終戦・被爆80年 私の決意   

日本共産党清瀬市議団
恒例の終戦記念日街頭演説に私も参加


 8月15日、日本共産党清瀬市議団恒例の「終戦記念日街頭演説」に、宮本徹・前衆院議員と一緒に参加しました。佐々木あつ子市議、香川やすのり市議、穴見れいな市議が訴えたあと、私と宮本さんがスピーチしました。
 佐々木あつ子市議は、司会を務めながら、戦争で亡くなった方の6割が餓死、戦病死であったことに触れ、戦争を二度と起こしてはならない強い思いを。
 穴見れいな市議は、被爆2世としてこの夏改めて家族と自分を見つめ、平和と核兵器廃絶へ歩みを進めていく決意を。
 香川やすのり市議は、清瀬は非核宣言都市であることから、ガザやウクライナの状況にも触れ、反戦平和を心をこめて。
 そして、宮本徹・前衆院議員は、侵略戦争と植民地支配の誤りを繰り返さないために、事実を語り継いでいくこと、そして戦後がずっと続くようにアメリカいいなりから脱却することの必要性などを訴えました。
 以下、私の訴えを紹介します。

戦後80年 被爆80年
二度と戦争を起こさない


 きょうは、戦後80年、被爆80年、本当に節目の日です。改めて、みなさんと一緒に、二度と戦争を起こさない、だれも殺し・殺されることのない平和な社会を築いていきたいと思います。憲法9条をしっかり守って生かしていくこと。そして、日本は唯一の戦争被爆国ですから、一日も早く核兵器禁止条約を批准して核兵器を廃絶していく。その取り組みをみなさんとご一緒にすすめていきたい、その決意をまず最初に述べたいと思います。

石破首相 戦争への「反省」を口に
2021年以来、歴代首相が口にしなかった言葉

 きょう、石破茂首相が全国戦没者追悼式で追悼の言葉を述べている様子をテレビで見ました。そのなかで、2012年以来、歴代の首相が口にしなかった戦争への「反省」という言葉を口にされました。「反省」という言葉を2012年以来、歴代の首相がひとこともいわなくなっていた、このこと自体が本当に問題ですが、今回、石破首相が「反省」という言葉を追悼の言葉の中に盛り込んでいました。これは大事なことだ、と私は受け止めました。

何を反省するのか
反省してどうしていくのか


 ただ、同時に、何を反省するのか、反省してどうしていくのか、このことが問われていると思うんです。

国立ハンセン病資料館の「戦争とハンセン病」
この夏2回、展示を見てきました


 私はこの夏、国立ハンセン病資料館を2回訪ねました。いまちょうど、「戦争とハンセン病」という特別展示がおこなわれています(8月31日まで)。ハンセン病資料館としては、こうした展示は初めてだと聞きました。一度見ただけでは十分に把握しきれないところもあったので、もう一度行ってきました。
 ハンセン病資料館は、東京都東村山市青葉町にありますけれども、清瀬市竹丘と隣接していますから、清瀬駅からバスで行ける距離です。

差別され隔離され、人権が蹂躙され続けてきた
結婚したければ断種手術がおこなわれて…


 このハンセン病資料館で、常設展示と併せて見ていただくと、戦争の中で差別がどう広がっていったのか、このことがよくわかると思いました。私自身、知らないことがたくさんあって、もっと勉強しなければならないと反省させられました。
 ハンセン病はうつる病気ではないのに差別され、隔離され、ずっと人権が蹂躙(じゅうりん)され続けました。療養所では、結婚したければ子どもをつくらないように断種手術がおこなわれ、もし妊娠したらすぐに堕胎(だたい)させられる。そういうことがおこなわれていました。療養所の夫婦には、プライベートな安心できる場はまったくありませんでした。そういう人権侵害がおこなわれていたわけです。

