新しい政治をここから切り開く
2024年 11月 04日
新しい政治をここから切り開きたい
毎週土曜日に駅前で定例宣伝をしていますが、2日の土曜日は大雨に見舞われたため、3日の日曜日に延期しました。総選挙の結果、自民党・公明党が過半数割れとなりました。私は「新しい政治をここから切り開いていけるように努力していきたい」と訴えました。スピーチの関連部分を紹介します。
日本共産党と宮本徹候補へのお力添えに感謝
宮本さんは議席を失いましたが公約実現へ全力を尽くします
先に行われました総選挙(10月27日投開票)では、日本共産党に、また東京20区の宮本徹候補に、みなさんのお力添え・ご協力をいただきました。心から感謝を申し上げます。残念ながら宮本さんは議席に届きませんでしたが、10年間衆院議員をやってきて、バッチがなくても公約実現のために全力を尽くしていく、と決意表明をしたところです。私たち日本共産党の都議会議員団、そして市議会議員団は連携して、みなさんの声が実現できる、当たり前の声が通る、そういう政治をつくっていくために、力を尽くしていきたいと思います。これからも、日本共産党へ大きなお力添えをお願いできれば幸いです。
沖縄1区で赤嶺さんが再選
オール沖縄の力を結集して
今回の総選挙で日本共産党は、改選前の10議席から8議席に後退してしまいました。そのなかでも、沖縄1区はオール沖縄の力を結集して、日本共産党の赤嶺政賢さんが再選し、辺野古の新基地建設は力を合わせて止めていくんだ、という意思表示が改めてはっきり示されました。政治はやはり、力を合わせて変えていくものだということが沖縄の結果でも示されているのではないかと思います。
汚いカネにまみれた政治 裏金政治はごめんだ
これが総選挙で示された民意
選挙の結果をみなさんはどのようにご覧になっていらっしゃいますでしょうか。
まず、自民党・公明党が過半数割れをした。これは歴史的な大きな結果だと思います。汚いカネにまみれた政治はもうやめてほしい、裏金政治はごめんだ、そういう声が大きく沸き起こった。その結果ではないかと思います。
私たち日本共産党は、裏金問題を「しんぶん赤旗」でスクープし、国会で徹底追及してきました。さらに、みなさんご存じの通り、自民党から公認されなくなった非公認の候補者にまで政党助成金から2000万円ずつ自民党本部から配られていたことを「しんぶん赤旗」がつきとめて追及した。これが選挙中も大きな話題になり、「それはおかしい」という声がわきおこりました。
政党助成金2000万円ずつ
自民党本部が非公認の候補に配布
政党助成金は税金です。みなさんが納めた税金を日本共産党以外の政党が分け合っているものですが、この政党助成金から非公認の候補者にまで2000万円を配布していた。とんでもない事態がわかったわけです。慌ててお金を返したりするなどの動きがあったようですが、いまの自民党政治は変えなければいけない、という声が大きく広がった選挙になりました。そういうなかで、自民党・公明党が過半数割れになりました。
臨時国会 首班指名選挙に注目
総選挙結果を考えれば自民党政治と決別する
大事なのはここからです。いまみなさんもニュースを注目していると思います。近く開かれる臨時国会で首班指名が行われます。これがどうなるか。メディアでは、カギを握っているのが国民民主党だと取り上げられています。
その国民民主党は、自民・公明と部分的に連携していくんだ、ということを明らかにしています。首班指名の選挙では、立憲民主党の野田佳彦代表には入れない、としています。総選挙の結果を考えるのであれば、民意を尊重するというのであれば、自民党政治からちゃんと決別しよう、そのためには野党で一致して共同しよう、ということは必要なはずなのに、残念ながら国民民主党は自民・公明に手を貸してしまう。そのため、大きな批判が起こっています。
民意を尊重する政治が行われるのかどうか
ここからが非常に重要
自民党の汚いカネにまみれた政治はもうやめてほしい、裏金政治はもうごめんだ、これと決別する政治をしてほしい。これが選挙結果で示された民意ですから、私たち日本共産党はこれに応える態度をとっています。立憲民主党に対しても、一致点を大事にして力を合わせる立場も表明しているところです。
民意を最大限尊重する政治が行われるのかどうか。ここからが非常に重要ですので、私たち日本共産党力を尽くしていきたいと思います。
残念ながら日本共産党は議席を減らしましたけれども、企業・団体献金禁止をずっと以前から求めてきた政党です。政党助成金も受け取っていません。汚いカネ、憲法違反のお金、こういうものは受け取らないで活動する。それが日本共産党の姿勢です。
by hara-noriko | 2024-11-04 20:16 | 総選挙 | Comments(0)