多摩地域の給食費無償化が前進 都民の声が動かす   

 毎週土曜日の駅前定例宣伝を続けています。21日の宣伝には、日本共産党の宮本徹衆院議員が駆けつけてくださって、一緒に訴えました。私のスピーチを紹介します。

早ければ10月中に総選挙か
比例は共産党、東京20区は宮本徹衆院議員


 早ければ10月中に総選挙が行われるのではないかという状況になってきました。私たち日本共産党は、みなさんと力を合わせて、みなさんの声が通る当たり前の政治、裏金の問題や統一協会の問題をきっぱり解決していく政治にしていくために、全力を尽くします。
 この地域で活動している宮本徹衆院議員は、これまで比例代表の枠で押し上げてきていただいていますが、今度はこの東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)から、市民のみなさんと野党共同の予定候補として押し上げていただけますよう、心からお願いしたいと思います。

都政に新しい変化
東久留米市・清瀬市で給食費無償化へ

 いま、都議会が開かれています。1つだけ報告したいと思います。
 ようやく給食費の無償化が東久留米市でも実現することになりました。市議会の総務文教委員会で「学校給食費の無償化を求める請願」の審査があり、そこで市長が発言して明らかになりました。委員会に出席していた北村りゅうた市議がいち早くその事実を伝えてくれました。
 清瀬市でも、給食費無償化をスタートさせるという方向での市長の答弁がありました。

大事だった東京都知事選挙
蓮舫さんが都政の焦点に押し上げた


 給食費無償化については、都知事選が本当に大事だったと改めて思います。
 私たちが応援しました蓮舫さんは、当選はできませんでしたけれども、給食費無償化の問題を真っ先に取り上げて、23区では実現しているのに多摩地域の子どもたちに格差がある、給食費無償化にまだなっていないところが多くある、多摩格差の対象として取り組まなければならない、と訴えて、都政の焦点に押し上げました。
 私たちもプラスターをつくって、給食費無償化を多摩の地域でも実現しよう、と呼びかけてきました。3期目に当選した小池百合子知事も、給食費無償化や子どもの医療費無料化について、多摩地域の自治体を対象にした市町村総合交付金を増額していくことを公約に入れました。

多摩地域を対象にした都の市町村総合交付金
これを拡充させて都が経費の8分の7を負担

 市民のみなさんがねばり強く運動するなかで、東京都は補正予算で今までの市町村総合交付金を拡充させて、都が8分の7を負担し市町村の財政負担を軽くして後押ししよう、ということになって、とうとう給食費の無償化実施という運びになりました。その金額は17億円。3学期の1月、2月、3月の3カ月の間、給食費無償化に取り組む自治体を支援する、すべての区市町村が給食費無償化に取り組んだとすれば、東京都が市町村総合交付金で支援し、市町村の負担を軽減する、というものです。日本共産党都議団は、来年4月以降も引き続き無償化ができるよう、都に継続と拡充を求めていきます。

子どもの医療費無料化
市民のねばり強い運動が知事を動かす

 都議会定例会初日に行われた小池知事の所信表明演説では、子どもの医療費無料化の問題でも、多摩地域の市長さんとの相談を加速化させて前にすすめる、という表明をしました。みなさんのねばり強い運動と声が、こうやって政治を動かしています。
 私たち日本共産党は、都議会野党第1党として取り組みを続けています。給食費も子どもの医療費も、くりかえし条例提案や質問を重ねてきました。私は、東久留米市議団、清瀬市議団のみなさんと一緒に、そして宮本徹衆院議員、地域のみなさんと一緒に、こうした課題に取り組んできました。給食費無償化、子どもの医療費無料化を確実に前にすすめるとともに、障害者医療費助成の拡充もいよいよまったなしであることを訴え、実現に取り組みます。

土曜日の定例宣伝で訴える宮本徹衆院議員(中央)
右は北村りゅうた東久留米市儀、左は原のり子
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私も訴えました
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by hara-noriko | 2024-09-22 22:57 | 東京都政 | Comments(0)

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