バス停のベンチや屋根の設置をすすめるために 文書質問から
2026年 01月 09日
2回目は、バス停のベンチと上屋(屋根)設置について
私の文書質問と都の答弁を紹介します。2025年6月に都議会議員選挙がおこなわれ、私にとって3期目がスタートしました。その最初の文書質問です。都議会第3回定例会(9月議会)で都に提出していた質問に対して第4回定例会(12月議会)で都の答弁が返ってきました。質問のテーマは、▽都の平和事業について▽バス停のベンチと上屋(屋根)設置について▽都営住宅の環境改善について―の3つです。テーマに分けて、質問と答弁を一問一答の形で紹介します。2回目は、バス停のベンチと上屋(屋根)設置についてです。
【原のり子のコメント】
都営バスについては、東京都が予算を組んで、ベンチと屋根の設置を進めています。しかし、清瀬市・東久留米市は都営バスはなく、民間バスです。民間バス路線についても、何らかの支援はないのか、と清瀬市の香川やすのり市議から話があり、都市整備局にたずねたところ「ない」とのことでした。
福祉のまちづくりの観点から
都は区市町村に2分の1の補助ができる
そこで、今回、文書質問をおこなうことにしました。すると、福祉局の「地域福祉推進区市町村包括補助事業」を活用することが可能であることがわかりました! 福祉のまちづくりのための整備費を区市町村が補助する場合、都も2分の1の補助を行うことができる。バス停のベンチや屋根に活用することも可能、ということです。福祉のまちづくりの観点からの補助を活用できることは大事だと思いました。しかし、まだ、残念ながら活用実績がないようです。これを機会に、ぜひ、活用の検討を呼びかけたいと思います。
あわせて、区市町村のなかで格差が生まれないよう、補助の充実も求めていきたいと思います。
答弁はまともにかみあって答えていないのは本当に残念ですが、包括補助についてくりかえし述べている点は注目されます。今後につながるのではないかと思います。
以下が質問と答弁です。
「待っているのがつらい」「ベンチをおいてほしい」の声
屋根がないため、酷暑や雨のなかのバス待ちはとても過酷
私の地元、清瀬・東久留米地域は、多くの市民が民間路線バスを利用しており、日々の生活で欠かせないものとなっています。ただ、ベンチや屋根がないバス停も多く、高齢者や障害者、妊婦さんなどからは、「待っているのがつらい」「ベンチをおいてほしい」と声が寄せられます。また、屋根もないため、酷暑や雨のなかのバス待ちはとても過酷です。
足立区が補助制度を実施している
自治体間格差がでないよう都が補助制度をつくる必要が
足立区では、昨年度(2024年度)から、「足立区路線バス停留所環境整備補助事業」を実施し、ベンチ、屋根、バスロケーションシステムデジタル表示機器設置をバス事業者が実施する場合、かかる費用の半額か2000万円(いずれか低いほう)の補助を行うとしています。また、既設の交換や撤去費用も対象としています。
都としても、自治体間格差がでないように補助制度をつくることが必要ではないでしょうか。
都営交通 ベンチや上屋の設置
どのようにすすめているか
(質問1)都営交通では、ベンチや上屋の設置をどのようにすすめていますか。また、今年度の個所数、予算はどのようになっていますか。
(答弁1)都営バスでは、停留所の上屋やベンチについて、歩道の幅員、支障物や埋設物の有無、ご利用状況等を勘案し、関係者の理解も得ながら整備を進めています。
令和7年度(2025年度)は、上屋やベンチの整備費として約2億3200万円の予算を計上しており、上屋30棟、ベンチ30基の新設・建替などを行う予定です。
民間バスに独自の補助をしている区市町村
都は包括補助により区市町村を支援している
(質問2)民間バスには都からの支援はありませんが、独自に補助を実施している区市町村もあります。どのぐらいあると把握していますか。
(答弁2)都は、民間事業者等に対し福祉のまちづくりのための整備費を補助する区市町村を、包括補助により支援しています。
区市町村への都の支援を行い
自治体間格差が生まれないようにすべきだ
(質問3)ベンチや上屋の設置を実施しようとする区市町村への都の支援を行い、自治体間格差が生まれないようにすべきと考えます。いかがですか。
(答弁3)都は、福祉のまちづくりのための施設整備に取り組む区市町村を、包括補助により支援しています。

by hara-noriko | 2026-01-09 11:57 | 東京都政 | Comments(0)

