3つのテーマで文書質問を提出しました
2025年 11月 07日
質問の全文を紹介
都議会第3回定例会の最終日に、文書質問を都に提出しました。テーマは(1)平和事業について(2)バス停のベンチと上屋(屋根)設置について(3)都営住宅の環境改善について―の3つです。今回は、質問の全文を紹介します。東京都から答弁がくるのは、第4回定例会初日(12月)の予定です。答弁がきたら質問と答弁の全文を改めて紹介します。
【原のり子のコメント】
今期最初の文書質問は、この間、清瀬・東久留米地域のみなさんから寄せられている声に学んで、質問にしました。
(1)について・・・清瀬も東久留米も、市民のみなさんがねばりづよく平和の取り組みを続けています。こうした取り組みを都として支援していくこと、とりわけ、子どもたちに引き継ぐ努力が必要です。質問を機に、さらに調査もおこなっていきたいと思っています。
(2)(3)について・・・両方とも、とても切実な問題です。担当課に質問の趣旨を伝える中で、わかってきたこともあります。答弁は先になりますが、問題解決へ、早速とりくみを強めていきたいと思っています。
以下が、文書質問の全文です。
痛苦の体験を引き継ぐことが重要な課題に
大事なことは歴史の事実を学び、共有すること
2025年は戦後・被爆80年です。今年の夏は、例年以上に、各地域でさまざまな平和のとりくみがおこなわれました。戦争を体験された方々が高齢になり、その痛苦の体験や思いを、戦争を知らない世代がしっかり引き継いでいくことが、重要な課題となっています。最も大事なことは、歴史の事実を学び、共有することです。
清瀬市のピースエンジェルズ
都としても子どもや若者が参加できる取り組みを
清瀬市では、1995年から毎年、ピースエンジェルズ(児童・生徒広島派遣)事業を実施しています。市のホームページには、「広島において、直接過去の事実を体感することによって、戦争の悲惨さや人命の尊さを再認識し、戦争の事実を風化させることなく、平和な社会を創造していくことのできる力を育てることを目的にしています」と書かれています。公募によってあつまった小中学生たちが、広島に行き被爆者のお話しを聞いたり、平和記念資料館などの見学をおこない、学んだことを「平和祈念フェスタin清瀬」で報告しています。今年もすばらしい報告でした。子どもたちは口々に、広島に直接行き、現地を見て、被爆者のお話を聞いたことが本当によかった、平和の大事さを伝えたいと話していました。
都としても平和事業を実施していますが、戦争を風化させないということが焦眉の課題となっているなか、この機会に子どもや若者が主体的に参加できる内容に充実させていくことが必要だと考え、以下質問します。
質問1 戦後・被爆80年という節目の年にあたり、東京都としての平和事業を充実させてほしいと考えますが、東京都としての平和事業にとりくむ意義、目的、実施状況をお聞かせください。また、東京都戦没者追悼式及び東京都原爆犠牲者追悼のつどいを実施していると認識していますが、これらの事業の実施状況をうかがいます。
質問2 東京都が実施している平和事業において、区市町村との連携はおこなわれていますか。
質問3 都内の区市町村において、自治体の予算による平和事業にとりくんでいるのはいくつあるか把握していますか。また、東京都の補助はおこなわれていますか。
質問4 そのなかで、子どもや若者を被爆地等に派遣するとりくみをおこなっている区市町村はどのぐらいありますか。
質問5 戦争を語り継ぎ、風化させず、平和を守っていくために、子どもや若者を対象にしたとりくみをおこなう区市町村を都が支援すること、そして都としても新たなとりくみを実施することを求めますが、見解をうかがいます。
質問6 自主的な団体や町会・自治会などで、戦争の悲惨さや平和の大切さを語り継ぐことにとりくんでいる団体もあります。これらの団体の要望を聞きながら支援し、また体験談などの財産を行政として引き継いでいくことも大切だと思いますが、見解をうかがいます。
「待っているのがつらい」「ベンチをおいてほしい」の声が
私の地元、清瀬・東久留米地域は、多くの市民が民間路線バスを利用しており、日々の生活で欠かせないものとなっています。ただ、ベンチや屋根がないバス停も多く、高齢者や障害者、妊婦さんなどからは、「待っているのがつらい」「ベンチをおいてほしい」と声が寄せられます。また、屋根もないため、酷暑や雨のなかのバス待ちはとても過酷です。
バス会社がベンチ、屋根などを設置する場合
足立区は費用の半額を補助 都も実施してほしい
足立区では、昨年度から、「足立区路線バス停留所環境整備補助事業」を実施し、ベンチ、屋根、バスロケーションシステムデジタル表示機器設置をバス事業者が実施する場合、かかる費用の半額か200万円(いずれか低いほう)の補助を行うとしています。また、既設の交換や撤去費用も対象としています。
都としても、自治体間格差がでないように補助制度をつくることが必要ではないでしょうか。
質問1 都営交通では、ベンチや上屋の設置をどのようにすすめていますか。また、今年度の個所数、予算はどのようになっていますか。
質問2 民間バスには都からの支援はありませんが、独自に補助を実施している区市町村もあります。どのぐらいあると把握していますか。
質問3 ベンチや上屋の設置を実施しようとする区市町村への都の支援を行い、自治体間格差が生まれないようにすべきと考えます。いかがですか。
都営住宅 空き室のベランダなどに鳩が巣をつくる
糞や騒音 東京都が対応すべきではないか
都営住宅の空き室のベランダや、入院等で人が不在の部屋のベランダなどに、鳩が巣をつくり、近隣の人たちが鳩の糞や騒音などに悩まされている事例があります。「自分の責任ではないのに、なぜ何も対応してもらえないのか」「個人でやれる対策は限界がある」などたくさんの声が寄せられています。空き室や長期不在の部屋のベランダに入るわけにもいきません。都が対応すべきではないでしょうか。
徳島の県営住宅では公社が防鳥対策
都民がお金を負担して対策を取る自体は早急に改善を
全国を見ると、徳島県の県営住宅では、「空き家のベランダについては、現状を確認の上、必要に応じて公社で防鳥対策を行っている」とのことです。人の部屋のベランダにくる鳩被害から、自宅を守るためにお金を負担して対策を取らなければいけない実態は、早急に改善すべきです。よって、以下のことについてうかがいます。
質問1 鳩による被害について、どのぐらい相談が寄せられ、対策についてどのように話していますか。
質問2 空き家のベランダや、入院等で人が不在の部屋のベランダの見回りをおこない、公社で清掃、及び防鳥対策を行うべきですが、いかがですか。
質問3 都営住宅居住者で希望する方には、防鳥ネットなどの対策グッズを無料で配布することが必要だと思いますがいかがですか。
この問題を放置することは、衛生上問題があり、健康被害が起きてしまってからでは遅いと思います。居住者の健康を守るために、一日も早く対策をとることを求めます。

by hara-noriko | 2025-11-07 20:42 | 東京都政 | Comments(0)

