2011年 11月 22日 ( 2 )   

来年度予算で馬場市長に申し入れ   

 11月21日、来年度予算要望について、馬場市長に申し入れ、懇談しました。全部で108項目です。
市民の要望をしっかり行政に伝える
 以前、他会派の議員から、「こんなに予算つけられるわけないのに」という意見が寄せられたりしましたが、私は、市民のみなさんの要望を聞きとりそれをきちんと伝えていくことは大切な議員の役割だと思っています。もちろん、すぐにできないこと、優先順位はどうするか、など議論や検討が必要です。しかし、「できそうもないことだから要望しない」というのでなく、市民がどういう要望をもっているのか、行政にしっかり把握してもらうことも大切だと思うのです。
いくつかを紹介すると
 懇談のなかから、いくつか紹介します。「→」の前が要望の内容、「→」の後ろが市長の意見です。
 *『地方消費者行政活性化交付金』を活用するなどして、食品の放射能汚染測定器の購入を。→ 他の自治体の動きも出ている中、教育委員会とも話しあっていきたい。
 *軽度の要介護者を介護サービスから外さないこと。→ 多摩の他市もおおむねはずさない状況。慎重に取り扱う。
 *「活動センターかなえ」の早急な施設改善を。→ 市としても最重要案件。来年の7月までには間に合わせたい。
 *みなみ保育園廃園・民設民営化は中止を。→ 大変申し訳ないが、保護者への説明は持てていない。なんとか接触できるようにしたい。
 *保育室・認証保育園・家庭福祉員の認可保育園との保育料格差の是正を。→ 財源どうするか。これからの予算編成の中で検討する。
 *学校教室へのエアコン設置。→ 国の補助がなくても進めていくが、国にもひきつづき要請する。
 *8小の閉校にともない、運動場のナイター設備がなくなった。六仙公園内への設置ができないか検討を。→ 六仙公園は東京都が防災公園という位置づけにした。市の意見を要請していく。
 *イオン誘致の見直しを。→ 見直しは申し訳ないができない。イオンの説明会の不十分さなどは、今後も市民の側に立って改善を求めていく。
 *コミュニティバスの実現を。→ アンケートでの実態調査を行ないながら、市民参加ですすめる。
 *家具転倒防止器具取り付け助成の継続を。→ 1800人の枠に2400人の申し込みがあり、600人が受けられなかった。申し訳ない。引き続き要望していく。
 *旧保健福祉センター跡地は、全面売却でない検討を。→ 市民利用も含めて考えていきたいが、建物が使えないなかでどうするかもう少し検討。
 *旧大道幼稚園の利活用について。→ 12月議会まえにとりまとめて説明したい。
 このほか、下水道料金の値上げ・減免措置の縮小について慎重に取り扱うべきであると、強く要請しました。

                馬場市長(左)に申入書を手渡す共産党市議団
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by hara-noriko | 2011-11-22 20:17 | 市政報告 | Comments(2)

保育のあり方を考える市民討論会の意義   

 11月19日、「東久留米の保育のあり方を考える市民討論会」(主催=東久留米保育問題連絡協議会)が開かれました。あいにくの冷たい雨のなか、約50名もの参加! 子どもたちも20名ほど参加し、とっても良い雰囲気。子どもたちのかわいい声が聞こえるなか、熱い議論が交わされました。
共産党市議団から3人が参加
 「ぜひ市民の意見を聞いてくだ下さい」と市議会議員全員にご案内もいただき、日本共産党市議団は、篠原重信さん、永田まさ子さん、私が出席(村山順次郎さんは、被災地でのボランティア活動中のため欠席)。他の会派から、白石玲子議員、間宮みき議員が出席されていました。
 そもそも、「保育のあり方検討委員会」を設置して、市民参加で今後の保育のあり方について検討することは、馬場市長の公約でした。当初は、市長も予算案にのせていました。自民・公明などの「修正」により、予算がゼロになり、設置が困難になったことは事実です。しかし、その後市長は、6月議会において、みずから「あり方委員会」の予算を取り下げてしまい、今後の保育のあり方は、「新システム」のなかで検討する、としてしまいました。
残念な行政側からの出席ゼロ
 ですから必然的に、みなみ保育園の廃園・民設民営化は「あり方委員会」での話し合いなしに推進することになりました。これは、まったくの公約違反です。
 今回の市民討論会は、市が「あり方委員会」を実施しないなか、市民の手で実施しよう、そこに市長にも来てもらい意見を聞いてもらおう、という趣旨で開かれています。市長や担当部長・課長にもご案内したということでしたが、結局行政側の出席が一人もなかったということは残念でした。
東久留米の保育の良さを豊かに語った参加者たち
 内容は、本当に充実していました。20人ほどの発言がありましたが、どの発言も胸を打つものでした。私が、保護者・市民のみなさんはすごいな、と思うのは東久留米の保育の良さを豊かに語れることです。
 「決して、東久留米の公立保育園が完璧ということではない。すばらしい保育だけど、意見もある。そこを話しあって積み重ねてきていることが大事」
 「子どもの気持ちの受けとめ方を本当に教えてもらった。ルールだからだめ、としてしまうのでなく、まず、子どもの気持ちを受け止めて一緒に考えてくれる保育園」
 「東久留米の公立保育園は、見映えをよくしよう、ということとは無縁で、本当に子どもたちにとって大切なことを積み重ねている。こういう保育園は貴重だと思う」
 子どもを真ん中に、保育者と父母が一緒に考えながら保育をつくりあげていることの大切な意味がよくわかります。
市民の気持ちをなぜ市役所が感じ取ってくれないのか、と
 大切な指摘もいくつもありました。
 「民営化の理由に財政が厳しいことをあげるが、やりくりのなかで削ってはいけないものはなにか、大きな道路はがまんしてほかにまわすとか、もっと市として何を大事にするのか、を考えていってほしい」
 「みなみ保育園を市民がよい保育園だといっているのに、なぜそれを市役所が感じ取ってくれないのか」
 「市は廃園じゃない、保育園の数は変わらないというが、その保育園の歴史と日々のつみかさねをなくしていくことは“廃園”だ」
 「市民説明会に配られた資料と異なる公募要領になっているのはおかしい」
私も12月議会でとりくみます
 最後に、「傍聴してくださった議員のみなさんにも、ぜひ今後の議会で生かしてほしい」と司会者のお話しもありましたが、本当にそうだと思います。子どもたちが安心して保育を受けられる環境をこわす廃園・民設民営化は見直すべきです。待機児のお母さんをはじめ何人かから、「みなみ保育園は残して、新規の保育園を増設してほしい」と。この討論会で学んだことを短い文章ではなかなか語り尽くせませんが、12月議会で取り組んでいきたいと思います。
 なお、以前のブログで公募要領の問題(引き継ぎの問題)を指摘しましたが、11日の法人募集の説明会において口頭で補足する、と担当から回答がありました。私は、「きちんと説明されたのかどうかは、12月議会で質問します」と伝えました。私は、もちろん廃園・民設民営化に反対ですが、どんな局面においても、子どもたちに大きなしわ寄せがいかないように、必要な意見は述べていくべきと思っています。ひきつづきとりくみます。

                         スズメ(黒目川)
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by hara-noriko | 2011-11-22 16:14 | 活動日誌 | Comments(0)