品薄続くお米 緊急対策が必要です
2024年 08月 26日
主食であるお米が危機に
いま、お米の問題がとても深刻になっています。店頭でお米が大変品薄になっている。スーパーなどによっては、お米がまったくない。私たち日本人の主食であるお米が危機だということで、多くのみなさんが心配していると思います。
コメの減産を農家に押し付けてきた自民党政治
まちがった政策が根本に
自民党政府がお米を生産している農家に対してどんどん減産させる。こういうことをずっとやってきた。そのツケがきているわけです。農家のみなさんは、泣く泣く田んぼを減らして、お米を作らなくなっていきました。そういう自民党の間違った政策が、お米が足りない、品薄だというところに結びついてしまっているわけです。
店頭に米が十分に回るように
共産党国会議員団 政府に緊急対策を申し入れ
政府の備蓄米もあるのですから、これを流通させて、みなさんのお宅でお米が食べられるようにしっかりとすすめることが必要だと思います。日本共産党の国会議員団は8月23日、農水省に申し入れを行って、▽実態を把握し関係者の声を聞く▽店頭に米が十分に回るよう緊急対策を講じる▽価格保障や所得補償を抜本的に充実し、農家が安定して生産を続けられるようにする▽子ども食堂などへの備蓄米支給について、支援が行き渡るよう制度を改める―などを求めました。
減反政策を見直し
食料自給率を上げる政治こそ
お米がまったくないわけではなくて、この備蓄米も含めてちゃんと使って、みなさんのお宅にお米が届くようにする。そして、減反をしていくというこれまでの政策を見直して、食料自給率もしっかり上げて、主食であるお米を守っていくために農家のみなさんを支援していく。このことこそ今求められていると私は思います。
そのためにも、自民党政治を切り替えて、みなさんの主食であるお米や農産物を守っていく。自給率を上げていく。そうした政治に切り替えていきましょう。日本共産党は、そのために全力を尽くしていきたいと思います。
フードバンクや子ども食堂への影響も深刻
政府の支援が必要です
お米の問題は、みなさんのお宅にちゃんと届くようにしていくということと同時に、フードバンクや子ども食堂への影響をとても心配しています。こういうところでもお米が足りない。深刻な影響を及ぼしています。
子ども食堂を本当に頼りにしている、フードバンクでお米がもらえて助かった、こういう方々が多くいらっしゃいます。物価高騰のなかで、お米も含めて食品を買うことがどれだけ大きな負担になっているのか、そのことを実感します。子ども食堂やフードバンクが継続して続いていけるように、この点でもしっかりと政府の支援が必要だと思います。
フードパントリーが続けられない
家庭に余った食材がなく、提供できる食品が足りない
この東久留米でも、ボランティアのみなさんと市民のみなさんが力を合わせて、フードパントリーをずっと続けてきました。残念ながら、先日、いったんここで事業を休止することになりました。中心で活動されていたボランティアの方々にお話しをうかがうと、以前はそれぞれのお宅で余っている食材をフードパントリーに提供してもらおう、という形でやっていたけれども、生活も厳しくなっていくなかで、余った食材というものがない、なかなか食品自体が買えない、そういう状況になっている。そのためにフードパントリーに出す食品も足りない、という状況だそうです。
こういうところに政治の光りを当てる
本気で政治が乗り出すとき
生活が厳しい、困っているという方たちにとって頼りになるフードパントリーや子ども食堂などが本当に悲鳴をあげています。こういうところにこそ政治の光が当てられるべきではないでしょうか。こういう大事な問題をすべて民間のみなさん、ボランティアのみなさんに任せてしまっていて、政治が本気で乗り出さない。そういうなかで、こうした状況が生まれています。
米の品薄問題に自民党政治の失敗が表れている
誰もが安心して暮らせるように政治を転換させたい
米の品薄問題というのは、自民党政治の失敗が表れていると改めて思います。みなさんと一緒に、安心してご飯が食べられて、誰もが安心して暮らしていける、そういう状況をつくっていくために、きたる総選挙では日本共産党としても、市民と野党の共同を広げながら、政治を転換させるために力を尽くしてまいります。
by hara-noriko | 2024-08-26 22:24 | 活動日誌 | Comments(0)