怒涛の都議会 真っ最中   

予算特別委員会に向けて調査続く
共産党から4人の都議が質問


 怒涛の都議会第1回定例会中です。現在予算特別委員会(予特)に向けて質問チームのメンバーとして、質問者と一緒に調査をしています。予特では、12日=白石たみお、13日=曽根はじめ、福手ゆう子、14=日斉藤まりこの各都議が、質問をおこないます。ぜひ、ご注目ください!
 以下、若干のこの間の報告をします。

厚生委員会で補正予算の質疑
ようやく福祉施設、医療機関への対策が出ました


 3月3日は、厚生委員会で補正予算に対する質疑を行いました。共産党都議団は、物価高騰対策に対する予算を立てるよう、繰り返し求めてきましたが、ようやく福祉施設、医療機関への対策が出されました。食材費、光熱費、燃料費などです。今回は、児童養護施設をはじめとする、社会的養護施設も対象になりました。一歩前進です。しかし、学童保育は相変わらず対象になっていないことをはじめ、対象も規模も課題が残っています。物価高騰対策は本当に切実です。その切実さにかんがみ、賛成しつつ、いっそうの拡充を求めました。

国の補正予算による福祉職員の処遇改善
都の一層の努力を求める


 国の補正予算による、福祉職員の処遇改善についても、保育士は4月にさかのぼって、毎月の給与が改善されますが、障害・介護サービス施設の職員は1回限りの一時金。しかも、介護職員の人数で金額が決まるので、すべての職種を対象にすると金額が引き下がることにもなってしまいます。また、学童保育の職員は対象にしていません。もっと国の足りない部分をカバーするような改善をすすめるべきです。これも賛成はしつつ、都の努力を求めました。

共産党都議団が2つの条例提案
国民健康保険の18歳までの均等割保険料(税)ゼロ円条例
東京都中小企業者賃上げ応援助成金条例


 3月4日は、今定例会に、共産党都議団として提出する条例案のうち、国民健康保険の18歳までの均等割保険料(税)ゼロ円条例と、東京都中小企業者賃上げ応援助成金条例について、記者会見をおこないました。くらしを応援するために、多くの会派に賛同いただけるよう、よびかけています。

補正予算案を採決する本会議
物価対策などには賛成 問題点も指摘

 
 3月6日は補正予算の採決をおこなう本会議。物価高騰対策などの内容には賛成ですが、重大な問題点についても共産党として指摘しました。補正予算に、東京アプリ活用・普及キャンペーンがもりこまれました。これは、物価高騰対策ではありません。スマホとマイナカードを持っている人だけが、7000ポイントをもらえるというものです。これに800億円かけるといいますが、その分を物価高騰対策にまわすべきではないでしょうか。しかも、マイナカードへ誘導しようというやり方は問題です。なんと、与党会派からも、すべての都民を対象にしてほしいと要望が出されるという状況…。

公債費会計の補正予算案には反対
都民が苦しんでいるときに何を優先するか

 また、都債の繰り上げ償還の前倒しに816億円を使う予算も出されました。都民が苦しんでいるときに、何を優先するのかと本当に疑問です。この公債費会計の補正予算には、共産党は反対しました。

都議会厚生委員会で質問
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条例案の提案を記者会見で発表
(左から)清水とし子都議、藤田りょうこ都議、里吉ゆみ都議、
原のり子、福手ゆう子都議
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by hara-noriko | 2025-03-07 23:23 | 都議会 | Comments(0)

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