私の文書質問(2)黒目川への油流出問題   

私の文書質問
2つのテーマで

 2024年都議会第1回定例会で都に出していた文書質問に対して答弁がかえってきました。テーマは、(1)「アクティブChojuプロジェクト」について(2)黒目川への油流出問題について―の2つです。質問と答弁を一問一答の形で紹介します。今回は、黒目川への油流出問題についてです。

【原のり子のコメント】

東久留米市民の宝 黒目川
油が流れ込む事態が続いたため都に質問しました


 東久留米市を流れる黒目川。多数の湧水点があり、希少な生物・植物もあり、たくさんの鳥も飛来する。落合川とともに、市民の宝です。
 ところが最近、黒目川に油が流れ込む事態が頻発しています。市民の方から教えていただいただけでも、昨年6月23日、12月6日、今年の2月19日、3月16日に油が浮きました。都や市は川の環境を守るためにどういう対応をしているのか、原因究明をおこない、市民に注意喚起をきちんとおこなっているのか、を文書質問で問いました。原因究明は市が調査したが不明、と答える一方、都と市で連携して対応していくことに言及しています。しかし、原因を究明していくことについては明確な答弁をしていません。注意喚起も一般的です。地域の環境をまもっていくために、都として市と連携して積極的にとりくむことを引き続き求めていきます。

貴重な緑を壊していいのか 都知事選でも争点に
黒目川に2本の橋を架ける都市計画道路は中止を


 いま行われている都知事選で、神宮外苑再開発により貴重な緑を壊していいのかが大きな争点になっています。そんななかで、この黒目川に大きな橋を2本もかけて、都市計画道路を通そうという計画がすすめられようとしています。私たちが生活している身近な地域でも環境を守れるかどうか、重大な問題がおきているのです。気候危機打開が課題になっているときに、いまある緑を壊すことはありえないです。
 小池知事は、都市計画道路について、「見直すべきものは見直す」と当初は発言していました。しかし、ほぼ見直されてきていません。また、残念ながら、東久留米の場合、市民の反対や疑問の声があるなかでも、市が道路建設を推進する立場にたっているため、見直されていません。
 黒目川を守るためにも、都市計画道路建設は中止すべきです。まずは、立ち止まり、市民の声を聞くことを求めていきたいと思います。

【文書質問 黒目川への油流出について】

立て続けに油が流出
貴重な川を将来に引き継いでいくために質問する


 東久留米市を流れる一級河川、黒目川に油が流出する問題がひんぱんに起きています。昨年の6月23日は降馬橋近くの雨水溝から大量の廃油が流出、12月6日、2月19日、3月16日は楊柳川と黒目川の合流点に油が流出していました。住民の方が発見しています。昨年の6月23日の場合は、廃油を入れていたドラム缶を外に出していたため、そこに雨が流れ込んで漏出し、それを事業者が流してしまったことが原因だとわかり、事業者への注意と管の清掃がおこなわれました。東久留米市では、市の広報で、注意喚起の記事を掲載しました。しかし、その他の3回は原因がわかりません。きちんと原因を究明し、再発防止の注意喚起が必要です。
 この場所は、湧水点にもなっています。黒目川は、鳥も多く飛来し、希少な生物、植物が生きている貴重な川です。将来に引き継いでいくために、以下質問します。

黒目川の管理は都の責任
河川監察はどのぐらいの頻度でおこなっているのか


(質問1)
 黒目川の管理は都の責任ですが、河川監察はどのぐらいの頻度でおこなっていますか。そのなかで、今年度は、どのような課題があり、どのように対応しましたか。

(答弁1)
 都における河川監察は、河川法、海岸法、砂防法、砂利採取法、地すべり等防止法、急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律及び公有水面に関わる違法行為の取締り及び違反行為の排除を目的に、都管理河川において年1回以上行っています。この取締りの対象及び違反行為には、河川の水質を汚濁させる行為は含まれておりません。
 黒目川では、令和5年(2023年)9月に河川監察を実施しましたが、違法及び違反行為はありませんでした。

6月23日の油流出後
都はどんな注意喚起をしたのか


(質問2)
 6月23日の油流出後、東久留米市では広報で注意喚起の記事を載せましたが、東京都としてはどのような注意喚起をおこないましたか。

(答弁2)
 都は、広域自治体として九都県市で連携し、油等を海や川に流さないよう普及啓発を行っています。

原因究明、事故現場の対策、原因元への指導など
都と市の責任の所在はどのようになっているのか

(質問3)
 事故が起きた場合の原因究明、事故現場の対策、原因元への指導など
は、都と市の責任の所在はどのようになっていますか。

(答弁3)
 水質事故発生時の状況把握、規制対象事業者への指導等は、都と区市町村が連携して行っています。

12月、2月の油流出
どのような対応をしたのか

(質問4)
 住民の方が通報した12月、2月の油流出については把握していましたか。どのような対応をされましたか。

(答弁4)
 都は油流出を把握し、東久留米市と連携してオイルマットを設置して油の拡散防止及び回収を行いました。

原因究明
どのような対大生をしているのか

(質問5)
 原因究明すべきですが、現在どのような対応をされていますか。

(答弁5)
 東久留米市において原因の調査を実施しましたが、原因の特定には至らなかったと聞いています。

黒目川の支流に油が流れ込んだ可能性もある
原因究明と対策の責任の所在を明らかにしてほしい


(質問6)
 東久留米市議会でも議論されていて、そのなかで、「灯油のようなにおいがあった」ということも言われています。黒目川と落合川の間を流れる楊柳川は黒目川の支流です。楊柳川に油が流れ込んだ可能性もありますが、この場合の原因究明と対策の責任の所在を明らかにしてください。

(答弁6)
 公共用水域に油が流出した場合には、都と市とが連携して状況把握や拡散防止措置等を実施します。

河川の環境を守るために
都として注意喚起の広報が必要ではないか


(質問7)
 河川の環境を守るために、都としても、頻発している油等の流出について注意喚起の広報をすることが必要だと思いますがいかがですか。

(答弁7)

 都は、広域自治体として九都県市で連携し、油等を海や川に流さないよう普及啓発を行っています。

黒目川遊歩道 夏風景
私の文書質問(2)黒目川への油流出問題_b0190576_18474129.jpg
油が流出した黒目川(昨年6月23日)


by hara-noriko | 2024-07-04 18:59 | 東京都政 | Comments(0)

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