宮本徹衆院議員と一緒に都議・市議が政府要請
2024年 08月 09日
都民のいのち、人権、くらしにかかわって
この7~8月、日本共産党都議団は、都民のいのち、人権、くらしにかかわる緊急申し入れを東京都に対して連続して行っています。共産党都議団ホームページにすべてアップしていますので、ぜひご覧ください。
同時に、共産党の区市町村議員団と連携して、7月26日に「子どもたちの豊かな学校教育を求める要望」「PFAS(ピーファス=有機フッ素化合物)対策の強化のための、汚染源の特定と汚染実態の把握などを求める要望」「物価高騰・猛暑から都民のいのちとくらしを守るための緊急要望」「若者支援策の実施を求める要望」について東京都に提出し、一緒に要請しました。この内容についても、共産党都議団ホームページにアップしています。
衆院東京20区地域の都議と市議が政府要請
宮本徹衆院議員のコーディネートで
9日は、宮本徹衆院議員のコーディネートで、衆院東京20区(東村山市・東大和市・武蔵村山市・清瀬市・東久留米市)の関係する議員で、府省要請・レクを行いました。尾崎あや子都議と私も出席しました。
地域の市民の声や状況をふまえての市議のみなさんの話は説得力があり、とても勉強になります。担当職員のみなさんも、真剣に聞いてくださっていたと思います。
多彩なテーマ
地域の状況に応じて具体的に
主なテーマは、国民健康保険、障害福祉、生活保護、介護保険、小中学校施設改善、学校プールの改修、標準的な学校規模の考え方、教員配置、給食費無償化、副教材費用、公立図書館、路線バスの経営支援、緑地・公園整備に関する交付割合、都市農業振興、農地のソーラーシェアリング、PFAS。そのなかで、さらに、地域の状況に応じて具体的な項目を要請しています。
みなさんのやりとりのなかで、今、国で検討されていることや課題もいろいろとわかりました。注目したこと、感じたことから、いくつか紹介します。
国民健康保険の子ども均等割りの減免
自治体が拡充することは違法ではない
国民健康保険の子どもの均等割の減免について、国が未就学児の5割軽減を実施したが、さらに自治体が拡充することについては、「違法ではなく国からペナルティを課すようなことはない」との回答。
高すぎる国保税
国の姿勢はおかしい
高すぎる国保税。しかし、国は、都道府県化してリスク分散化させることができる、と。国保加入者は年齢が高く、所得が厳しい方が多いと認めながらも、国保税を抑えるために一般会計からの繰り入れをおこなうことを抑制する…本当におかしい。そして、改めて、東京都としても国保税の値上げを抑えるために役割を果たすべきだと痛感。
放課後等デイサービスの利用控え
「まだちゃんと把握していない…」と
放課後等デイサービスについて、利用控えが起きていることについて。3万7200円が利用料の上限になっている家庭で、上限まで使うことはできない。ほかの支援にもお金がかかり、きょうだいにもお金がかかるのに、放デイだけにかけられない。だから、本来利用したいだけの回数は利用できなくなっているのです。担当者は、「利用控えは起きない方がよい」「まだちゃんと把握していないのですぐ調査するとはいえない」と。
障害者の余暇活動・居場所支援
「命の問題という話も聞いたので持ち帰りたい」」
また、障害者の余暇活動・居場所支援について、「自由な時間をどうするかというイメージだったが、命の問題という話も聞いたので持ち帰りたい」と。余暇支援はとても深い問題。障害者権利条約にたって前に進めることが必要だと改めて。
厳しい福祉施設等の人材確保
人材紹介会社の手数料が高くて大変 人が育たない
福祉施設等の人材確保が厳しく、人材紹介会社からの紹介は手数料が高く大変。私も、今どこの福祉現場にいっても、この話になると伝えました。先日訪問したある保育園。昨年入った新卒の人3人がすべて人材紹介会社から。1人150万円ほど。手数料は給与の6カ月分。ちょうど6カ月たったら辞めてしまう人も。手数料の上限も決めてほしいし、これでは人が育たない。福祉の仕事の大切さ、本来やりがいがあるということをもっと大事にしてほしい。…などの意見交換をしました。
生活保護基準を見直してほしい
物価高騰のなか5年に1回の見直しでは間に合わない
生活保護基準の見直しを。物価も高騰しているなか、5年に1回の基準の見直しでは間に合わない。プロパンガスの家はガス代がとても高い。お風呂に入れないとの声も。都市ガスとの差を手当てすべきではないか。
学校プール
各自治体からの要望を受けて改修の費用など検討、と
学校プールについては、各自治体からの要望を受けて、改修の費用など検討をされている。一部改修もメニューに入れてほしい、などの要望が強く出されました。学校での水泳指導の大事さについても意見が。
学校の給食調理室のエアコン
「温度管理が大事だと思う」と政府の担当者
学校の給食調理室のエアコンについて、「給食調理室は温度管理が大事だと思う」との担当の発言は当然のことですが大事。
給食費無償化より学校の改修にあてたいという行政関係者も
「両方できるように国が支援すべきだ」の意見が
給食費無償化にかけるお金があるなら、学校の改修に充てたいと話す行政関係者もいる。どちらをやるかでなく、両方できるように国が支援をすべきとの意見。
公立図書館は現在3372館
過去最高の数
公立図書館は現在3372館。過去最高の数になっている!(清瀬は4館廃止するとの方針だが…)
学校統廃合、路線バスの経営支援、緑地保全
都市農業支援、PFAS…
このほか、学校統廃合、路線バスの経営支援、緑地保全、都市農業支援、PFASなど大事な問題がテーマに。PFASの調査の予定などもうかがい、濃度の高い地域の調査の大事さや自治体任せにしないことの大事さについて意見が交わされました。
宮本徹衆院議員が、地域の声をふまえて国会で論戦
国政・都政・市政の連携でとりくむ大事さを改めて実感
改めて、宮本徹衆院議員が、地域の声をふまえて国会で論戦していることを実感し、国政・都政・市政連携でとりくめることはとても大事だと思いました。今日学んだことを、生かしてがんばります。
(前列左から)
東久留米市のかもしだ芳美市議、清瀬市の穴見れいな市議、
東大和市の早川みほ市議、清瀬市の原田ひろみ市議、
東久留米市の永田まさ子市議
(後列左から)
東久留米市の村山順次郎市議、北村りゅうた市議、
原のり子、宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議、
清瀬市の佐々木あつ子市議、香川やすのり市議
by hara-noriko | 2024-08-09 23:28 | 活動日誌 | Comments(0)