2011年 11月 08日 ( 1 )   

TPP(環太平洋連携協定)への参加にストップを   

 11月5日、「TPP(環太平洋連携協定)参加許すな!都市農業は必要!」と題して、東京農民連の講演会が行なわれました。会場の清瀬市コミュニティプラザひまわりは、椅子も追加するほどの満員となりました。
 メーンの講演は、武蔵大学の後藤光蔵先生。テーマは「都市と支え合う都市農業の構築」。そもそも、都市に農業はいらない、という位置づけだったが、それが必要だと変化してきたこと。都民の意識も大きく変化してきたこと…をていねいに検証。そのうえで、都市農業の特徴に触れられました。
都市農業の多面的機能
 都市農業の「多面的機能」(防災、環境保全など)が注目されていることについて、後藤先生は「その多面的機能も農業生産があってはじめて発揮される」ことを強調。そして、都市農業が必要であることを制度化すること、存続が可能になる税制度に改革すること、の必要性を述べられました。
 練馬区で15年間体験農園を運営している白石好孝さん、東京農民連副会長(清瀬市在住)小寺理一さんのお話しは、厳しいなかでも工夫を凝らし、希望をもって都市で農業を営んでいる様子がよくわかりました。
 今日の講演会は、一番最初に全国農民連の斎藤常任理事よりTPPをめぐる状況についてお話しがありましたが、その内容とあわせて、都市農業のすぐれた実践そのものが、TPPに参加すべきでない、ということをわかりやすく教えてくれました。
TPPで食料自給率は39%から13%に急落
 TPPは、農産物などの関税をゼロにし、農業生産を成り立たなくさせてしまう…。農水省も食料自給率は39%から13%に急落する、と試算しています。また、医療など、国民生活全体に大きな影響を及ぼします。野田首相はこの11月、ハワイで開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議までにTPP交渉への参加を決めようとしています。国民不在の暴走にストップをかけられるよう、声をあげていきましょう!

                発言する東京農民連副会長の小寺副会長
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by hara-noriko | 2011-11-08 15:39 | 活動日誌 | Comments(0)