植民地下 朝鮮の療養所では
懲罰のための断種手術や拷問が


 これだけでも胸が痛い。今回、ハンセン病資料館の特別展示で学んだことは、植民地下にあった療養所の過酷さです。台湾や朝鮮にも療養所があります。朝鮮の療養所では、結婚すると決めた夫婦には断種させることだけではなく、懲罰として断種手術をおこなう。こういうことがやられていたことが展示に書かれていました。さらに、断種手術をする手術台の写真も展示されていました。
 さらに、焼きごてを体に押し付けるなど、懲罰が非常にひどかった。拷問がおこなわれていた。植民地下の療養所では、日本の療養所以上に過酷な状況だったということが展示でよくわかりました。

ハンセン病に対する偏見・差別
それに加えて民族差別、思想統制も


 ハンセン病に対する偏見や差別だけではなくて、さらに民族差別もここにのっかって、本当に過酷な拷問や差別・偏見がずっと続いていた。そのことを知って胸が締め付けられました。
 戦争の中でこの差別がどんどん激しくなっていった。さらに、思想統制もおこなわれていた。たとえば、植民地下の療養所では、思想や信条・信仰とはまったく関係なく、神社を参拝するように強制するなど、さまざまな思想統制もおこなわれていたそうです。
 植民地下のこうした差別を、そのなかで戦争が拡大していった事実を、私たちみんなが学ばなければいけないことだ、と改めて思いました。

「反省」を口にするなら
植民地支配による侵略戦争を反省することが必要

 きょう、石破首相が戦争の「反省」を口にしましたけれども、植民地支配による侵略戦争を反省する立場をしっかりと表明することが求められているのではないか、と思いました。
 戦争というのは、差別から始まり、差別を利用して拡大してすすんでいく。この事実がハンセン病資料館の特別展示にもあらわれている、と思いました。
 人権を侵害する。一人ひとりの人生を奪っていく。こういう戦争は二度と起こさない。その決意を、きょう8月15日にみなさんとともに新たにしたいと思います。みなさん、戦争のない社会をご一緒につくっていきましょう。こころから呼びかけたいと思います。

戦争への道を許さない
差別を許さない


 さきほど、市議のみなさんからもお話があったとおり、7月におこなわれた参院選挙では、外国人を差別する排外主義、本当にひどい言葉が吹き荒れる状況になりました。私たちは、それは絶対に許さない立場でみなさんと一緒に声をあげました。
 改めて、戦争への道を許さない、差別を許さない、このことをみなさんと共有していきたいと思います。

憲法9条を守る
日本だけではなく世界の平和を守るためにも


 最後に私は、憲法9条を守ることについて、ひとこと訴えます。
 憲法9条を守り生かす。このことがいま本当に求められていると思っています。日本の平和を守るということだけではありません。世界の平和を守るためにも憲法9条を守り生かすことが重要だと思います。
 9条の冒頭には、「国際平和を誠実に希求し」という立場が明確に書かれています。二度と戦争を起こさない。どこの国にいる人たちも戦争に巻き込まれない。そういう社会をつくっていく。そのためにも、憲法9条がうたっている内容を世界に広げていくことが今ほど求められているときはないと思います。

憲法9条を守る立場で国際平和を求める
政府はこの立場を表明すべきです


 ガザの状況を見ても、子どもたちや市民のみなさんが命を奪われている状況が変えられていません。日本政府も、一日も早くパレスチナの国家承認をおこない、憲法9条を守り生かす立場で、国際平和をしっかり求めていく、そういうことを表明すべきだと強く思います。

反戦平和を貫いて103年
この立場を一歩も譲らずみなさんと一緒に行動し続けます

 日本の平和、みなさんの平和を守り、世界中みなさんの平和を守っていく立場に立つことが今ほど求められているときはない。そのことを心から訴えたいと思います。
 日本共産党は、103年の歴史をもち、反戦平和を貫いて、みなさんと一緒に取り組んできた政党です。これからもこの立場を一歩も譲らず、みなさんと一緒に行動する、その決意を申し上げまして、私の訴えといたします。ありがとうございました。

日本共産党清瀬市議団の終戦記念日街頭演説
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佐々木あつ子市議
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穴見れいな市議
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香川やすのり市議
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宮本徹・前衆院議員
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原のり子
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by hara-noriko | 2025-08-16 20:45 | 活動日誌 | Comments(0)

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