「原のり子事務所ニュース」28号ができました
2024年 09月 05日
都議2期目も残り1年に
「原のり子事務所ニュース」28号ができました。都議として2期目の活動をスタートさせてから3年。現任期も残り1年となりました。この時点で活動をふりかえりました。とくに、お伝えしたいと思ったのは、都民こそ政治を動かしていること(1面)、この地域で国政・都政・市政を結んでとりくんでいること(2面)です。
問われる東京都の姿勢
1面を書きながら、改めて思ったことを少し書きたいと思います。
今期は、なんといっても、コロナ禍のなかでいのちを守ることが大きなテーマになりました。コロナ対策をすすめるために力をあわせてきました。しかし、そのさなかに、小池知事は都立病院の独立行政法人化(独法化)を強行し、多摩地域の保健所増設にも背を向けました。そして3月末に、ほとんどのコロナ対策をやめてしまいました。高齢者や障害者の施設からは、「PCR検査や抗原検査への支援を再開してほしい」と強く声があがっていますし、東京都医師会はじめ医師の方々からも、「コロナ治療薬への公費補助を」と声があがっています。
小池知事は、知事選直前の議会の所信表明で、「コロナとの1200日に及ぶ闘いは、都民の命と健康を守り抜くために全身全霊を傾けた日々でございました」と、もうコロナは終わったことにしていました。まもなくはじまる定例会ではどういう姿勢でのぞむのでしょうか。コロナ対策の補正予算は組むのでしょうか。
改めて思うこと 議会の役割の重さ
運動と結んで都政を前にすすめたい
改めて思うのは、議会の役割の重さです。知事の方針が通るかどうかは、議会で決まります。都立病院独法化も、コロナ対策を終了した予算も、自民・都ファ・公明の多数で決まっています。共産党都議団は、論戦、予算組み替え、条例提案などで、対案を示してきましたが、さらに、都民のみなさんの運動と結んで都政を前にすすめるため力を尽くします。そして、都民のみなさんが動かしている課題がたくさんあることを多くの方に伝えたいと思います。
by hara-noriko | 2024-09-05 15:04 | 東京都政 | Comments(0)