国も都も、コロナ対策に本気で取り組むとき   

コロナ感染者 全国で10週連続増加
東京でも増加傾向に転じています


 新型コロナウイルスの感染が広がっています。東京では先々週、若干下がったという報告がありました。ところが今週の発表では、予想通り感染者が上昇傾向になっていることが明らかになっています。全国的には、コロナの感染者は10週連続で増加しています。 私の周りにもコロナに感染した方が増えています。先日は、40代の方が激しい喉の痛みとひどい咳で、仕事をしばらく休まなければならない状況になりました。「基礎疾患もないのに、こんなに重たいとは思わなかった」という声も届いています。「仕事をやめざるを得なくなった」「休まざるを得なくなった」という後遺症の方々もたくさんいらっしゃいます。

暑さ対策と同時にコロナ対策を
感染しないようにする 感染を広げないようにする

 いま、暑さ対策と同時に、コロナ対策も欠かせない状況です。
 重症化リスクの高い方がたくさんいらっしゃいます。後遺症で苦しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。コロナに感染しないようにする。コロナの感染を広げないようにする。国も都も対策の手を緩めてしまいましたが、今こそ対策を強めていく必要があると思います。

基本的な感染対策
都はその発信さえしていない


 1つは、基本的な感染対策。混雑しているところ、換気の悪い場所などでのマスクは有効だと専門家も指摘しています。換気やマスクの着用を推奨していく。都はこうした発信をほとんど行っていませんので、その必要性を提案しているところです。

検査や治療薬が高すぎる
都は自己負担の軽減を


 2つめには、コロナに感染したときの治療薬の自己負担が非常に重いので、自己負担を軽減していくことが求められています。私がお話を聞いた方は、「治療薬が高いので使いません。家で寝ています」とおっしゃっていました。コロナの検査にもお金がかかっています。東京都や国が、自己負担を軽減していくことがどうしても必要です。

ワクチンでは若干の前進が
しかし、あまりにも不十分

 東京都はいま、コロナが広がっているなかで、10月から始まるコロナワクチンの定期接種について1000円自己負担を軽減すると発表しました。定期接種は、65歳以上の方と60歳から64歳までの基礎疾患のある方が対象です。
 国が何も補助をしなくなったなかで、東京都がたとえ1000円でも自己負担軽減をすることは大事なことだとは思いますが、あまりにも不十分です。
 コロナワクチンは、1回1万5000円程度かかります。そのうちの1000円を軽減するだけでは間に合いません。都は、区市町村が自己負担軽減をした場合に、そこに1000円上乗せすると説明していますが、区市町村がどのくらいの負担軽減をするのかにかかってきます。そうなると、地域間格差が出てしまいます。しっかり検討していくことが必要です。
 都のコロナ対策は不十分だといわざるを得ません。基本的な感染対策、検査や治療薬の負担軽減を本気になっておこなうべきです。

コロナで入院しなければならなくなったときのために
都立病院などでベッドを確保しておく必要があります


 コロナで入院しなければならなくなったときに、都立病院などでちゃんとベッドを確保しておくことも必要です。
 コロナが緊急事態だったときを思い出していただきたいと思います。「入院できる病院がなくて本当に困った」という声がたくさんありました。障害者のみなさんたちが声を上げて、都議会に陳情を出してくださいました。都と交渉するなかで、コロナで入院するときは障害特性に応じてちゃんと受け入れをしてほしいと求め、その陳情が趣旨採択される状況になりました。その結果、都議会で、障害者のみなさんを都立病院でしっかり受け止める、という答弁がされました。
 都立病院は、独立行政法人化したといっても、感染症など不採算だが命にかかわる分野(行政的医療)はきちんとおこなっていくことが使命ですので、改めて、きちんと対策がとられるように求めていきたいと思っています。

毎週土曜日夕方の定例宣伝で
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by hara-noriko | 2025-09-01 12:31 | 東京都政 | Comments(0)

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