東久留米市シルバー人材センターの総会に出席
2024年 06月 28日
改めて、大事な組織だと実感
6月27日、東久留米市シルバー人材センター第14回定時社員総会に出席しました。市議会厚生委員長の村山順次郎市議も一緒です。来賓は、市長、市議会議長、2人の都議などです。
冒頭、会長のごあいさつで、インボイス制度などの影響で赤字になったことや、今後フリーランス法移行に伴うデジタル化などへの対応など、厳しい状況にあること、そうした状況を打開するために、努力を重ねていることが詳しく語られました。さまざまなボランティアなどの地域貢献、健康と生きがいを大切にした活動…改めて大事な組織だと実感します。
22人の方々が、長年の活動について表彰を受けられました。その代表の方の謝辞でも、自分の健康のために外に出ようとシルバーに入会し、たくさんの出会いがあり、ここまで来られた、と。シルバー人材センターの意義と役割を語られ、豊かな高齢期の在り方を考えさせられました。
私も来賓の一人としてお祝いの言葉を述べました。要旨は以下の通りです。
会長のごあいさつを聞き現状がよくわかりました
インボイスの影響やデジタル化への対応などに苦労が
総会の開催、おめでとうございます。表彰を受けられたみなさん、本当におめでとうございます。そしてみなさんと一緒に活動をしてこられた多くのお仲間のみなさんにも心からお祝いのことばを述べたいと思います。
会長のごあいさつを聞き、シルバーの現在の状況についてとてもよくわかりました。インボイス制度の影響やフリーランス法への移行に伴う課題など、苦労されていることについて、もっとできる支援が必要だと思いました。デジタル化などへの対応も必要とのことですが、それでもやはりシルバーの魅力は、事務局のみなさんを含めた人と人のつながりだと思います。そのことへの支援もすすめられるように、取り組んでいきたいと思います。
営利を目的としない公共団体
シルバーの目的と意義にふさわしい都の支援を
そもそも、シルバー人材センターは、働くことを通じて生きがいを得るとともに、地域社会の活性化に貢献する組織であり、営利を目的としない公共的な団体です。ほかに代えられない大事な組織です。シニア世代のみなさんが豊かな経験や知識を発揮し、健康で活動することを大事にされています。
今、東京都では、プラチナキャリアセンターを設置し、定年前の現役のころからの副業を支援するという仕組みをつくりました。私は、シルバー人材センターと競合しないのか、とても心配に思い、文書質問(都の答弁とともに後日掲載予定)も提出しました。都も、シルバーのすぐれた役割は認め支援するといっていますが、そうであれば、シルバーの目的と意義にふさわしいだけの支援がおこなわれなければならないと思います。そのことを今後も働きかけていくことをお約束し、また、みなさんが健康に気を付けながらますますご活躍されることを祈念し、お祝いの言葉といたします。ありがとうございました。
by hara-noriko | 2024-06-28 14:49 | 活動日誌 | Comments(0)