みなさんの努力と奮闘に学んで
2025年 07月 30日
私の気持ちをお伝えしています
都議選、参院選とつづいたこの夏。共産党後援会が開いてくださった「つどい」に参加して、みなさんの努力と奮闘に学び、私の気持ちをお伝えしています。清瀬市でひらかれた「つどい」でスピーチした内容を紹介します。
都議選で3期目の議席をかちとる
ありがとうございました
都議選(6月)、参院選(7月)と連続して大きな選挙があって、この地域ではみなさんのお力で押し上げていただきました。都議選では、3期目の議席をみなさんと一緒にかちとることができて、本当にうれしく思っています。ありがとうございました。
参院選挙 吉良よし子さん
清瀬でも東久留米でも1位の得票
参院選挙では、東京選挙区候補の吉良よし子さんの得票が清瀬では1位でした。得票率は12.7%なんですね。1位だった4つの自治体(文京区・清瀬市・東久留米市・狛江市)でトップです。すごいなと思います。
私としてうれしいのは、都議選は清瀬市と東久留米市(北多摩4区)が選挙区ですから、東久留米市でも1位だったというのは、みんなで力を合わせて都議選を勝ち抜いた力が参院選挙に結びついたのだと思います。この地域の市民のみなさん、なんといっても党と後援会のみなさんの力、ねばり強い力を実感することになりました。これからも力を合わせてがんばりたいと思っています。
吉良よし子さんの得票
全都 562443(8.1%)6位
清瀬 4788(12・7%)1位
東久留米 7236(12.5%)1位
共産党 比例は2議席にとどまる
得票は286万4738票(4.8%)
参院選挙の結果は、比例が残念ながら…という結果で、「がっかり」という方も多いと思うんです。比例代表の得票は286万4738票、得票率4.8%でした。比例で5議席を目標にしましたが、2議席にとどまりました。
いろんな方にお話を聞くと、共産党を応援していた人たちでも、今回は他の党に入れた、という人もいらっしゃいます。そういうなかで、参政党などのひどさがあまり伝わっていない人たちもいらして、「消費税を減税する、と参政党が言っていたから、新しい党だし入れてみた」という声も聞きました。その部分だけ切り取った情報が伝わって、新しい政党に入れてみよう、というふうになった人もいらっしゃるのだなあ、ということを感じています。
日本共産党の比例得票
全国 286万4738(4.8%)
東京都 44万8646(6.4%)
清瀬 4005(10.6%)
東久留米 5547(9.5%)
みなさんが模索している
そのなかで自公が過半数割れに 歴史的です
それだけ国民のみなさんが模索している、ということだと思うんです。模索している中でも、自民党・公明党を過半数割れにしたというのは、すごいことだと思います。共産党にストレートにこなくても、今の政治のあり方は変えたい、と多くの人が思って、いろいろ模索をしながら他の政党に入れてみたり、入れて失敗したと思ってみたり、いろんな状況が生まれて、衆議院でも参議院でも自公が過半数割れになったのは歴史的だと思います。
共産党の姿をもっとわかりやすく伝えたい
たくさん声かけをしていきます
模索している、悩んでいる人たちも含めて、共産党の姿をもっとわかりやすく伝えて、政治を本当に変えるために力を合わせましょう、とたくさん声かけをしていきたいと思っています。
新しい都議会がスタート
市民と野党の連携をさらに強めて
7月23日から新しい都議会の構成がスタートしました。8月8日に臨時議会を開いて、議長や副議長、委員会の所属などを決めます。
今回、都議会第1党は都民ファーストになりました。前回の都議選と同じ数の議席を獲得しました。その次が議席を大きく減らした自民党(22議席)なんです。立憲民主党の会派は、立憲が推薦した人たち、無所属や生活者ネットの人たちも含めて1つの会派(22議席)になるということで、自民党と並びます。その次が公明党(19議席)で、その次が共産党(14議席)です。国民民主党が9議席、参政党が3議席です。あとは2人会派、1人会派となります。
いろいろ動きはありますが、臨時議会の結果などをお知らせするなかでお知らせしたいと思っています。野党連携を強めて、議会運営が民主的にすすむようにがんばりたいと思っています。給食費無償化、シルバーパスの負担軽減、子ども医療費無料化などを実現してきたのは、野党が市民の運動と結んで共闘してきた力なんです。この経験を積んできたことが重要なので、ますます市民のみなさんと野党の連携を強めていきたいと決意しているところです。
「夫も息子も原さんに入れましたよ」
「大接戦」の話を聞いて家族に声をかけて
実は、参院選のときに、はっとしたことがありました。駅で宣伝していると、たくさんの人に「都議選、おめでとう」といっていただきました。「原さんと会いたかった」といってくださった方は、いつも私を応援してくれている人でした。私はてっきり、家族ぐるみで応援していただいていると思っていました。その方は、「原さんに絶対に伝えたいと思って」とおっしゃるんです。「今回は、私だけじゃなくて、夫と息子が入れたのよ」って。「夫はなかなか選挙に行かない人なんだけど、原さんが接戦だと聞いて、『原さんに入れるよ』と言ってくれた。選挙に行ったことがない20代の息子も投票に行ったわ」という話でした。あっ、そうなんだと思いながら、うれしかったです。
なぜこの方がみんなに声をかけようと思ってくれたのかというと、事務所から電話がいって、「大接戦なんです」という話を聞いてびっくりして、家族に広げてくださったそうです。
接戦で競り勝つとはこういうことか、と
みなさんがぎりぎりまで奮闘してくださったから
接戦で競り勝つというのはこういうことか、と思いました。こうした家族のなかで声かけがなければ競り負けていたかも知れないんですよね。みなさんが地域で声をかけてくださって、ぎりぎりまで奮闘してくださったから浮上したんだな、と実感したんです。
参院選でも、東京選挙区の吉良さんは6位でしたから、当落線上の大接戦だったんですよね。「吉良さんは大丈夫」というのがあふれていましたけれども、この地域では大激戦だった都議選の経験を経て、疲れがあるかなでもみんなが力を出して吉良さんを押し上げたことは大成果だと思います。
こうした経験に確信をもちながら、いい政治状況に変えていくために力を尽くしたいと思います。
◇ ◇
みんなで意見を出し合って
次につながるヒントがある
私は、「選挙で感じていることがたくさんあると思います。それをぜひ出し合って、前向きに進んでいけるようにがんばりたいと思います」と発言して、みなさんのご意見をうかがいました。
「都議選でがんばったことが参院選につながった」「比例を伸ばしたい」「手ごたえを感じた」「市民運動の広がりが選挙につながった」などたくさんのご意見を聞かせていただきました。
足りなかったことばかりでなく、よかったことも出し合うことが大事だと思いました。そこに、次につながるヒントがあるのではないでしょうか。


by hara-noriko | 2025-07-30 11:25 | 活動日誌 | Comments(0)

