ファーストではない知事、憲法を守り生かす知事をみなさんと一緒に誕生させるために、私も全力を尽くしていきたいと思います。

憲法 私の「推し条文」は12条
自由と権利を守るために自らが努力していく


 最後に、今、SNSで「私の憲法推し条文」をさまざまな人たちが発信しています。第9条戦争放棄、第11条基本的人権の尊重、第13条幸福追求権、第14条法の下の平等、第19条思想信条の自由、第23条学問の自由、第24条婚姻の自由、第25条生存権、26条教育を受ける権利など、本当に大事な条文がならびます。これらが実現できれば、どれだけ生きやすい社会になるでしょうか。
 そこで私の、今年の「推し条文」は第12条です。
 「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」
 自由と権利を守るために、私たち自らが努力をしていく。改憲は許さない。その決意を新たにしています。
 きょうは、憲法記念日にあたり、力を合わせて、憲法を力にして、政治をご一緒に変えていきましょう、ということを心からみなさんに訴えて、私のお話とさせていただきます。ありがとうございました。

共産党清瀬市議団の憲法記念日宣伝に参加して訴えました
(左から)原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、
原のり子、穴見れいな市議
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訴える原田ひろみ市議団長(左)
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by hara-noriko | 2024-05-07 10:42 | 活動日誌 | Comments(0)

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